ギリアン・フリンのレビュー一覧

  • ゴーン・ガール 上

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    人間のイカれ具合にぞわぞわするミステリー。

    ありれないイカレではなくて、普通の人にもあるプライドやエリート意識がエスカレートした結果のイカレなので、リアリティがあってより怖くなる。

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    2015年11月28日
  • ゴーン・ガール 上

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    とりあえずニックにイライラするぜ‼︎
    しかし、まだ新婚だからいろいろ考えるとこもある…
    五行日記では内省したりないこととか。
    ダーリンを大事にしよう‼︎

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    2015年06月11日
  • ゴーン・ガール 上

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    映画を観て、非常に楽しめたのに、この上巻非常に読み辛い。どんでん返しの起こる顛末がいかに下巻で楽しめるかな

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    2015年05月24日
  • 冥闇

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    最後の部分がもう
    めっちゃ気になるー!
    って止まらない。。
    途中までは
    ダラダラしててあんまり
    面白くなかったのに・・・。
    最後の追い込みが凄い!作家さんだなあ。

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    2015年03月05日
  • 冥闇

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    『幼い頃何者かに家族を惨殺されたリビー。24年後、自堕落に生きる彼女のもとにある推理クラブが事件の再捜査を依頼する。彼女は謝礼金目当てに、真相の究明に乗り出すが……』

     『ゴーン・ガール』が最高に面白かったので、作者つながりで読み始めました。
     『ゴーン〜』でも魅力だった、あのドンヨリとしたイヤな雰囲気はこちらも負けず劣らず。どのページを読んでも、イヤなやつや汚れた場所、みじめなストーリーが詳細に描かれておりますが、なぜかクセになるんですよね、この雰囲気が。きっと文体が客観的で淡々としていて、ブラック・コメディっぽく感じるからだと思います。
     過去の真実と現在の捜査が交互に綴られたストーリー

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    2015年02月08日
  • 冥闇

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    やっぱり面白いギリアンフリン

    主人公リビーがいちいち捻くれてて。
    でも話が進むにつれて勇気を出して
    思い出したくない過去に遡って真実を見つけていく。
    だんだんとリビーが愛おしく感じるように。
    出てくるキャラの個性が強くて一気に引き込まれる。

    ゴーンガールと同様にこの話も映画化が決まっているらしいから楽しみ

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    2014年12月11日
  • ゴーン・ガール 上

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    上巻を読んだ限りでは事件の全貌が見えないのだが、なかなか雰囲気のある作品である。夫の視点で綴られる現在進行形の物語と妻の日記…一体この先、我々に何を見せてくれるのだろうか。

    5回目の結婚記念日に突然、失踪した妻のエイミー。夫のニックは妻の失踪に関与しているのではないかと疑われるが…

    所詮、他人同士と言えば、それまでなのだが、砂上の楼閣のような結婚生活の危うさ、脆さに怖さを感じる。

    ギリアン・フリンの作品を読むのはデビュー作の『KIZUー傷ー』に次ぎ2作目。

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    2014年12月09日
  • ゴーン・ガール 上

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    最初は読みにくい文章だな、と思っていたがジワジワと気になる展開に。
    なにが本当なのか?
    全部正しい気もする。
    下巻を読まざるを得ない終わりかただわ。

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    2014年11月16日
  • 冥闇

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    「ゴーンガール」が話題となった著者の前作です。

    一家惨殺事件の唯一の生き残りの女性が主人公。が、性格がかなり悪く手癖も悪くて、感情移入はできません。

    しかも、過去のパートの語り手である彼女の兄と母も、生活環境が悪く、その生活ぶりを詳細に語るので、読んでいて落ち込んでしまいます。

    殺人クラブというおたくの集団や、兄の友人たちも、みな、悪意のある人ばかりで、辟易させられる点も。

    それなのに、それなのに、です。主人公とその兄(犯人として刑務所)が、最後に至る境地が思いのほか爽やかで驚かされます。

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    2014年02月11日
  • ゴーン・ガール 下

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    ネタバレ

    下巻に入り、エミリーの素顔が自身の語りでも夫語り側に出てくるエミリーによる過去の被害者証言からも明らかになってくる。
    これは、、、
    自己愛が強い境界性パーソナリティ障害なのではないか。夫の気質もだいぶやばいと思っていたが、進んでみるとエミリーの思考や怨念のこわさったらない。
    ところが、最終的におもしろいのは、
    ハッピーエンドともいえずバッドエンドともいえないようなぶっ飛んだ2人の夫婦喧嘩みたいに仕舞われてしまった!?ような驚き。
    愛があるかは全く違うけど、Mr.&Mrs.スミスという映画を思い出した。
    学びや新しい気づきがある書ではないもののエンターテイメント的な驚きのちょいドロっと小

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    2025年09月09日
  • 冥闇

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    後半面白くなってきた。25年前の事件を引きこもり同然で解決できんのか?と思ったけど。きれいにまとまった。

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    2024年10月30日
  • ゴーン・ガール 下

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    ゴーンガールは2014年にデヴィット・フィンチャー監督で映画化された。「ファイト・クラブ」とか「セブン」「エイリアン3」の監督なんで、どんな感じになったのかな。著者のギリアン・フリンが脚本を手掛けている。

    ニックはベン・アフレック
    エイミーはロザムンド・パイク 

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    2023年10月10日
  • ゴーン・ガール 下

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    下巻では夫婦の更に熾烈な攻防戦が繰り広げられ、ジェットコースターさながらの急展開が続く。キャビンでのくだりなど、エイミーが完全無欠ではないことが歪さをより一層強調しているようだ。ハッピーエンドorバッドエンドの二極化では括れない結末だが、最後の一言でニックはエイミーに一矢報えたのだろうか。人は誰しも表の顔と素の顔を持ち合わせており、他者の前で自分を演じるのはある種のマナーだが、それが行き過ぎると引き返せなくなる。無駄なプライドや虚栄心を捨てれば、きっとその分だけ楽になるはず。これは自戒の念を強く込めて…。

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    2021年09月24日
  • ゴーン・ガール 上

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    失踪した妻が残した日記による過去パートと、妻の行方探しに奔走する夫の視点で綴られる現代パートが平行して描かれていく。序盤は所謂【ままごと婚】夫婦のすれ違いが執拗に描写されていて辟易するが、中盤過ぎからは未成熟な夫と献身的な妻という構図に変わり始める。著者は元々批評家で、よくぞここまで全方位に穿った見方ができるモノだなと感心するほど痛烈な筆致だが、経済不況による地方の惨状は日本もアメリカも大差はない様子が伺え、何ともじめついた気分に。夫に不利な証拠ばかり集まる中、上巻は幕引き。下巻は一体どうなることやら…。

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    2021年09月23日
  • ゴーン・ガール 上

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    ここ最近流行りの「信頼できない女」(女性主人公の一人称ナレーションで、信頼できない語り手パターン)の嚆矢となったNY Times No.1 ベストセラー。中盤のあっと言わせる場面展開は見事だが、終盤の展開は陳腐で、ラストもそれなりの緊張感を孕むものの読後感はすっきりしない。出てくる登場人物、登場人物、全部ロクなのがいないのも(まともと言える人間は、警官のボニーとニックの妹マーゴくらいか)、印象を損う一因。

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    2021年06月12日
  • ゴーン・ガール 下

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    映画版の方が好きだったな〜。

    デジー映画だとナヨナヨ金持ち元彼だったのに原作はマザコンクソ野郎だった。

    エイミー子供作るのは無しだろう…
    子供が可哀想だ…

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    2021年03月28日
  • ゴーン・ガール 下

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    失業し、都会から夫の故郷の田舎に帰り住んだ夫婦。結婚5周年記念日に、妻が自宅から行方不明となる。争った跡、血痕、疑われる夫。夫の事件後進行形の視点、妻の日記の過去語り。両親が出版した、子供向けベストセラー本の主人公として描かれてきた理想の人生。

    謎だけではなく、それぞれの人が何を思いどう考えて行動してきたか、で織りなされているのがすごい。ニューヨークとミズーリって、アメリカの人には都会と田舎の差が実感としてあるんでしょうね。

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    2020年10月09日
  • ゴーン・ガール 下

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    退屈だなぁって思いながら読んでいたけれど、アンディが現れてから一気に面白くなった。上巻から下巻に移ってぐんぐん読むスピードが上がって、やったぁ読んだぁ!完全犯罪にするには無理があるような気がして。警察ってそんなに無能かなぁ…と、この本の真髄に外れた読後感。

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    2019年11月05日
  • ゴーン・ガール 下

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    いやあ、これは強烈。共感を誘う上巻から、えーっと驚く下巻へのひっくり返し方には参った。読者の大方が期待するであろう地点に着地しないところがすごい。読後感は決して良くないけど、ここまでやってくれたら降参です。

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    2019年03月16日
  • ゴーン・ガール 上

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    ネタバレ

    妻エミリーの失踪当日からの夫ニックの様子を追う合間に、妻の日記が挿入される形式。
    もうすこしスピーディーでも良いかも。
    失踪の謎も気になるけれど、お互いにだんだん相手に失望していくそれぞれの様子が興味深いです。
    わかるわかる…と思う自分を発見して自己嫌悪になったりするイヤな作品です(褒め言葉)。
    初めは感じの良いニックが、実は嘘つきでええかっこしいで無責任で…とどんどん暴露されてあまりにも追い詰められるので、これは本当に夫がアレなのか、あるいは妻の陰謀では…と下巻が待ち遠しい終わりです。

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    2016年11月10日