山内譲のレビュー一覧

  • 瀬戸内の海賊―村上武吉の戦い【増補改訂版】―

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    2005年刊行本の増補改訂版。ルイス・フロイスに「日本最大の海賊」と呼ばれた村上武吉の伝記であり、その活躍の舞台となった瀬戸内の海賊活動の実相を現そうとする一冊。改訂で追加された各種コラムや巻末の対談も興味深い内容だった。

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    2023年11月22日
  • 海賊の日本史

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    古来から島国・日本に存在した海賊。
    藤原純友から源平合戦を経て、各所に存在した海上勢力の
    徳川期に至るまでの姿と実情などを探ってゆく。
    ・はじめに――海賊とはなにか ・凡例
    序章 海賊との遭遇 第一章 藤原純友の実像
    第二章 松浦党と倭寇
    第三章 熊野海賊と南朝の海上ネットワーク
    第四章 戦国大名と海賊――西国と東国
    終章 海賊の時代
    ・注、文献・史料一覧有り。
    ・あとがき

    追捕側から海賊と呼ばれる立場になった藤原純友の天慶の乱。
    源平合戦の海上戦に関わった海上勢力。
    松浦党とはどういう存在だったのか?
    倭寇の実像と境界人。
    南朝に組した熊野の海上勢力の熊野信仰との関係。
    戦国時代の武装した

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    2025年09月23日
  • 海賊の日本史

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    平安時代から戦国時代までの海賊と称された存在について、西日本を中心とした著名な事例を紹介し、最後に海賊像の変遷と後世への影響をまとめる構成。松浦党や熊野海賊などの具体例は、海上勢力の生活の実相も見えて面白かった。

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    2023年12月05日
  • 海賊の日本史

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    主に鎌倉〜戦国時代の頃の海賊と呼ばれた集団についての本です。
    どちらかというと歴史的な資料をベースとして〇〇の海賊は〇〇年以降〇〇家の元で活動した事実がみられると言うような内容が多かったです。
    著者が瀬戸内海の海賊についてを専門としているようで村上水軍に付いての記述なども多かったです。
    なるほどと思う内容もありましたが日本史についての学術的な知識本と言ったところです。

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    2025年07月06日
  • 海賊の日本史

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    <目次>
    序章   海賊との遭遇
    第1章  藤原純友の実像
    第2章  松浦党と倭寇
    第3章  熊野海賊と南朝の海上ネットワーク
    第4章  戦国大名と海賊~西国と東国
    終章   海賊の時代

    <内容>
    タイトルに偽りアリだね。著者は、「日本には海賊はいない」と言い続けている。物取りとは違う。海の軍隊であり、警備・防衛部隊なのだ。瀬戸内海では、無事に安全に航行するために(関所などで多額の金品を取られないことも含めて)、彼らが機能していたようだ。五島列島にいたのは、対中国、朝鮮なので、若干毛色は違う。関東~伊豆のものは、完全に海軍だ。でも熊野あたりからスカウトされてきたようだ。そうなると、東国には海

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    2023年01月19日
  • 瀬戸内の海賊―村上武吉の戦い【増補改訂版】―

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    昔「村上海賊の娘」を読んだことがあり、かつ、しまなみ海道に旅行に行った際に村上海賊ミュージアムでこの本と出会い、なんとなく手に取った。

    日本の海賊(Kaizoku)はいわゆる海外の海賊(Pirates)とは異なり、海の治安を守る役目もあったらしい、、、かっこいい。

    戦国期の軍船
    安宅船:1番大きい。戦艦。
    関船:安宅船よりちょい小さくして機動力up!
    小早:さらに小型化。最速。

    また村上海賊の娘読もうかな

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    2020年12月12日