【感想・ネタバレ】どうする?親の家の空き家問題のレビュー

あらすじ

今や親が残してくれた空き家は国民的問題。
国は空き家対策特別措置法を施行。
今までは、空き家であっても建物が建っていれば、どんなに荒廃していても固定資産税の軽減が受けられましたが、税制改正後は、改正前の約6倍を収めなくてはならない可能性も出てきました。
もはや、空き家のまま放置しておくことは、損を招く事態になることが明らかです。
今までは親の家をたたむことに躊躇していた人も、今後どうするかを真剣に考えるべきときです!
本書では、親の家をたたむにあたっての有効活用法・実践基礎知識をご紹介。 将来、親の家が空き家になる可能性のある人たちにも、今から打っておきたい手立てを解説いたします。

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Posted by ブクログ

住宅余りが深刻化する現代日本。
親の家じまいを実現させた著者ならではのノウハウ、他の体験談も交えて、豊富な実例と解決策を示す。

「親の」空き家ではなく、いずれ「自己の」空き家問題になるというあとがきの問題意識にはっとさせられた。
本質的には相続(争族)問題なのだが、不動産という扱いにくい資産だけに、生前の親やきょうだいとの話し合いが大切であることを実感。

成年後見人制度のデメリットや家族信託など解決策が呈示され、ひじょうに参考になる一冊。

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2016年01月06日

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