池澤春菜のレビュー一覧

  • ヒミツのヒミツの猫集会

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    猫集会をテーマにした文とコラボの写真集。
    ・猫のカラー写真 沖昌之
    ・エッセイと物語     「毛玉」前田司郎  
       「化身」池澤春菜  「猫をやめたい」いしいしんじ
    ・解説「猫集会の科学」今泉忠明
    猫たちは何処へ行くの?何故集まっているの?
    なんだか不思議な猫集会をテーマにした写真とエッセイ、物語。
    そろそろかな・・・行こう!・・・一緒に・・・挨拶して・・・集まる。
    三々五々集まって・・・猫集会・・・時が経ち・・・解散・・・またね!
    そんな感じの猫たちの写真が並ぶ合間に、猫集会をテーマにした
    エッセイ、物語が顔を出します。最後に猫集会の研究の話。
    集会?な場面の猫たちの様子は、等間隔だっ

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    2021年01月09日
  • ぜんぶ本の話

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    中学校のお友達のキヨちゃんのお父さんが半村良だった、というエピソードに「へぇ」3つ。
    (キヨちゃんは苗字の略だったようで)

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    2020年10月28日
  • ぜんぶ本の話

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    本をたくさん読む人たちは、もちろんどんな才能があっても、本が好きという立場ではわたしたちと同じところに立ってくれる。読書というのは贅沢な趣味だな!!池澤夏樹さんの読書エッセイも絶対好きだと思うから読みたいし、こういう人たちのセレクトショップには信頼が置けるので、河出の全集も少しずつ揃えられたらなと思いました。

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    2020年07月11日
  • SFのSは、ステキのS

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    池澤春菜さんのSFに纏わるエッセイ。
    『乙女の読書道』が非常に面白かったのでこちらも。

    これは、ある程度SFをよくご存知で
    既読の本がたくさんある方の方が面白いかも。

    SFの作品紹介にとどまらず、SFと距離の近い
    サブカルのいろいろに、たくさん言及してらして
    それからSFへの発想や、作品との連想を
    広げておられるので。

    池澤さんの書かれている内容が、ツーカーでわかる
    程度に知識量があれば、お腹を抱えて笑って読めた
    だろうと想像がつきます。

    但し!私のような、ちょろっとしかSF読んでない
    ヒトであっても、大丈夫。

    最後の脚注…用語集が素晴らしいSFガイドになって
    います。『乙女の読書道

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    2017年12月06日
  • SFのSは、ステキのS

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    SFマガジン連載のエッセイ。COCOさんの4コマ漫画も楽しい。

    毎晩寝る前に少しずつ読む。
    池澤父もまさか娘がここまでのSF者のなるとは夢にも思わなかったに違いない。どれだけのめり込むかで楽しみの深さも違ってくる。のめり込んだ者が勝ちというかハッピー!の典型ではないか、と最近のめり込めない自分を振り返り思う。

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    2016年11月27日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    筒井康隆 中条省平 NHK出版
    フィクションの超越者
    別冊100分de名著
    脱走と追跡のサンバ 家族八景 
    七瀬ふたたび エディプスの恋人
    エロチック街道 虚航船団
    等の作品紹介と解説
    兎も角多岐にわたって多作
    SF作品としての代表作は
    「48億の妄想」だと思うけれどね
    ここにはタイトルしか出てこない

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    2025年09月21日
  • わたしは孤独な星のように

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    菌類のミクロ(ナノ?)の世界から宇宙まで。途中、ついていけない話もあったけど独特な世界に惹き込まれた。キノコやもえたまの話が好きかなーと思ってたけど、私的に、最後にとても素敵な話が待ってた。

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    2025年07月27日
  • おかえり台湾 食べて、見て、知って、感じる 一歩ふみ込む二度目の旅案内

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    人生はじめて台湾渡航したのが今年の3月。
    そのときは2泊3日で九分や十分などの著名な観光地を早足で回っただけで終わってしまった。それでもあぁ、なんとなく優しくて落ち着くいい国だなという印象が残ったので、また行きたい、もっと知りたいと思っていた。そのときに出会った本。

    古い建築、茶藝、漢方、若者に人気のお店などなど、ガイドブックには端っこのほうにのっているような場所が詳しく紹介されている。
    次行ける機会があれば、まずは台北を街ブラして、台湾の歴史が街にどう蓄積しているのかや、同年代の人たちがどんなことを考えて感じているのかを知りたい。
    そのときは民宿Airbubにもチャレンジしてみようかな。

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    2025年05月02日
  • SFのSは、ステキのS+

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    『ミッシング』・『プリンプリン物語』を初めとして長く語り継がれるピノチェトのクーデターは遠い南米の年中行事という認識だった
    小泉「痛みを伴う」改革で成功例として言及されたチリは格差を放置した結果、本書で語られた暴動に発展したというのがSFとは関係ないが一番の驚き

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    2025年04月30日
  • わたしは孤独な星のように

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    SFだけど人間味もあり、
    冷たさと温かさとか、色相環の反対色同士とか、
    相反するものか混がざりかけて
    マーブル状態になっている
    そんな物語たちでした。

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    2025年04月21日
  • 子供の詩の庭

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    ロバート・ルイス・スティーヴンソンさんという有名な?詩人さんの本とな。

    子どもの視点、というか、子どもの目線、というか、で書かれた詩で、不思議な話だったり独創的な発想だったり、どれもこれも子どもらしさみたいなのを感じられる。
    可愛くもあり、そう見えるんだーっていう独特感もあり、でもそれでいて現実的というか、夢は夢、現実は現実的を意外に分かってるんだな、みたいなのが多い印象でしたん。

    個人的には、
    「お日さまの旅」の話と「ぼくの家では」の話が、あ、そう考えるんだーって思わされて驚きでしたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2025年04月14日
  • ぜんぶ本の話

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    ネタバレ

    こんな話を父娘でできるのって素晴らしい。
    児童文学の話はどうにかついていけたが、SFのところは置いていかれた。
    夏樹さんの歯に衣着せぬ物言いは気持ちいい。
    『マシアス ギリの失脚』貪るように読んだなー。
    お二人の作品、福永武彦の本、読みたい本がまた増えた。

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    2025年02月17日
  • わたしは孤独な星のように

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    七編からなるSF短編集。バリエーションが楽しめる。「あるいは脂肪でいっぱいの宇宙」、「宇宙の中心でIを叫んだワタシ」のダイエット女子×宇宙続きもの、「糸は赤い、糸は白い」が特に良かった。

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    2025年01月13日
  • わたしは孤独な星のように

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    美しい表紙に魅了されて読んだので、内容は想像していなかったが、想像していたとしてもこの超SF感は想像を超えてくると思う。

    個人的には1話目「糸は赤い、糸は白い」が好きだった。
    菌類を脳に埋め込むことが常識になった世界。
    思春期を迎えた少年少女には選択の時が訪れる。

    ミステリアスで少しロマンチックなお話だった。

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    2025年01月12日
  • ぜんぶ本の話【毎日文庫】

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    ひたすらいろんなジャンルの本の感想や簡単なあらすじを会話している本
    自分があまり読まないジャンルも出てくるのでなんとなーく面白そうだな読んでみようかなという気持ちになった
    ただ淡々と話が進んでいくのでまあ対談形式の本ではあるのでしょうがないが特にここは面白いな、などは思わなかったので星3
    読み返しはしないかなぁ…

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    2025年01月11日
  • わたしは孤独な星のように

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    オーディブルで聴いた。

    短編集。不思議で非現実的な話が多くて途中ついていけなくなったけれど、ダイエットしても痩せない話が途中まで面白かった。

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    2024年12月28日
  • ぜんぶ本の話【毎日文庫】

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    親子で好きな本の話の対談なんて
    おもしろい企画ですね。

    全体的には自分の好き嫌いと
    ちょっとズレているのだけれど
    そこも逆におもしろかった。

    児童文学からSF、ミステリーまで
    かなりたくさん紹介されています。
    索引、章ごとじゃなくて
    五十音順かなんかで引けるように
    してほしかったなぁ。

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    2024年11月24日
  • わたしは孤独な星のように

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    昔、新井素子を読んだときのように、これは女のコ(良い意味です)でなければ書けないなあと思わされる作品から、SFならではの自由さにクラクラする作品まで、たいへん楽しく読みました。ずっと気になっていたSF者を、SF作家としても追いかけることができるようになったことを喜びたい。

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    2024年10月27日
  • わたしは孤独な星のように

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    短編小説、計7作。
    書店で見かけ、同姓同名か?と思ったら、声優の池澤春菜さん御本人だった。
    作家としても活動されていたとは、驚いた。
    全体的にSF色が強いが、それもそのはず、クラブの会長を務めるほどにそちらへの造詣が深いようで、さらに驚いた。

    7作のうち5作は、どこか退廃的な雰囲気が感じられる、センチメンタルな作品。
    特に冒頭の「糸は赤い、糸は白い」は、女の子同士のリアルな感情が描かれつつも、背景は強くSFであり、不思議な雰囲気だった。

    残り2作は、文章のノリからして明らかに毛色が違うライトノベルのような作品。
    ここで「微レ存」なんて言葉を見ることになるとは思わなかったし、節々にオタクさ加

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    2024年09月21日
  • わたしは孤独な星のように

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    著者初の小説集 
    って日本SF作家協会の元会長じゃないの?

    まあそのへんよく知らないけど本を出してなくても会長になれるんだ ふーんって感じ

    著者は声優さんでもありその辺りの舞台裏経験を絡められた短編2作はかるく読めて面白かった

    あと表題作の茸の話は最近の流行りらしい百合SF小説なのかな 面白かった

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    2024年07月15日