パク・ヨンミのレビュー一覧

  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    4.0知らないと言うことは、人権の存在さえ気づかない悲劇を生む。狭山事件の石川さんとも重なる。人間は順応はできても、機械にはなれない。人の命の重さは全て同じである。そう思う。世界は変わらなければならない。

    0
    2021年02月11日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    生きるための選択
    ○あらすじ
    13歳で母と脱北 中国へ
    母即レイプ 自分は売人の愛人へ
    生きるために体も捧げた少女
    ●教訓
    ・生きるために本気で学んだ人の吸収力はすさまじい
    ・環境がその人を作る 作ってしまう

    0
    2019年06月09日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    普段、メディアを通して見る北朝鮮という国と実際、生まれ育った著者を通して見る北朝鮮。内情は想像を絶するものだった。これは是非、たくさんの人に読んでほしい一冊。

    0
    2019年01月19日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    この本を読んで北朝鮮という国を覗けたような気がします。ヨンミが勇気を出して声をあげ、前にでてきてくれたおかげで私たちが知る事もなかったであろう北朝鮮の実情を知れました。洗脳されている中にも自由を求めて脱北を試みる人が多い事も知りました。その人達の声をどうかもっと届けて欲しいと思いました。みんな自由になる権利はあるのに、生まれた国で違うなんて。。もっともっとこのような本を読んで北朝鮮が世界に発信する偽りの一部分ではなく、本当の濃く人の生の声を知りたいと思いました。

    0
    2018年01月22日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    隣の国の話だけに自分にできることを考えたい。脱北を助ける中国人が自分たちも平気で女性を強姦する人身売買業者しかいないとは情けない。人道的支援がもっと必要だし、著者はたまたま鴨緑江沿いの村に生まれたが、内陸にはもっとたくさんの人たちが苦しい生活をしている。もちろん脱北を助けるだけでは根本的解決はしない。とにかく私たちは北朝鮮に常に関心を持ち、興味本意でなく問題解決に向かって行動しなくてはならない。

    0
    2016年12月10日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    13歳で脱北した著者の自伝。こんな公に出て大丈夫なのだろうかと妙な心配をしてしまいます。何しろ謎に包まれた北朝鮮。何をするか分からない国、一握りの人間だけが富み、大半の人々が飢えているかもしれない国。そんなイメージしかなかったのですが、著者が語った状況は私の想像を超えていました。
     歴史の中で、北朝鮮のように国民を洗脳(と言っていいのか、情報統制と言っていいのか)した政治を行った国はあったと思いますが、そう永くは続いていないと思うのですよね。国民が国を逃げ出さなくてはならない国というのはどうなのでしょう。著者のように苦難があったとはいえ運良く逃げることが出来た場合は良いけれど、そうでない場合も沢山あるのでしょうね。この著者の場合も、ある程度“運は良かった”方だと思うのですが、それでも十分トラウマになるほどの体験をしてきています。彼女が勇気を出して語ってくれたから私たちは知ることが出来たけれど、著者のこれまでを思うと胸が痛みます。そして、彼女の活動が活かされること、彼女のこれからの人生が幸福なものであるように、と祈らずにはいられません。

    0
    2016年08月30日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    ヨンミ氏の体験は壮絶である。しかし本書の感想を独裁国家や管理国家の怖さに収束すべきではない。

    真の恐怖は、教育や文化、経験から生じる異執が常態化することにある。例えば彼女自身が体験していない大日本帝国による併合を嫌悪感を持って語ったり、他方でモンゴル入国まで金一族に対する痛烈な批判はなかったり、またヨンミ氏自身も人身売買に関わっていたり。ヨンミ氏を責めているのではない。彼女は13歳から15歳の時期をこの環境で生をつなぐしかなかったのだ。

    私が言いたいのは、資本主義国家か共産主義国家か問わず糾弾されるべき事態が、北朝鮮国家が存続することによって常識化し、そうした精神的構造に国民が毒され続けている事実だ。それは北朝鮮人だけではなく周辺国へも巻き込み、難民受入時の韓国担当官の「やり直しの人生」という発言からも伺えるように負の感情をもたらす。

    ヨンミ氏は、必死の努力で自らの体験を世間に知らしめる力を得たが、彼女が書いたような「自由が苦痛だった」という人が少しでも減らす努力を我々もしないといけないと感じさせる本であった。

    0
    2016年06月03日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    北朝鮮で暮らしていた時、知人の家のゴミの中に、ミカンの皮があったことに衝撃を受けたヨンミ。野草と昆虫を食べて命をつないだヨンミには、ミカンの皮を捨てるなんて考えれらなかったんですね。
    自分で考える習慣のない北朝鮮人は、すぐに人に騙されてしまう。でも北朝鮮に送還されたくなければ、全てを受け入れるしかない。どんなにひどい「すべて」でも。
    自国の民を搾取する北朝鮮と、脱北者の人身売買をする中国人と、どちらが酷いのだろう。
    ヨンミと、ヨンミたちを助けたために罪を負った人たちが、幸せになれますように。。。。

    0
    2016年02月18日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    13才で脱北したパク・ヨンミの手記。飢え。恐怖支配。レイプ、人身売買。にわかには信じがたい現実がそこには、ある。それでも少し裕福だった彼女はまだ恵まれていたのかもしれない…という、どん底。賢く、強い女性の彼女が生きて、語ってくれてることはとても重要なことだと思った。

    0
    2016年02月03日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    これは、北朝鮮から生きるために脱北したパク・ヨンミの自著伝だ。勇気を出して自分や母の経験した壮絶な脱北行を。

    脱北前後の長い旅のあいだには、人間が人間にこれほどおそろしいことができるのかと思うようなことも目撃してきた。そのいっぽうで、およそ考えうる最悪の状況においても、人がやさしさや親切さや犠牲心を発揮するのも見てきた。人が生きのびるために人間性の一部を失うことがあるのも知っている。と同時に、人間の尊厳という火が完全に消えることはないのも知っている。
    自由という酸素と愛の力があれば、その火がふたたび燃えあがることも。
    これは、著者自身が生きるためにした選択の物語だ

    身分を表す出身成分は三つのおもな階層があり、そのなかで、さらに五十個以上の分類に分かれている。成人後は、成分が当局によって絶えず監視され、修正される。隣組による通報や著察の調査により、自分や家族のしたことはすべて当局に知られずにはいられない。自分に関するあらゆることが記録され、地元の管理組織や国の機関に保管されている。それをもとに、どこに住めるか、どの学校に行けるか、どこで働けるかが決められる。成分のいい者は朝鮮労働党に入れて、政治的な権力者ともつながりが持てる。いい大学に行き、いい仕事につける。成分の悪い者は、集団農場で一生田んぼを耕して終わる。そして飢餓になれば飢え死にする。これでは、みなが隣組の目を気にしながら暮らし、疑い合い、密告し合い、暗く、貪欲な性格にならざるを得ない。こうした制度のもと、北朝鮮は自国を守ってきた。熱心に働いて国への忠誠心を示さないと明日はないのだ

    自分で商売を始めると、自分で考えるようになる。配給制度が崩壊するまでは、誰が生きのびて誰が飢え死にするのかを決めるのは政府だった。市場が政府によるコントロールを奪った。ちょっとした商売を経験することで、自分の運命を自分でコントロールできるのだと気づいた。そしてまた少しだけ自由の味を知ったという。

    表現することは難しいが、北朝鮮がどういう状況かということより、脱北する人を食い物にしている人間もいるっていうことにも強い憤りを感じるところだ

    0
    2025年06月02日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

    Posted by ブクログ

    北朝鮮から中国に行きそして韓国へ行った
    北朝鮮の女性のノンフィクションです。
    本の中の写真を見たら 写真も撮れるし 綺麗な服を着ていたのに
    どうして 脱北したのだろうと 読んでいくと
    北朝鮮の社会というものが わかってきました。

    中国へ行ってからも 大変な思いをして
    やっと自由になった パクさんですが
    このような 本を書いちゃって大丈夫かしら?と 心配になりましたが
    これだけ反響のある本を書いたのだから 人目を集めてるし大丈夫でしょう。

    それにしても 
    北朝鮮もひどい国ですが 中国のブローカー達もひどいです。
    女性はいつも こういうつらい目にあってしまいます。
    この本が出たことで 今後同じような目に合う女性がいなくなることを祈ります。

    0
    2022年06月15日