若山陽一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ静かに、しかし大きく変わりつつある日本。「カイシャは(一度)なくなる」。個人から見た「働き方」、カイシャからみた「雇い方、育て方」は大きく変わる。
今まであることが普通だった会社のあり方が変われば、「経営論」も変わる。
私の仕事で言えば、事業再生も変わる。どのように会社(事業)を残すか、ということだから。事業承継も変わる。これも、どのように会社を継続するか、残していくか、ということだから。
個人の自己実現をどうやっていくか。
そして会社は人を会社という枠の中に囲い込んで何ができるのか。会社として付加価値をつけていく、ということがこのまま仕組みとして温存されるのか。
シャ -
Posted by ブクログ
ネタバレまえがきと目次を読んだだけで心が折れそうになった。それだけ内容が重たそうで、自分にとって衝撃的だった。
なんとか読み進めれば、結構真っ当なことが書いてあった。
納得したのは、「新しい経営、新しい働き方へと転換できなければ、会社はますます硬直化し、低成長・低収益が恒常化」というところだった。確かに、今のままではいけないなあと。
求められる、進むべき人材像としては、この1個前に読んだ『最高のリーダーは何もしない』と同じことを言ってるな後感じた。そっちの方がだいぶ分かりやすく書いてあったけど。
マネジメントを目指すかスペシャリストを目指すか決めあぐねてる自分にはぐさっと刺さった。 -
Posted by ブクログ
「今の【会社】という形式は、一旦2024年ですべて消滅する」
こんな衝撃的な話から始まる。
確かに、今のこの会社の状態を維持出来ないことを、みんな何となく感じ取っているはずだ。
その漠然とした感覚を明確に説明している。
「社会の変化」「働き方の変化」「グローバル化」「人口増加」「IoT」「人工知能」・・・
あらゆることの未来図を考えると、現在の会社のほとんどが、今の状態を維持出来ないという。
それは当社も同じかもしれない。
普通に考えて、既存業務が8年後も同じ状態とは思えない。
そして今は稼げてない業務が会社の柱になっているとは思えない。
結局、会社は形を変えて、次の状態に変化しているはずであ -
Posted by ブクログ
ネタバレ"価値観は社内ではなく社外で創られる時代になったという点、その一環の業務を行なっている私にはかなりしっくり来る内容だった。
社外のリソースをどう活かすか、はたまた、その活かされる役割である場合は何を提供できるかは今後のポイントの一つになりそう。
体験談から、マインド面の解説まで幅広い内容で、多くの気付きがある一冊。
これからの時代の働き方を考えさせられました。
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◆社内で価値を創る時代から、社外で価値が創られる時代になった
⇒社外の場所・人間からアイディア・資産が産まれる
例)Airbnb
場所と人をつなぐマッチングの場を提供
⇒「安く快適に