井手直行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ずっと赤字だった軽井沢のビール会社を11期連続増収増益の会社に育て、多くの熱狂的なファンを全国で獲得した「よなよなエール」の話。
このビールを醸造するヤッホーブルーイング社長として主に取り掛かったのは組織の改変。 組織は人が得意なこのを活かすことでより大きな力を発揮するという信条のもと、 社員が「たのしい」と思う瞬間を把握したうえで、それぞれに向いた仕事を頼み、才能を自由自在に発揮するチームを作っていった。
著者曰く「人は興味がある情報にしか心を開かない、つまり心の扉を開ける鍵穴は、内側にしかない。 人の心は、鍵がかかっていて、外側からは開かない」。ゆえに著者の 「人は、得意なことを仕事 -
Posted by ブクログ
コンビニのビールコーナーで存在感を放っている「よなよなエール」の誕生秘話を知ることができる。
工場が軽井沢ということで、あの有名な高級リゾートホテル「星のや」と関係があるとは全く知らなかった。
根無草の井手社長がヤッホーブルーイングを「命を捧げる」場所と定めてからの快進撃は読み進めていて一種の爽快感がある。
ただ冗長だと感じることが多く、ページ数はこの半分で良いと思う。(おそらく、この本の仕掛けを実行するためにページ数を引き伸ばしたと考えられる)
社会人として、感じるところもあった。
それを下記に記して書評を終わりとさせていただく。
信じるって大事だな。いろんなこと、可能性を感じたら、信 -
Posted by ブクログ
よなよなエールが出始めの頃、長野県に行った際にはこれが飲めるお店で必ず飲んでいました。
最近では私の住む町でも簡単に手に入り、またコンビニで見かけて気に入っていたビールもここの製品だと初めて知りました笑
なので読み始めたのですが、最初はこの井手さんのクセが強すぎて、あ、無理かもこの本、と思ったものの、この井手さんの変化がものすごくて、あっという間に面白く読めました。
井手さんが社長になるまで、なってからの話もすごい勢いを感じたんだけど、常に出てくるわけではない星野リゾートの星野社長のすごさ、楽天の三木谷さんのすごさを改めて感じました。楽天で働く人達やヤッホーブルーイングの人達の雰囲気もとて