北條民雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書前メモ:国立ハンセン病資料館訪問にあたって。
読書後メモ:(感想)
「死」ってなんだろう?「生きる」ってなんだろう?衝撃だったのは重病患者の世話から学校の先生まで全てハンセン病患者でまかなっていたこと。入所した人は重病患者の病室にまず入らされること。自分の末路や行末を嫌でも直視しなければならない、絶望だったろう。でもその中でも『吹雪の産声』のように、死んでいく人だけではなくて、新しい生命が絶望の塊のような場所でも産まれてくることに尊さを感じる。
私はハンセン病集団訴訟が勝訴した後の生まれだから、名詞だけ知っていて、あとは何も知らない状態。私よりも後に生まれた世代は尚更そうで、絶対にこの歴史を風化させてはならない。生きた証を無碍にしてはならないと思う。