猪俣武範のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アメリカで医師として働き現地在住×MBAをアメリカで取得という最強の肩書きを手に入れた医師の勉強法。
読んでて思ったのは、著者のスタートラインが高いこと。そもそも、順天堂大学出身で東京大学の研修医を過ごしてるのでかなりのエリートな学生だったと思慮(逆説的だが、この素地がなければこの本も読んでないが)。なので、やり方についてはある程度のベースがある状態でのスタートが求められる。このやり方のレベルの高さは彼の情熱や探究心が原点であるかもしれないが。
目標の設定から、達成までの考え方、やってる最中の工夫など始点から終点まで具体的な方法が書かれているため非常に参考になる。この中から、目指すものを選 -
Posted by ブクログ
医者でありながらMBAを取得した筆者の勉強法、日々の過ごし方を学ぶことで、限られた時間の中で確実に結果を出すような方法、考え方を知ることができると思い、この本を読もうと思った。
本書を読んで率直に思ったのは、そこまで衝撃的な学びはなかったということだ。
というのも、最近読んできたこの手の習慣、考え方、などに関する本たちとほとんど同じことを言っていたからだ。
大きな成果を出すような人たちは概して同じような考え方に至るのかなと本書を読みながら思った。
以下はこの本でなるほどと思ったこと
・人生のゴールやミッションと言える目標をしっかりと持つこと
それを叶えるために、勉強がどのような意味を持つ -
Posted by ブクログ
ネタバレノウハウというよりは目標達成のマインドセットが学べる。
小手先の勉強テクニックではなく、「この勉強は自分にとってどんな意味があるのか?」「なぜこの勉強をする必要があるのか?」というようなことに対する考え方や心構えを教えてくれる。
いかなることに対してもWhy?(なぜ?)、How?(どうやって?)、What?(何が?)と考えることが大切だと改めて感じさせられた。
具体的な勉強法については、効果的に独学で出来ることが多く紹介されていたのでとても参考にできる。
個人的に一番心にグサッときた一文は、
"忙しいなかで競争優位を保ち、成果を出すためには、頭の良し悪しや能力のあるなしよりも、 -
Posted by ブクログ
ハーバード×MBA×医師目標を次々に達成する人の最強の勉強法 2016/2/11 著:猪俣 武範
私たちが競争優位を保つためには、目の前にある仕事としっかり向き合いながらも、将来進んでいきたい道に向けて勉強し、新たなスキルを身に付けていく必要がある。
本書は、海外で活躍する日本人やエリートたちへの取材をベースにした「仕事と勉強を両立しながら目標を次々と達成するための考え方と、語学習得も含めた具体的な勉強法」について以下の6章により紹介している。
①結果を出す人の目標設定の技術
②結果を出す人の時間管理と集中力を高める技術
③結果を出す人の勉強の技術
④ハーバード、MBAから学んだ私の勉 -
Posted by ブクログ
ハーバード×MBA×医師 働く人のための 最強の休息法
2017/8/26 著:猪俣 武範
24時間、集中を続けられる人間はいない。より確かな勉強や仕事をするためには、休息時間を前もってスケジューリングする能力が求められる。勉強や仕事で優秀な成績を収める人は十中八九、時間のメリハリのつけ方、つまり気分転換が上手である。ストレスが少し溜まるたびにうまく発散し、精神的・肉体的な疲れを持ち越さず、勉強や仕事をスムーズにこなしているのである。
仕事においても勉強においても戦略的に有効な休息の仕方を知っているか否かということこそが重要である。ハイパフォーマンスな人ほど、戦略的な休息をとっている。
-
Posted by ブクログ
戦略的睡眠
・疲労回復のためには、レム睡眠とノンレム睡眠をしっかりとる。
・6時間以下という睡眠不足と不眠は、いずれも高血圧、糖尿病発症のリスク因子である可能性が高い。
・睡眠が障害されると脳内でアミロイドβが増加し、それが沈着することでアルツハイマー病の発症が促進される可能性がある。
・午後3時までに6-30分の仮眠をとるとよい。浅く、短く。
・5分未満の短い睡眠でもすっきりした感覚を得ることができる。
・アルコールは入眠を早くする効果があるが、レム睡眠が短くなるため、睡眠のバランスが悪くなる。
・ブルーライトは、体内のメラトニンを減らす。
・5時間以下の短い睡眠と8時間以上の長すぎる睡眠は