天川栄人のレビュー一覧

  • おにのまつり
    これもオムニバス的な構成。おにいが亡くなるところからスタートし、普通じゃない、辛いことを抱えた中学生の話。良い話だが、良い話にするには何か辛いことを入れないとだめなのか。
  • おにのまつり
    岡山県で行われるうらじゃ祭り。桃太郎伝説のもとになった温羅という鬼の魂を天上に還す祭り。ある中学の内申点低めの生徒の救済措置のため作られたうらじゃプロジェクト。内心点に若干問題のある生徒4人が集められた。ごく普通に中学生活をおくるあさひがなぜか、うらじゃの経験があるというだけでうらじゃプロに召集され...続きを読む
  • おにのまつり
    久しぶりの児童書♪最後は涙涙涙でしたが、良かったー♪うらじゃ踊りは、小学校の運動会でよくみかけましたが、こんな物語があるとは。
    読みながら、頭の中でうらじゃの歌が流れ続けて、読後は踊りたくなりました^ ^
    登場人物達のその後が、すっごくきになります。みんな幸せになっていてほしいなー。
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    2作目から読んでしまったため、遡ってこちらも読んでみた。
    1作目では2作目と比べると天文が…というより人間関係重視という印象を受けた。
    人間関係を表現するときに星に例えるのが素敵。
  • アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬
    うわー、青春!進路に悩んだり、部活に励んだり恋に悩んだり。迷うのは当たり前。間違わずに生きていくのは無理だから逃げずに立ち向かい悩め。人生は長いのだから。偽物でも誰かの好きのきっかけになるなら「綺麗な嘘をつこう」。いいねえ、こういうノリ。
  • アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬
    間違えて2巻から読んでしまった。
    アンドロメダ座や竜骨座などの星座の由来を学ぶことができた。
    星と同時に人々との出会いと甘酸っぱい恋が交差していくのが面白かった。
    1巻を読みたい。
  • アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬
    「セントエルモの光」の続編。高校の文化祭で天文部廃部阻止の対策としてなんとプラネタリウムを作成してしまう。技術担当として新たな登場人物、嵐士先輩の幼馴染で工業化の淳先輩。なんかめちゃ頼れる先輩の登場。進路の選択とか将来の夢に対してとか、恋愛とか、高校生だからこその悩みとか葛藤もあると思うのだが、親の...続きを読む
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    SNS依存症のえるも、自分を偽り人の目を気にしながらスマホを手に。悪意ある書き込みから体調を崩し3年ぶりに東京から幼なじみがいる田舎へ。そこで行きがかり上、天文部に入部。廃部寸前の天文部と無愛想な嵐人先輩の板挟みながらも仲間を増やし天文部の廃部阻止に動こうとする。嵐士先輩の過去や、体調不良に追い込ま...続きを読む
  • おにのまつり
    おにのまつり、うらじゃ。岡山といえば桃太郎だよね。章も桃、雉、猿、犬だもんなぁ。
    誰の心にだって鬼がいる。それでもみんな生きている。鬼は悪いもの、じゃなくて、うまく付き合っていくものなのかもなぁ。
    最後の総踊り、あさひが気持ちを言えたところ、ウルッときた。お母さんからの「大丈夫じゃなくて大丈夫」がま...続きを読む
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    3年ぶりに東京から地元、久閑野に戻ってきた高校一年生の「私」は、ふとしたきっかけで部員ただ一人の天文学部に入ることに。その部員は、嵐士先輩という変わり者で、星以外には興味がないみたい。
    幼馴染の古雪と晴彦も巻き込んで、私の久閑高生活が始まった。


    いち高校生の青春を描いたお話。現代のお話を書く上で...続きを読む
  • おにのまつり
    児童書。
    「うらじゃ」という岡山に伝わる鬼の踊りのお祭り。
    中学校から参加することになった五人が、それぞれの心の中の鬼と向き合う姿に成長を感じた。
    先生に言われて仕方なしに始めたバラバラの五人が、お互いを認め合い仲間になっていくところもいい。
  • ノベルダムと本の虫
    現実に立ち向かうのはそんなに簡単じゃないけど主人公らしく前を向いていく主人公が眩しい。
    ディレイがルキオラというところにめっちゃ驚いた。そこで主人公が幼い頃から勇気をもらっていたルキオラを逆に強くする場面が王道というかご都合主義みたいに思えるけどそれが良い。胸アツ。
    急に館長がザ・悪役になったのには...続きを読む
  • 花仙国伝 後宮の睡蓮と月の剣【電子特典付き】
    おもしろかった!
    王が花仙に選ばれるという設定に十二国記っぽさを感じる。
    ビーンズの彩雲国的ポジションを狙ってるんだろうかと邪推してしまう。
    ストーリーの作り込み加減はやっぱり彩雲国や十二国記にはかなわない感じはあるが、ストーリー自体はおもしろい。
    最近のビーンズは少年陰陽師以外中々興味を持てなかっ...続きを読む
  • オリヴィアと薔薇狩りの剣
    イラストが大好きな高星麻子さんだったので手に取りました。初読み作家さんですが思っていた以上に面白かったです。
  • オリヴィアと薔薇狩りの剣 騎士は心に想いを隠して
    もう一さじ、甘さを下さい!
    と、最後の数ページに希望を託した一冊。(そして叶わなかった)
    最終章後、絶対に からかわれると想像すると、笑えるので良いんですが。
    きっと語り継がれるに違いない。

    新しい方なので、次の作品も期待しています。
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    悪くはないのだが、先に辻村深月の「この夏の星を見る」を読んでいたので物足りない感じ。

    こちらは児童書であちらは一般書、仕方ないとは思うが、良いお話だったので一つひとつのエピソードを深く読みたかったとも思う。

    秋と冬もあるのかなぁ。
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    どんなにSNSで繋がっていても人間は1人だ。大事なものはスマホの中の薄っぺらい人間関係ではない。でも孤独に慣れる必要はない。関係が出来た以上、誰かに良くも悪くも影響を与えているのだから。嵐士先輩と星を通して人間として成長したえるも。爽やかな読後感でした。
  • セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏
    事情があり、久閑野→東京→久閑野と引っ越しをした主人公えるも。
    SNSでの友達との付き合い方、「映え」を意識した暮らし。
    今の高校生はなかなか大変だなと思う。
    昔以上に一人でいることに不安を感じるかもしれない。
    ふとしたことで入った天文部で、嵐士との出会いや天体観測を通じて、新たな気付きを得たえるも...続きを読む
  • 花仙国伝 金の獅子と風の蒲公英【電子特典付き】
    え、待って、1巻と主人公違うの!?
    王と花仙との関係とか天の掟があるところとか設定が色々十二国記と似てるなぁって思ってたけど、1巻ごとに主人公変えるところまで似せるの!?
    十二国記と比べてしまうからなんか浅い話だなぁって感想になってしまう!申し訳ないけど!

    最後の礼苑が啖呵切るところとかかっこいい...続きを読む
  • オリヴィアと薔薇狩りの剣
    異国の地にいる父親に会いに来ただけだったのに
    諸事情で異世界に来てしまった主人公。
    戻るためには、人喰い薔薇の大本を断たねばならない。

    相手が人でない分、ものすごく読み進みやすいです。
    人の形をしていると、そこから葛藤がどうの、で
    内面深くなるか、さらっと通るか、になりますし。

    王に一番近いとさ...続きを読む