堀内都喜子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フィンランドのイメージがいいので、どんなシステムになってるのかしらと思って読んでみました。
速読練習中なのでざっと目を通しながら読んだんですが、内容興味深くで面白かった!
フィンランドが失業率20%という過酷な不況から短期で立ち直った過程が描かれていて、すごいと思った。当時のフィンランド政府は迅速に金融機関の不良債権を処理した後、IT産業に集中投資する一方で道路関連など歳出を絞り込み、教育と人材育成に注力したということ。
無駄を排除する人間関係だとか、ビジネスはビジネスだと割り切っているという特性はとても効率的なんだろうなぁ。日本人はその点色々上司関係だとか気を遣うから、実は無駄な労力が多いのかもなぁーなんて思った。
あと、4時には仕事が終わって残業は絶対しない、趣味やスポーツをして自分の時間を持っているとか
一生何か学ぼうという意識があって、何とかなる意識(社会制度がちゃんとしてて、税金の使い道が日本に比べるとはっきりわかる)があるというのも自分らしく生きられそうで素敵だと思うし
森林を私有化できて、それでも誰もが自由に立ち入りしベリー系を摘み取れるとか自然とうまく共存しているところもいいなぁ。
大学が無料で好きなだけいられるとか、卒業式はないとか、
赤ちゃんを極寒のなかで昼寝させる文化とかサウナで会議とか
文化的に「へえーーー!!」と思うようなこともいっぱいでした。
フィンランドの学力が高いのは、
能力別クラスがない・少人数授業
質の高い教師・教師の社会的地位が高い・学生のカウンセリングがちゃんとしてる
安定した政治・経済格差が少ない・地域差があまりない
国を挙げた教育プロジェクト・読書率が高い
といったことが挙げられていた。
日本とフィンランドは全く社会制度等が違ってそのまままねするのは無理だし、それでうまくいくとも限らないだろうから難しいけど
単純に学力を上げるためには、子どもが勉強だけしてればいいってわけじゃないんだと思った。現にフィンランドの学生の学習時間は全然長くないみたい。
社会環境が整ってることも大事なんだ。でも良く考えてみたらそうだよなー。 -
Posted by ブクログ
フィンランドは、日本人のように仕事中心の生活ではなくて、趣味や学び、家族との時間も同じように大切にしているそう。自然と触れ合ったり、サウナを楽しんだり、物的な豊かさよりも、質というか時間の豊かさを尊重する文化なんだなと思った。いくら時代が変われど、人間の生来感じる豊かさって、お金で交換できる物ではないんだろうなって思った。
フィンランドはなんだか趣味も大事にできていいな〜と安易に思ってしまうけど、恐らく実力主義で結果が出せなければ、それ相応の扱いを受ける厳しい環境なのかも?だからこそみんな学んで、スキルアップしていけるモチベーションも保てるのかもしれない -
Posted by ブクログ
2025/09/26
意思決定は相手に任せる。優先順位が家族に向いているから、仕事に対して、人間関係にしてドライ。それは優先順位が決まっているからで、気持ち的なドライではない。
人と比べて、どうありたいではなく(比較ではない)、自分がどうしたいかが大切にされている
肩書についての考え方 p86
フィンランドの仕事の文化で好きなところと言われているのが1つ職場での平等なオープンな関係性である「肩書の違いが自動的にその人の価値の評価につながるわけではない。それよりも何をしたのかと言う自立や結果どれぐらいスキルや知識を発揮したのか、倫理的にやったのか、周りとの協力はどうだったのかしかも上司だけではなく、周りにいる人の目にはどう映っているのか、それがその人の価値を作っている。」
→判断基準にするものは、肩書きではなく、その人が行った事実 -
Posted by ブクログ
2025年
作品 No.7
題名を見て、仕事の効率化に関する本だと思って読み始めた。
あれあれ……。
思ってたのと違う。。。
効率化というより、日本とフィンランドの考え方の違いをまざまざと見せつけられた。そうか、日本が午後4時に帰れないのは仕事が遅いからじゃなくて、仕事や生活に対する考え方が違うからなのか!、と一人合点。
本書には、フィンランドで暮らし、さらにフィンランド大使館で働く著者の経験に基づき、フィンランドの国民性や考え方が丁寧に描かれていた。
日本の、日本人の考え方に凝り固められた自分にとってはとても新鮮なことばかり。仕事効率化に興味があったが、良い意味で期待を裏切られた。
効率化するのも大事だけど、考え方を変えるのも大事なんだなあ。 -
Posted by ブクログ
フィンランドといえば、デザイン、ムーミン、オーロラ、サウナ、、美しい自然、教育、福祉、幸福度ランキング世界1位、一人当たりのコーヒー消費量世界トップ
100年前はスウェーデンとロシアに支配されていた貧しい国だった
1917年12月6日 ロシア帝国から独立を宣言
1995年EUに加盟
16時になるとオフィスには人が居なくなる
夏になると1カ月以上の休み
散歩、ジョギングで森や湖に行き
上司をファーストネームで呼び、休みや仕事のやり方をオープンに交渉する
在宅勤務も多い(週1度以上の在宅勤務は3割以上)
どこでも英語が通じる
8時~16時が就業時間が多い
立って仕事する人が多く腰、肩の負担が減り効率がアップ
「良い会議」のための8つのルール
自己紹介や資料の読み上げ会議は無い
部下を信頼、裁量を与える(一つの決定を社内でたらいまわしにしない)
トライ&エラーで進める
転職多い
年功序列なし、実力、成果重視
「上司が自分の部下くらいでも嫌だと思わないよ、むしろ僕らが支えるよ」
求人は知り合いに声をかけて雇用
貧困率は3.7% デンマークに次いで2番目に低い(日本は34位15.8%)
ひとり親世帯の貧困率15%(日本50%)
通勤時間は約20分
45歳女性、勉強し修士課程と教員課程を取得「引き出し多く持ってたほうがいいでしょ」
男女平等
「~だから、しない」ではなく「~をしたいから、する」
40歳農業に見切りつけ、高校へ通い直し、薬剤師になり薬剤師として働いている「まだあと20年以上は働けるから」
沈黙を好む
褒められたり、自慢が苦手
自力でなんとかする文化
誰かに頼るのではなく、能動的に動くことが当たり前
中学校からアルバイトすることが多い
日本のように集団で就職説明会はない
義務教育を終えたら、道は一人一人違う 人生設計は千差万別 誰かと比べるのは困難である
自分の好きにできる、達成感ある、みんなと一緒である必要が無いことは精神的に救われることが多い
日本もフィンランドも面積に森林の割合はほぼ同じ
一人あたりのGDP 約5万ドル 世界16位
石油、ガスなどの天然資源に乏しい
主要な産業 製紙、パルプ、木材、電気、電気機器、情報通信 輸出中心
ノキア、陶器アラビア、家具アルテック、アパレル マリメッコ、ガラス製品イッタラ、リユースブランド TAUKO
勤務時間外は家事、趣味、スポーツ、友達に会ったり、生涯学習
読書、散歩、狩猟、サウナ、自然の中での運動、クロスワード、数独、コテージ、自習、庭仕事
ひとり当たりのキャンドル消費量世界1位
靴を脱ぐ文化
18歳になったら家を出て自立する
日曜日はお店はやっていない
外食は特別な時以外しない、きっちり料理、弁当の習慣はない
パンなど簡単なシンプル料理ですませる
洋服も2~3日同じものを着ててもなんとも思われない、むしろ機能性重視
偏差値が存在しない
高校も公立ばかり、家から近いところに通う
大学名での上下関係がない
総合大学(無料、住居費、生活費も支援ある)に行き、多くが修士取得する
34歳女性首相サンナ・マリン
貧しい家庭に生まれる、母親と同性パートナーに育てられる、様々なアルバイトを経験し大学まで勉強を続け、20代で市会議員、市会議長を務め、30歳で国会に当選、産休を経たのち大臣、首相となりプライベートも大事にしている