堀内都喜子のレビュー一覧

  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    北欧諸国は、ワークライフバランスが取れてていいなとなんとなく思っていたが、良い面としては、夏季休暇が長い、残業はほとんどしないなどの良い面もあるが、業績が悪くなれば失業にも簡単になる。なので、年齢がいくつでも、スキルアップ、新しい技術、技能を学んでいるようです。子育てしながら働いていている女性も同様。忙しくても、自分の事は自分で考えてやることも自分で決めるという覚悟があるようです。ソビエトと戦争して敗戦している経緯もあり、何が起こってもおかしくなく、自分のために準備を怠らない姿勢があるようです。

    0
    2025年02月09日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて手に取った1冊。

    自分を大切にすることは当たり前かもしれないが、日本の方はそれができている人は多くいないのではないかと感じる。

    働き方改革は裏を返せば、改革をしなければならないほど仕事に追われている人がいると言うことを突きつけていると思う。

    そんな中で今回読んだ本は、自身を蔑ろにしがちな人にとって違う思考を与えてくれる本だと感じた。

    本の最後に出てきた砂の例えを思い出して、自分の時間も大切にしながら仕事も充実させていく道を探したいと思いました。

    0
    2024年10月22日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    フィンランドでビジネスを展開する事になり、フィンランド人の気質や働き方に直接触れる機会が出来た。本書ではその実体験に更なる背景を加えてもらい、より理解が進んだ。
    ワークライフバランスについては、コロナ禍以降の自社に当てはまる話が多く、日本も良いところを取り入れる土壌が出来つつあると思料。同時に本書が17刷となっており、日本人の悩みも依然として存在する事が垣間見れる。特に根強い東大至上主義に見られる日本の教育の課題は、フィンランドのような姿にしたいものだ。

    0
    2024年07月05日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    フィンランドの魅力
    身近な自然 ゆとり
    選択の自由度
    人は人、自分は自分。誰かの顔色をうかがわない
    仕事は好きだけど、それ以外の時間も大切
    サウナ!

    0
    2024年03月13日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    同じことが繰り返し書かれていたり、全体的に浅いなとは感じたけど、読みやすくて面白かった。フィンランド人の働き方や仕事や休み対する価値観、教育の充実度、自然との戯れやサウナ文化やシスの精神など、日本とは全く違っていて、新鮮だった。

    フィンランド(北欧)が幸福度ランキング上位なのは知っていたけど、それは福祉国家だからだと思っていた。しかし、実際は残業が少なく、プライベートや家族との時間が多く取れる生活が出来たり、自然が身近にあって、日々の疲れを癒せる環境があったり、教育が充実していて、多くの社会人が勉強してスキルを磨いて、転職や昇給がしやすかったりと、そういう要因の方が多い気がした。確かに生きや

    0
    2024年02月21日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Posted by ブクログ

    実は先のデンマーク本(デンマーク人はなぜ午後4時〜)との読み比べ!
    フィンランドの方がまだ日本人の感覚に近いな〜と思った。両者とも共通してるな、と思ったのが、定時に帰りたいからランチはさっさと切り上げて昼めちゃくちゃ仕事してるとこ!そして自分のプライベートの時間を大事にしてるとこ!
    ランチに時間割かなくていい人はそれがいいかも…!

    あと、個人的にめちゃくちゃいいなと思ったのが、無駄に共感しない姿勢。嫌なことがあっても、不幸があって落ち込んでても、「それが人生」と言われあっさりされてしまう。『聞いて欲しかったのに』と思う人にとっては彼らの態度はスーパードライそのものだろう。隣国の驚異に晒され、

    0
    2024年02月14日
  • フィンランド 幸せのメソッド

    Posted by ブクログ

    本書は、マリン首相の着位経緯から説明が始まる。女性の高ポスト進出が未だに低い日本人の1女性からしてみれば、何故彼女は首相になれたのか、どのような生い立ちがあるのかは非常に興味深いところだった。それは、フィンランドの長年築き上げてきた「男女問わず若者への希望が厚い」「政府と国民の信頼関係が深い」国民性によるものと知った。
    各国が注目を集める、世界一幸福度の高い国として知られるフィンランドの様々な国政や情勢、課題を、フィンランド居住経験のある日本人著者が、日本のそれらと照らし合わせて紹介している。教育や子育て、若者の社会進出や就労支援など、意外どフッ軽゙なフィンランド人による「良いことなら、まず

    0
    2023年09月25日
  • フィンランド 幸せのメソッド

    Posted by ブクログ

    元々、特に女性としては憧れの体制の国であったが本書を読み解像度が高まった。
    闇雲に全肯定せず現実的な状況や課題にも言及されており素晴らしい。

    0
    2023年03月08日
  • フィンランド 幸せのメソッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フィンランドでは、「地方議員は職業ではない」ため給料はないが、地方議員の制度は機能し、質も担保されている。言い換えると、議員の質は給料だけで決まらないと言えるのではないか。
    「〇〇しろ」「✕✕はだめ」という方が、簡単で時間もかからない。でも、それは決して子どものtためにはならず、信頼関係は築けない。対話がどこに行くかわからなくとも、Yes/Noでないオープンな質問をして語らせることが大切。
    フィンランドの授業は、基本的な説明は教科書に任せ、いかに子どもがその話題により興味を持ち、身近なこととリンクさせ、主体的に考えられるようになるかに力を注ぐ。
    座りっぱなしを中断し、動かすなど、子どもに体を動

    0
    2022年07月03日
  • フィンランド 幸せのメソッド

    Posted by ブクログ

    日本人として必要なのは、決して奢らず、卑屈にならず、真摯に他者(本書の場合、フィンランド)から学ぶ姿勢だと感じました。
    「学ぶ」ことは自分よりも優れた人からよりも、若年者や、未熟な人へ教えることからの「学び」が重要ではないでしょうか?

    本書後半にある「社会人」の定義のしかたについて、日本人の常識と、フィンランドの方たちの認識でこれ程「差」があると思いませんしでした。
    まさに筆者の語るとおりだと自分も感じました。

    ものの見方、人との接し方など非常に勉強になる一冊でした。

    0
    2022年06月29日
  • フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

    Aoi

    ネタバレ 購入済み

    タイトルに惹かれて

    電車の広告で見て、タイトルに惹かれて購入してみました
    まだ冒頭しか読んでいませんが、社会の実情として、
    進学について、貧富の差などは関係なく、本人のやる気だけが
    大事で、やる気さえあれば文系理系の両方を学んでも構わない体制が
    あるというのは素晴らしいなと思いました。
    その為に、どういった税制がしかれているのかも気になりますし、
    日本よりも早く出社して早く帰るというのも面白いですね。
    実質は日本よりも始業が早いので、-1時間のようですが、それでも
    どうして帰る事ができるのかと言うのが気になります。

    0
    2020年12月13日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    初めて読んだフィンランドについて書かれた本。
    教育制度、社会保障制度などフィンランドの豊かさが制度にあるということが分かる。
    自分がどういう社会制度の中で生きているか、それを理解した上で生活することが大切だと気付かされた。

    0
    2020年08月16日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    平等な国フィンランド。周りの人に干渉することなく、皆自分のペースで生活している。また受験もなく、学びたいときに学ぶ。先の将来のことを考えるのではなく、今何が本当にしたいのかが行動の基準になっている。こんな生活ができるのも整った社会制度があるからか。
    国によって常識、非常識、礼儀正しいなどの基準が変わる。ただ、違いばかり気にしていても何も生まれない。「花は一輪でも美しい。でも、花束は、形や色の違った花々がお互いを引き立て合ってるからもっと美しい」

    0
    2019年12月05日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

     フィンランドのことがさくっとわかる1冊です。

     実際に留学した体験をベースに、フィンランドの歴史や文化、有名な教育制度、手厚い社会福祉、女性の強さなど・・・ガイドブックより詳しく、そしてわかりやすく書いてあります。

     「なんとも不思議なフィンランド人」では、作者の堀内さんが感じるフィンランドおもしろベスト5が載ってます。サルミアッキの話など、フィンランドに行った人なら「あるある!」と思ってしまう話が満載です。

     「森の豊かさと体感できる季節の変化」では、フィンランドの素敵な森の成り立ちや過ごし方がよくわかります。フィンランド人の森への思いがひしひしと伝わってきます。


     「沈黙を好む

    0
    2020年07月25日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    自然がいっぱいで、のんびりしてて、福祉制度が充実してて、サウナ発祥の地で、フィンランド語の他にも英語や他の言葉も喋れて、などなど、いろいろ分かった。

    0
    2016年11月30日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    赤ちゃんを
    雪が降っている家の外に出す(ベビーカーに乗せ毛布はかける)

    コーヒーを1日に何杯も飲む

    フィンランドの生活を教えてくれる楽しい本です

    0
    2016年11月13日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    小論文の役に立つかなと思って読みました。
    学歴社会なんだけど、日本みたいに大学名が走ってくんじゃなくて
    実力とか知識がどれだけあるかが評価されるってのがいいなぁと思った 。
    だからこそ、大人になっても高校に行ったり、大学に行ったり、一生勉強してるってのがすげえいいなぁと思った 。再チャレンジ可能な社会!
    大学が無償っていうのもすごい。全校公立で、学校間で格差がないってのがすごい。日本は高すぎるよ〜
    日本の福祉も北欧に学べ!ってよく言うけど
    国民性も国の空気感も雰囲気も、日本とは違うのに
    福祉だけ真似るのは無理でしょって(笑)

    住み良いだろうな~おしゃれで、シャイで、素敵な国〜と思える本です

    0
    2016年02月26日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一クラス平均25人?
    OECD対象国の中での最小クラスに入る。
    小学校は6年間、中学校は3年間
    新学期は秋に始まる。
    子どもに合わせて入学を1年遅らせたり早めたりできる。
    学校は完全週休二日制。5学期制。
    夏休みは二ヶ月半。
    秋休み、クリスマス休み、スキー休みがある。
    授業数は1日4〜6時間
    始業時間はクラスや日によってバラバラ。
    教科書選びは学校ごと
    教師の採用も学校単位

    障害のある生徒にはアシスタントをつけるのが普通。
    同じクラスので特殊教育。
    科目によって、アシスタント、ボランティア、
    ときには親も加わって、一人ひとりの子供に目を配るようにしている。

    宗教の授業がある。道徳に近い。

    0
    2015年05月30日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    どのような立場の人にも教育を受けるチャンスがあるということ。人口が少ないからこそ、一人ひとりの立場を尊重し、境遇によっての差をなくすこと。
    素晴らしい。本当に素晴らしい。そして羨ましい。
    勉強するにもお金がない、という悩みからほぼ解放されればどんなにラクか。
    日本と完全に当てはめて比較するのは無茶だけど、見習って欲しい。
    酔っ払いが多いことと病院が少ないことには驚いたけど。

    0
    2014年07月15日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    性別、年齢、過去を重視せず、育児への社会保障や生涯教育支援システムを充実させ、人生の選択肢を豊富に提供する国フィンランド。日本のレール社会から視点を離すことで、もっと柔軟に人生を捉えて良い、と気持ちが楽になった気がする。

    0
    2013年10月23日