堀内都喜子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こどものころから北欧にあこがれ、2000年にフィンランドの大学に留学した著者が報告するフィンランドの豊かさ。
フィンランドといえば、ノキア、北、といった言葉位しか思いうかばないのだが最近では左手のピアニスト、舘野泉さんが芸大を出て留学し現地の方と結婚した国として認識した。彼も少年のころからなぜかフィンランドにあこがれたという。
OECDの学力テストで世界一になったフィンランド。読んでみると、人口の少なさがこの国の基本なのか?といった気もしてくる。税金で支えら得られた豊かな社会、の裏では、消費税は17%、他の商品やサービスは22%、たばこ・酒はそれ以上。ガソリンは60%。
その税金で、少人 -
Posted by ブクログ
世界で一位の子供の学力、そして大企業ノキアを生んだ国、フィンランドではどういった生活をしているかにせまります。人間がどうなのかを知るのは面白いですね。
本の帯に、「子どもの学力調査1位、国際競争力ランキング4年連続1位」
と書かれているのにひかれて読んでみました。
全人口が500万人という小さな国なので、
いろいろ要点を突いた政策ができたのかなぁ。
落ちこぼれが少なく無料で受けられる教育に、効率化した社会。
なんか、無駄のなさにちょっと違和感を感じましたが、
フィンランド人は自然に囲まれて、その自然を楽しんで生きている、
そして酒好き、そのへんが、無駄のなさのはけぐちになっているのかもしれ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
経済協力開発機構(OECD)による生徒の学力調査(PISA)で、フィンランドの子どもたちがトップの成績を挙げて以米、その教育のあり方に注目が集まっている。
またフィンランドは、世界経済フォーラム(WEF)の国際競争力ランキングでも、何度も一位に輝くなど、経済的にも発展している。
充実した福祉、女性の社会進出、透明性の高い税金の使途…日本とは対極的とも言える、その成長の秘密は、どこにあるのだろうか。
現地の大学院留学など、フィンランドで過ごした貴重な体験をもとに語る、“不思議で豊かな国”の素顔。
[ 目次 ]
第1章 不思議でとても豊かな国―失業率二〇パーセントから国際競争力一位