ししゃも歳三のレビュー一覧
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『泣きうた』第2弾。戊辰会津戦争がメイン。無念さややるせなさを感じ、切なくさせる。何度かうるっとさせる場面があった。新選組と白虎隊に関する歌では胸がしめつけられた。歴史の変革期でもあったこの時代は、命を落としていく者も生き残った者も、抱えていたものはとてつもなく大きかったのではないか、とそれぞれの物語を読んでいて感じた。
作品の完成度、構成共に前作より高かったと思う。山川家の面白エピソードや、会津での土方歳三の爆笑エピソードを挟んでいるのが、暗くなり過ぎず良かった。
前作でも登場している人物や繋がるエピソードも多いので、前作も併せて読むと、よりよく理解できる。
幕末の魅力が伝わり、切なく -
Posted by ブクログ
趣味が同じというのは意外に難しい。萌えの方向や暑苦しさが微妙に違うと、かえって「えっ!?(;゜ロ゜)」ということがあるからだ。『萌えよ幕末女子』、そういう意味でこわごわ手に取ったが、ツボったツボった(爆)。「新番組」を「新選組」と読み違えるとか、観光ガイドが時々いい加減な知識だったりするとツッコミを入れるとか、実家の墓よりお慕いしている墓にお参りする回数がやたら多いとか。伊東甲子太郎が暗殺された木津屋橋の碑を捜して京都の人に道を聞いたらマイナー過ぎて地元の人もわからないとか。そして、ドラマ化された新選組ものの俳優さんから改めて新選組にキャスティングする企画、この人選が自分の好みとどんぴしゃりだ
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Posted by ブクログ
中身は、幕女の行動「あるある」4コマ(笑)がメイン。
これやばいね、おもしろいね!
自分、身に覚えがありすぎて笑いました(笑)
でもこの作者に比べたら、私なんてまだまだかわいいもんだなと思った!
それでも、頷いた点↓
・出身地を佐幕倒幕に置き換える。
・つい、藩名で土地を呼んでしまう。←京都旅行を1日碑めぐりで潰した人
・碑に目が無い(幕末限定)驚異の察知能力。
・新聞の「新番組」欄が「新選組」に見える。(マジで)
・咳をすると沖田になりきる。掛け合いには土方さん(幕女友人の協力)を伴う。
・鍋の日には「軍鶏はまだかのう」と言う。(龍馬暗殺時)
・頭をぶつけると「わしは…脳をやられたき」