ザック・エブラヒムのレビュー一覧
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テロリストの息子として、周囲からの偏見やいじめに会い、継父からは暴力を受け、実の父親を信じることもできなかった作者が、誰かを恨むのではなく、平和を伝えようとしている。誰もがこうなれるわけではないと思うが、彼は自分をキング牧師やガンジーにはなれないが、敵対者と対話していこうとする努力を続けていることに...続きを読むPosted by ブクログ
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著者の父はユダヤ人指導者を殺害し逮捕された後、刑務所の中から計画・指導して93年の世界貿易センターの爆破テロを起こした人物。著者は憎しみの連鎖を断ち切るために、現在反テロリズムの活動をしている。
アメリカ国内最初の大規模テロの犯人となった父親。愛情深かった父が、イスラム教徒への差別、憎悪により陥れ...続きを読むPosted by ブクログ -
来日公演聴きにいきましたがとてもよかった。
また本もパラ読みしかできてないので、じっくり読みたいですPosted by ブクログ -
こういう生き方をしてる人もいるんだ。
なんでこうなってしまったかを他人について考えるより、自分がどう生きるかだよなーPosted by ブクログ -
1990年11月5日。メイル・カハネ暗殺事件の容疑者(後に有罪判決)エル・サイード・ノサイルの息子が幼少期から1999年7月までの体験を書いたもの。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件には、少しだけ触れている。Posted by ブクログ -
テロリストの息子という名のとおり、アメリカでテロを実行した父を持つザック・エブラヒムによる本。TEDがベースにあるためか、シンプルであっさりと読めてしまうが、彼の信念や目指す世界が感じられてとても良かった。
印象に残った言葉を引用する。
『争いを解決するために非暴力を示すことは 、受動的であるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
題名につられて読んでみた。
この本の著者は、1990年に起きたアメリカ本土で初めて人の命を奪った最初のジハーディストで、1993年に世界貿易センターの一度目の爆破事件の計画を立てる手伝いを服役中に行った。
当時7歳だった著者の半生が書かれている。
そして、時間が経過して著者が調べたりして、なぜ父...続きを読むPosted by ブクログ -
TED Talkとあわせて読むといいです。実母の「人を憎むのは、うんざり」に心打たれます。差別、偏見や憎しみは、悲惨な結果と悪循環しか生みません。Posted by ブクログ