【感想・ネタバレ】泣きうた ~幕末 悲運の戊辰 敗軍編~のレビュー

あらすじ

ひたむきなばかりに悲劇の渦に巻き込まれざるを得なかった会津藩。松平容保、山本八重、白虎隊士・津川喜代美、飯沼貞吉、そして戊辰戦争に参戦した土方歳三。彼らの無念と熱き想いがこめられた辞世の歌などをモチーフに、全8作品を漫画化しました。

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Posted by ブクログ

『泣きうた』第2弾。戊辰会津戦争がメイン。無念さややるせなさを感じ、切なくさせる。何度かうるっとさせる場面があった。新選組と白虎隊に関する歌では胸がしめつけられた。歴史の変革期でもあったこの時代は、命を落としていく者も生き残った者も、抱えていたものはとてつもなく大きかったのではないか、とそれぞれの物語を読んでいて感じた。

作品の完成度、構成共に前作より高かったと思う。山川家の面白エピソードや、会津での土方歳三の爆笑エピソードを挟んでいるのが、暗くなり過ぎず良かった。

前作でも登場している人物や繋がるエピソードも多いので、前作も併せて読むと、よりよく理解できる。

幕末の魅力が伝わり、切なくさせ、心を揺さぶられた。

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2014年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ししゃも歳三さんの画風と作品が好きなので、会津藩関係者と新選組満載のこの作品はとてもよかった。容保様はじめ会津戦争で壮絶なエピソードに胸がふさがれるので、生き残って次の時代に花開いた山本八重とか山川浩・健次郎・大山捨松のきょうだいの話が好き。新選組でも、箱館で散る土方歳三が一番好きなんだけど、会津に立ち止まって会津藩士とともに生き延びる藤田五郎こと斎藤一も好き。そして、日野の名主として明治の世にも地域に尽くした佐藤彦五郎も好き。

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2013年07月06日

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