木部智之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・成否は「最初に腹をくくれるかどうか」で9割決まる。
〇:腹をくくり覚悟を決めている
×:いざという時の逃げ道を作っている。(「自分は被害者だ」と思ったらそこで負け、他責にならない)
・「トラブルの原因は何だと思う?3つ教えて」、仮説を考えていないと答えられない。
・犯人探しが無意味な理由
(1)犯人を間違ってしまう可能性が大きいから(色々な人の主観は正しいとは限らない)
(2)たとえ犯人がわかっても、その人にだってプロジェクトで活躍してもらわないといけない
・ビジネスパーソンが仕事の期限を守る動機は2つだけです。
(1)プロとして期限には必ず仕上げる、と言うモチベーション
(2)期限を過ぎると怒られるから、遅れないようにやろうという気持ち(9割の人がこちら、それを考えると、期限を超えたときには指摘をしないといけない、ということが分かると思います。)
・長年の炎上経験から、「すみません」「申し訳ありません」という言葉を安易に発しなくなった。理由はシステム開発の契約形態にあり、自分たちの品質などに落ち度を認めてしまうと、それはどんなに時間とコストがなかったとしてもやらざるをえない状況においこまれてしまう可能性が高くなる。
・ただし本当に実害を伴う問題が起きたときには、すぐに謝る。原因は推測しない。原因がわからないうちに原因の可能性にまで言及してしまうと、余計なアクションを課せられることがあるから。この時真面目な人ほど「いつまでには報告します」と言い添えなくては、思うものですが先走って期限を切ると自分たちの首を絞めることになる。期限を求められなければ期限を宣言せずに「追って報告します」といって済ませますし、「報告します」と言わない事もあります。やらなくてもい仕事は増やさない事。
・できるリーダーはみんな姿勢がいい -
Posted by ブクログ
良書 わかりやすかった
あなたは最近、こんな悩みにぶつかっていないでしょうか?
頭の中がごちゃごちゃで、なかなか仕事が前にすすまない
次から次へと問題が起こって、スケジュールが遅延している
アイデアがでてこない
上司から、膨大なデータを整理しろと言われて困っている
問題がうまく解決できない原因は、たったひとつ。複雑な問題を、複雑なまま考えているからです。
⇒複雑な問題を一瞬でシンプルにしたいなら。紙に、2本の線を引いてみてください。
あらゆる物事を一瞬でシンプルに整理することができます。
⇒問題は、シンプルにしないと解決できない
問題は、書き出すことで解決が速くなる
複雑な問題をシンプルに「構造化」し、書き出して「見える化」する。
デカルト 困難は分割せよ
ビル・ゲイツ 問題は切り分けろ
ダ・ヴィンチ シンプルさは究極の洗練である
立ち止まることの大切さ
⇒動き出す前に情報をシンプルに整理し、可視化することで、結果的にやるべき作業の総量が激減する
すぐにやる とは、速くやる は違う
最速で問題解決する原則
①考える枠を決める
②全体像を捉える 何を実行し、何を捨てるのか、取捨選択をするためには、全体感がわからないと適切な判断ができない
③ムダに考えない 一番よくないのは、なんとなく全部を考えること
簡単な図にできないかを考える ⇒ 優秀な人ほど、アウトプットで出てくる図は極めてシンプル
2軸思考5つのメリット 考えるスピート、伝えるスピードが速くなる
①悩む時間がなくなる
②即断即決できる
③新しいアイデアを生み出せる
④わかりやすい説明ができる
⑤わかりやすい資料を速く作成できる
仕事の基本IPO
INPUT 入力
PROCESs 処理
OUTPUT 出力
2軸フレームワークを作る3つのステップ
①考える目的に合わせて枠のタイプを決める
・マトリクス
・4象限
・グラフ 折れ線グラフ、棒グラフ、ヒストグラム、パレート図、構成比率棒グラフ、ウォータフォールチャート
②タテ軸とヨコ軸を決める
・要素
・流れ
③枠に情報を埋める
・定量情報 数字
・訂正情報 数字以外
2軸フレームワークを作るポイント
①手書きで思考
②ノートは、方眼横向き
③どんなに複雑でも2軸に
④わからなかったら、とりあえずマトリクスに
⑤思考のベクトルを意識
マッキンゼーの空・雨・傘
空 事実認識
雨 事実解釈
傘 判断
事象を洗い出すときは、定量的なデータがあればそれを用いる
スケジュール通りに進める ⇒ 遅れたスケジュールをとりもどす
スケジュールの遅れをとりもどす3つの方法
①クラッシング 人を投入する
②ファーストトラッキング 時間を投入する
③やるべきタスクをやめる
標準偏差 ±1シグマ 68% ±2シグマ 95% をカバー
パレート図で主力商品を特定 2:8の法則
伝える
コミュニケーションミスで失うもの 時間 そして 品質
伝え方3原則
①短く ②構造を意識して、③イメージで 伝える
伝えるステップ
①ピラミッド構造で伝える内容を決める
②伝える順番を決める
③A4紙一枚
報告するのに、言いたいことを紙で図にしてみる⇒ 書けないことは伝えられない
資料の良し悪しを決めるのは、見た目ではなく内容
良い資料とは、読んでわかる資料よりも、一目見てわかる資料を作る
わかりやすい資料とは
①構造を明確にする
②8割手書きでつくる
③バイアス:自分はこうしたい、こうすべきだ を主張する
資料作成のステップ
①エッセンスを洗い出す
②粒度や分類をまとめ構造化する
③伝える順序をきめる
④図解する
⑤パソコンで清書する
資料の見た目をきれいにするというテクニックがあるに越したことはありません
複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
著:木部 智之
紙版
CONTENtS
はじめに
Prologue 「複雑なまま」考えていないか?
【Part1 基礎編】
Chapter1 「線を2本引くだけ」で、すべてが解決する
Chapter2 「2軸フレームワーク」の作り方
【Part2 実践編】
Chapter3 2軸で「問題解決」する
Chapter4 2軸で「伝える」
Chapter5 2軸で「資料作成」する
EXTRA Chapter 2軸フレームワークカタログ
ISBN:9784046020093
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1400円(本体)
発売日:2017年12月01日初版発行 -
Posted by ブクログ
プロジェクトの理想的な進め方を記した本は世の中に数多くあれど、いざ炎上した時の対応方法が書かれた本は意外と少ない。しかし、ほぼ全てのプロジェクトで予想外のトラブルは必ず起きる。そして大半の現場では残業なり納期調整なり、もしかしたらテスト工程を省くなりで何となく凌いでいるのではないかと思う。もちろんこの本を読んだだけで明日からすぐ火消しが出来るようになるわけではなく、その局面に立って実践経験を積む必要はあるわけだが、それでも理論と実践的・具体的な術があるのと無いのとでは全然違うと思う。自分はプロジェクトマネジメントで一度失敗してしまい、先月から文字通り出直し的にPMの仕事に再挑戦している。本書を片手に火種の段階で消しながら進んでいきたい。
-
購入済み
仕事を効率化するための教本
仕事の効率化についてこんな裏技があったのかと驚くテクニックがたくさん載っている本です。
PCのショートカットキーについては、ここで読んだことを早速仕事に使いかなり役立っています。
他には仕事を効率化するための質問の仕方や時間と労力の捉え方などかなり参考になることが多いです。一分一秒を無駄にしないという著者の気迫が伝わってくる良本です。また何回か読み返します。 -
Posted by ブクログ
日常的に仕事が山積みの人が、どうやって量も質も維持しながら高速で仕事をこなすか、その実務レベルの話です。
私自身、本当に忙しかったことがあり、その経験で習慣化したことが結構書かれていて、共感したり苦笑いしたりでした。
「エレベーターの扉が閉まるのに時間がかかるので、先に閉めるボタンを押してから行き先階のボタンを押す」これは笑った。本当に仕事が忙しかった時は私もそうでした。そして以前に読んだ他の本でもこれが書いてあって、それを読んだ時も笑った。本当に些細なことで下らないと思うかもしれませんが、1分1秒が惜しいとそうなるんです。
ここに書かれている内容で私が今後できることと言ったら、PCを使う際に極力マウスを使わないことでしょうか。仕事が速い人はマウスをあまり使わないというのは前にも聞いたことがあります。実際マウスを使うたびにキーボードから手が離れるのは面倒だし、ここに載っているものは知らなかったことが多いのでやってみようかなっと。あとは万年筆。ゲルインクのペンでも書き始めに色がつかないことがあって、イラッとするのが嫌なので。でも太いのは邪魔なので細いのがあれば。
本気で仕事のスピードを上げたい人、今困ってはいないけれどもそういうことに興味のある人にお勧めです。残業続きで、こんなのやってらんねーよ、人が足りないんだよと思っている人には不向きです。
上の意向に従わざるを得ない入社2、3年目だと実践的には無理なこともあると思います。準備不十分な会議は開始しても止めるなんて、参加者の多数がそう思っていても主催者レベルの人でなければ無理ですし。
最後に。忙しいと言わないこと…これって結構大事ですが、他人から忙しいと思ってもらえないとどんどん仕事が増えてしまうということになり、「忙しい人に仕事が集まる=既にかなり忙しい人なのにさらに忙しくなる」現象を呼び起こしてしまうんですよね。くれぐれもご注意くださいませ。自分にできる最善を尽くしましょうってことで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
仕事が速い人と遅い人の決定的な差は、タイピングの速度や作業スピードではなく、作業に入る前の「段取り」や「見えない下準備」の緻密さにある。外資系企業の最前線で大規模プロジェクトを成功させてきた著者が、手戻りをゼロにして最短距離で成果を出す実践的ノウハウを体系化。「着手前に目的と完成イメージを徹底的にすり合わせる」「仕事を分解してスケジュールを可視化する」「関係者への根回しと先回りの情報共有」「集中を途切れさせない環境づくり」など、表舞台には見えない舞台裏での55の工夫を解き明かす。
所感・深掘り
「速さ=作業のスピード」という思い込みを鮮やかに覆し、本当のスピードとは「無駄なやり直しや迷いの時間をいかにゼロにするか」であると教えてくれる、極めて実践的で実直な一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「仕事に着手する前の『合意形成(すり合わせ)』にかける時間の重要性」だ。仕事が遅い人ほど、指示を受けるとすぐに作業に取り掛かり、後から「頼んだものと違う」と大幅な手戻りを発生させてしまう。一方、本当に仕事が速い人は、作業を始める前に「この仕事の真の目的は何か」「誰に向けて、どの程度の完成度が求められているか」を相手と入念に確認し、骨子(ラフ)の段階で一度確認を挟む。この「最初のひと手間」を惜しまないことこそが、結果として最も速く、確実な成果に繋がるのだと再確認した。
また、「人を巻き込む段取り力」についての指摘も心に響いた。自分の手元だけで仕事を完結させようとせず、他者の都合や承認プロセスを先回りして把握し、関係者が動きやすいようにあらかじめ情報を渡しておく。他人のボールで仕事が止まる時間を先回りして排除していく姿勢は、組織の中でスムーズに物事を進める上で欠かせない大人の知恵だと感じる。
闇雲にアクセルを踏み込むのではなく、障害物のないルートを冷静に見極めてから走り出すこと。
日々の業務の無駄を削ぎ落とし、段取りの精度を高めてスマートに成果を出し続けたいすべての人にとって、足元を盤石に固めてくれる確かな良書だ。