大久保恭子のレビュー一覧

  • どうする?親の家の空き家問題

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    住宅余りが深刻化する現代日本。
    親の家じまいを実現させた著者ならではのノウハウ、他の体験談も交えて、豊富な実例と解決策を示す。

    「親の」空き家ではなく、いずれ「自己の」空き家問題になるというあとがきの問題意識にはっとさせられた。
    本質的には相続(争族)問題なのだが、不動産という扱いにくい資産だけに、生前の親やきょうだいとの話し合いが大切であることを実感。

    成年後見人制度のデメリットや家族信託など解決策が呈示され、ひじょうに参考になる一冊。

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    2016年01月06日
  • 「最期まで自宅」で暮らす60代からの覚悟と準備

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    親が高齢になってきたので、今後どのように老いていくのかを知りたくて読みました。

    内容は高齢者本人がいかに老化を遅らせ、自宅で住まい続けるかを軸に、何をすればよいか、自宅にいて受けられるサービスは何があるか、などを詳しく載せていました。

    日々の運動とご近所の付き合いがとても大切だなと思いました。行政サービスも!
    高齢でなくとも、自分はどんな最期を迎えたいかを考えるヒントになりました。

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    2024年11月25日
  • 「最期まで自宅」で暮らす60代からの覚悟と準備

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    やるべきことは3つの習慣
    家事
    人付き合い
    運動

    ほんとその通りだとおもうわー

    「よい介助を受ける決め手は人格」
    これもごもっとも。
    感謝の気持ちを忘れず、いつも穏やか、にこやか
    な人だと、やはりついつい、やってあげたくなる。
    ありがとうというのは魔法の言葉。
    これですべてまぁるくなるんだろうなぁ。
    父が介護施設の人にとても親切にしてもらえたのも
    この「人格」のおかげ。
    そして私たち兄弟、弟のお嫁さんや、孫やひ孫たちが
    何かしてあげたいと思ったのも全て父の人柄。
    見習いたい。明日は我が身、、かな。
    これを読むと老化第一段階が65-74歳
    そろそろじゃない!
    人格だけは、一朝一夕に変わるもの

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    2025年05月23日
  • 「最期まで自宅」で暮らす60代からの覚悟と準備

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    タイトルや装丁が地味だけど、実践的で明快で良い本だった。最初に、老いを三段階に分けて、それぞれの段階でできること、できないことの表が出てくるのだが、老いが進むと手が胸までしか上がらなくなる、というのに軽く衝撃を受ける。そして、出かけるのも近所がほとんどになる、というくだりにも。
    そーだよなー。改めて、自分の(生きていれば)20年後を想像し、覚悟した次第。
    アドバイスに従い、まずは楽しいことから。ご近所に行きつけの店を作ろうと思います。
    最後の章は、行政のパンフレットみたいだったが、必要な情報になるかもです。

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    2024年12月25日
  • 「最期まで自宅」で暮らす60代からの覚悟と準備

    Posted by ブクログ

    母は高齢、「最後まで(100歳を目指している)自宅で過ごしたい」とのこと。あっぱれである。

    いかに健康で、自分のことは自分でできるか?が鍵である。
    ウォーキングは健康、体力維持に最適であるとのこと。

    ウォーキングで予防できる可能性のある病気・病態の歩数と早歩きの時間の一覧が載っており興味深い。
    家の間取りリフォームの検討、社会(町内会など)の付き合い方、行政の色々な補助金なども載っていて勉強になる。
    知っているのと知らないでいるのでは、特に金銭面での差は大きいと感じる。
    光陰矢の如しである。早めの対策を打たねば!と思った次第である。

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    2023年09月03日