カラスのレビュー一覧

  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間と魔物の話。

    ホーイチは、
    自分はトト一人だけでいいけれど
    トトは人間だから
    ホーイチだけでは駄目だと思っていた。
    のに、
    トトはホーイチ一人だけで良いと思おうとした。

    ぐっときました。

    ただ、最後
    子供が産まれた所の話はいらなかった。
    なんともありきたりな話になってしまった。
    ANDがあるんだから
    削ってしまってもよかったんじゃないのかな?
    うーん...余分だよなぁ。

    0
    2012年11月12日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんです。
    今回も面白くて良かった。
    感情1つから1つの話に広げられる所が凄く好きです
    星5でも良いんですけど日本語はやっぱりこの世界に合わないんじゃないかとか、そういう細かい点で好みと違ったのでちょっと引いてみちゃいました。

    0
    2012年10月16日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    歪な家族たちのお話だった。このお話から、登場人物から、溢れ出ているように感じ取れる温かなものは作者さん自身が込めた愛だったのかなとあとがきを読んで思いました。

    0
    2012年04月02日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    人喰いシリーズ2作目。
    前作に続き愛のある話でした。
    今作はどちらかというと親子愛?

    落ちこぼれ魔術師のトトが魔物の封印を解いてしまい、その母親として契約者になるお話。
    不相応な力を手に入れて成り上がると言ってしまえばそれまでなんだけども、
    よくあるキラキラした物語ではなかったかな。

    トトの両親が離れてもしっかりとトトのことを愛しているという描写があってよかった。


    ANDは後日談といった感じのエピローグ。
    登場人物たちの先に幸があらんことを。

    0
    2024年01月13日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    落ちこぼれで一人ぼっちの女の子と、封印されていた人喰いの魔物が出会う話。
    なんか淡々としていて、あんまり感情が動かされなかったように思いました。
    ティーランから戦いかたを習うシーンは格好よかった。

    0
    2017年04月02日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ばれているようなそんな気がしたから。果たしてそこには、数百年前に封印されたという人喰いの魔物が眠っていた。トトは魔物の誘いにのった。魔物はその封印から解き放たれ、トトは片耳を失った。そして強い魔力を手に入れた―。これは、孤独な人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

    0
    2015年08月03日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    人喰いのお話2作目。実は気付いていないだけで人は決して独りではないのだと、そう思える作品でした。誰かを大切に思うことができるということは素晴らしい。

    0
    2014年07月13日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ミミズクで作家さんを好きになり、読ませていただきました。途中から悲しくて…。やはり童話っぽいお話ですね。

    0
    2013年09月19日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    トトとホーイチの特異な繋がりがとても引き込まれた。そこへゼクンという存在が現れ、関係が変容しそうになるのを恐れてトトはホーイチを取ろうとする。トトとホーイチの絆が歪んだものであったというのが突きつけられるような物語だと思った。それなのに独特の優しい雰囲気があるのが、とても好きだった。
    終わりが少しもやっとして感じた。
    評価が厳しめなのは、作者さんならもっと別の終わり方を考えられたのではないかと思ったため。

    0
    2013年05月01日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作同様、やさしい御伽噺。

    「MAMA」
    表題作。
    「サルバドールの落ちこぼれ」トトが「人喰いの魔物」と出会い、変わりゆく物語。魔物はかつて喰らった「アベルダイン」の名に縛られていたが、トトに「ホーイチ」と名づけられた上、ママになると言われてしまう。
    月日は流れ、「天国の耳(ヘブンズ・イヤー)」と呼ばれる敏腕外交官となるトト。ある日出会ったゼクンと交流を深めていくが、致命傷を負ってしまうゼクン。
    ホーイチはトトを想い、ゼクンにある賭けを持ちかける。

    「AND」
    後日談。
    ガーダルシアの城に忍び込み、赤い耳飾りを手にしたダミアン。ティーランに見逃す代わりに持ち主に返すよう依頼される。
    耳飾り

    0
    2013年03月02日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミミズクと違って童話というよりもファンタジーの色合いが強くなった感じがする。
    でもやっぱり視点が第三者で進むから少し物足気が。
    末姫をもう少し出してほしかったなあ。。。

    でも総合的には満足の作品です。

    0
    2012年08月09日
  • NightWalker ―ナイトウォーカー― 1

    Posted by ブクログ

    『MAMA』の挿し絵でカラスさんのことを知り、同人誌の『バースディ』や『アルバローズの猫intro』を買ってこのシリーズを知りました。
    同人誌の眼帯ニコちゃんのイメージが強くて、アルバもニコちゃんもかなり変わったなぁって思う。
    すごく人間らしくなった。


    カラーから白黒になってしまって、やっぱり前作とは少し違う印象を受けました。
    ときどき画面にこだわりすぎていて読みづらいのは相変わらず。
    でもそういう絵が好き。

    内容はイイ感じに厨二。
    “意味わからん!”って投げられるか、“こんなん好き!!”って言われるかが極端なんじゃないかなぁ。

    0
    2012年03月28日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    掴みどころのない、しかし人が求めてやまない「愛」。
    本物を手に入れるまで、確証がない段階での「ふり」。
    「愛のふり」が「愛」となるまで。
    「愛のふり」も決して愛でないわけではない、そこが苦しい、不安。

    偶然の出会い、求めるものの偶然の合致から、
    親子愛で繋がっているふりをしつつ葛藤し、
    アベルダイン≒ホーイチとトトが本当の親子となるまで。
    ゼクンとの愛、ティーランとの友情、
    ANDではダミアンとミレイニアの兄妹愛のふりをした愛などなど、
    色々な愛が重なりあう苦しさも含めて、
    それぞれの愛を育んでいく人々のお話。

    文章に難あり。雰囲気を作るために日本語を壊してる。

    0
    2012年08月05日
  • 死んだ女は歩かない 2 ―あくまで乙女

    Posted by ブクログ

    割と淡々と進めてた1巻から、いろいろ動き出す2巻。輝十字さんが意外に好き。んでデージーかわいいよね。どうしたものか。

    0
    2011年05月26日
  • 死んだ女は歩かない

    Posted by ブクログ

    強い女がいっぱいでてくるゾンビ小説と、看板に偽りなし。残念なのはイラスト。目眩がするほど下手な上に面白くない4コマとか。なぜだ。

    0
    2011年05月26日
  • 死んだ女は歩かない

    Posted by ブクログ

    あとがきで著者は「ゾンビだらけの運動会」と書いている。また「強い女ばかりが出てくる小説」とも書いている。その通りだった。

    ゾンビだからホラー?戦うからバイオレンス?ジャンルは何だろう。描写はわたしにはちょっとキツめだった。内臓がどうたらとか、腕がもげたりとかいろいろ。そのあたりはナナメ読みに近かったかも。

    話はわりと面白かった。舞台設定も面白い。登場人物はどれも好きにはなれなかったけど、仲間うちでの会話もおもしろかった。

    話は続きそうな感じ?

    0
    2010年11月20日