倉本由香利のレビュー一覧

  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    自分の勤務先にとっても、いよいよ現実的に重要性が高まってきている"グローバリズム"。
    いかに日本企業が、新興国市場を主軸とした企業のグローバル化に対応していくべきか。組織から個人へ、販売から製造・経営組織レベルへ、しっかりしたフレームを立てて、明快に論じており、読み易かったです。
    特に、黒船到来以来からの日本の他国との対応の歴史的文脈から導かれた著者の主張には、納得させられました。
    自分も、日本人の価値観である「和」の重視と、相手を理解しようとする謙虚な心遣い があれば、必ずグローバル化や多様な組織運営にうまく対応できると信じます。
    本書は、きわめて論理的で且つ理性的な構成

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    2017年05月07日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    「自力モデルは自社の企業理念に沿った確実な成長を行うことができる反面、成長のスピードは緩やかにならざるを得ないという問題がある。まだ成長スピードが遅いアフリカなどの市場を狙うのであればよいが、中国のように急成長している市場を今から狙う場合、自社の現地の人材や技術を育てながらじっくりと成長するモデルでは、市場の拡大に乗り遅れてしまうことになるだろう。さらに、自社の中で企業理念の明確化とそれを徹底する仕組みなど基盤が十分でない場合、それらを作ることから始めると、相当な時間がかかる。このような場合は、他力を活用したグローバル成長を考えるべきだろう。日本企業の場合には、海外現地の人材や海外事業経験が豊

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    2012年12月04日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    ・日本のグローバリゼーションは三つの段階1)sales &Marketing 2)Manufacturing 3)Org
    ・今はOrgにきている。人材の多様性を増やすことが日本にとって重要
    ・日本がグローバルするcore competenceとして、製造業かサービス(おもてなし)
    ・人材のグローバルエリート・ローカルサポーターの二極化。ローカルサポーターはコモディティ化し、価値が低下

    とても良い本です。日本人に「一億層中流なんてありえない」と目覚めさせてくれる本。自分の価値、差別化ポイントを考えさせてくれます。

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    2012年08月15日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    "一般に目に触れる情報だけでも立派な書物が出来上がることに感動した。
    内容は、これからの日本企業のとるべき戦略は、グローバルに展開することが必要で、そのためには何が必要なのかを考察したもの。
    著者が学生時代にアップしていたブログをときどき読ませていただいていた。
    地頭の良さがよくわかる。"

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    2018年10月27日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    日本企業がこれからどのように海外展開に取り組んだらいいのか?という点について、具体的に提案をしている。こうした内容は、実はなかなか本で見つけられておらず、参考になる点が多々あった。ただ、一部に事実誤認があったり、大企業の話にとどまるのではという印象を与えたり、という点は気になった。

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    2014年11月22日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    グローバル化の時代において、日本企業、日本人に必要なものは何かを考察。結論は、組織のグローバル化と、個人のグローバル化が必要ということ。そもそもグローバル化とは、国を超えて地球規模で交流や通商が拡大すること(広辞苑)である。人事部が日本人だけを評価して、外国人は各国のマネジメントに任せますでは話にならない。社長から外国人社員も日本人も等距離になければ、グローバル化したとはとても言えないのである。本書の主張するように組織がグローバル化してしまえば、多様な価値観を持つ個人が同居することになるので、共通の理念である企業理念や行動規範の浸透と実践が最も大事だと感じる。市場はGDPで見ても、2050年に

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    2013年02月17日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    賛成する所が数多くあった。
    海外に出ていく人が読むべき本であると同時にそう考えてない人が読むべき本でもあると思った。
    グローバル化は最早、海外と多くビジネスを展開している企業やビジネスマンだけの問題ではない。自分は日本から出ないから大丈夫なんてことは絶対にない。いつまでも内輪で盛り上がってやっていけるものではない。日本人の価値観を根本から変える必要はない。でも価値観を拡張する必要はある。こういった本を読んで少しずつ世界を広げていくべき。

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    2012年10月19日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    紙幅を割いている割に内容はやや冗長、ただその主張するところは的確で内容的には至極同意。
    ものづくりでも弱体化し始めている日本においては、この先のイノベーションや成長の源泉は「和」と「おもてなし」にあるのだと思う。
    間もなくすると外資系企業が日本企業のグローバル化を支援する時代は終わるんだろう。外資の日本支社はローカルサポートに留まるから。では、グローバルに打って出るにはどうすれば⁈
    そのヒントがここにあるかもしれない。

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    2012年09月20日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    ・ MBAを受験するにあたっての参考情報<主に英語力>
    ・記事のコンテンツの面白さ

    で抜群だと思うブログが、
    「My Life After MIT Sloan」
    このブログの書き手である倉本さんが、著書を出されるとのことで、息抜きも兼ねて購入読んでみた。
    ブログ同様、非常に面白い内容。
    改めて「グローバル化」とは何か?個人はどうあるべきかを考えさせられる。

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    2012年07月01日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    グローバル・エリートの時代
      個人が国家を超え、日本の未来をつくる  倉本 由香利

    2013年、先進国と新興国の経済規模が逆転。
    日本人の強みを生かして「失われた二〇年」を終焉させる、新しいグローバル化とは何か?
    日本企業の現場でグローバル化をリードする著者が示す、グローバル人材を育成し、組織を変革するためのバイブル。



    【ポイント】
    19/グローバル採用の時代 ←組織のグローバル化が「グローバル採用の衝撃」
      ?外国人従業員がとてつもなく増える「量」の時代
        日本人の社会人なら当然こうしたが通じない
      ?外国人を早期に海外幹部社員として育てる「質」の時代

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    2019年01月06日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    読めばわかるけれども、新聞の解説記事のような、あるいは、学生の修士論文のような、そのような本、という感想。面白くないわけではないし、独自の視点がないわけでもないのだけれども、迫力に全く欠ける、みたいな。

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    2012年11月14日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    グローバル化の定義として、
    第一の波:販売、マーケティング機能の海外への移転
    第二の波:製造業の生産拠点の移転(付加価値を付与する生産の海外移転)
    第三の波:2010年〜 組織のグローバル化、日本人以外の社員を活躍させられるような組織運営の仕組み

    としたうえで、いまなぜグローバル化が必要なのか、グローバル化するために必要なことは何かの問題の整理になった。

    第三の波にあるような組織や人のグローバル化について、英語の公用語化など例をあげれば枚挙にいとまがないが、韓国のような国家としての危機感をともなってサムソンのように90年代からグローバル化に取り組んできた会社とはグローバル化の必要性と自覚の

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    2012年11月07日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    販売のグローバル化、生産のグローバル化を経て、組織のグローバル化が必要な時代。西欧のプッシュ型に対し日本のプル型が強みになる。

    10年後の日本の未来に、希望が見えてきました。
    変わるまでは本当に大変なのだろうけど、こういうビジョンを示してもらって、その力はある、経験もある、と励まされると。

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    2012年12月23日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    ■グローバル

    日本企業がグローバルに成長し続けるためには、経営判断を行える人材を複数の新興国市場に分散させる必要があり、外国人を経営幹部に育てていくことが不可欠になってきている。

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    2012年08月20日
  • グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる

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    日本企業のグローバル化の歴史を紐解き、新興国へと広がりを見せる新しいグローバル化に対して、日本の組織・個人としていかに対応していくかを述べている。

    印象に残っている点としては、日本のBtoB企業の多くは未だに海外ビジネスを行う際には商社依存を脱却出来ていないということである。これは前職においても当てはまっていたことであり、BtoB企業においては早急にグローバル・エリートの採用・育成を行い、売上拡大・コスト削減につなげていくことが重要だと思われる。

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    2012年07月15日