吉良直人のレビュー一覧

  • 完全無欠の問題解決―――不確実性を乗り越える7ステップアプローチ

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    ビジネスに関わらず、問題解決における基礎かつ応用性の高い考え方、経済、統計、行動例などの内容が印象的。様々なレベルの問題解決に適用できる考え方を学ぶことができる。おすすめしたい。

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    2024年03月16日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    マッキンゼーが予測する未来
    近未来のビジネスは、4つの力に支配されている
    著:リチャード・ドッブス
    著:ジェームズ・マニーカ
    著:ジョナサン・ウーツェル
    出版社:ダイヤモンド社

    大書 やっと1回目の読書がおわった。抽出したキーワードは、巨大都市圏から、公共サービスまで43に及んだ。
    コンサルファームらしく、事実、数字によって語られている。エピローグ「戦略的思索の果てに」が設けられており、過去のトレンドが破壊され急激な変化がもたらされること。その変化にいち早く気づいて、機会として捉えることが示唆されている。

    目次

    解説

    イントロダクション 我々は、直観力をリセットしなければならない

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    2021年09月18日
  • マッキンゼーが教える科学的リーダーシップ―――リーダーのもっとも重要な道具とは何か

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    非常に面白かった。ロジカルな人間のクラシフィケーションと、それぞれに関する効率的な対応、リーダーシップの種別などが主なトピックだが、一つ一つが明確でかつわかりやすい。このメソッド通りに実行すればなんでもうまくいくというものでもないだろうが、個別の案件への対応を考える際の参考にはなると感じた。また、自分自身をクラシフィケーションすることも、自身を把握するうえで参考になった。

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    2021年08月11日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    サイバー経済・ボーダレス経済・マルチプル経済が必須な新大陸、アービトラージを目的としたプラットフォーム、レーガン・サッチャー・シュレーダーのケインズ否定による失業者の活用、、など20年前の著書ではあるが現代社会が直面する問題の示唆がいっっぱい。

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    2021年01月30日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    『それは、私たちの意思決定の大半が、今でも個人の直観に支えられたものだからだ。これは、当たり前の人間の性向であり、私たちの直観は自分の経験の組み合わせと、物事がどのように動き、機能するべきなのかという思考により形作られている。』

    この直観をリセットするために4つのトレンドについて論じている。
    1.経済の重心の移動
    2.テクノロジー・インパクト
    3.地球規模の老化
    4.「流れ(フロー)」の高まり
    非常に密度が濃くて、読み応えのある作品。
    中途半端な未来予測本を何冊も読むより、この一冊を読み込む方が価値がある。良かった。

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    2018年02月17日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    ビジネスの世界に、「とんでもない破壊」という危機感を煽る本。

    四つの破壊的な力
    ・異次元の都市化のパワー
    ・さらに加速する技術進化
    ・地球規模の高齢化
    ・高速に強く結びつく世界

    破壊力を持つ12の技術の紹介では、「今後10年の間に巨大な破壊力を示す可能性が高い」として、次世代ゲノム、新素材、エネルギーの貯蔵、石油とガスの採掘、再生可能エネルギー、ロボット工学、自律自動車、3Dプリンティング、携帯機器インターネット、IoT、クラウド技術、知識作業のオートメーション化が挙げられている。


    どういう目つきで、未来を考えるべきかは以下のポイントを示している。

    ・あらたな消費者層
    ・資源
    ・資本

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    2017年10月21日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    世界で最も有名なコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーが世界経済動向の調査・研究部門として設立したマッキンゼー・グローバル・インスティテュートが25年間の活動の中で蓄積したデータを分析し、”今後、世界はどうなる”が詳細に書かれており、ビジネスに於いては今後、どのようなリージョンをターゲットにどの様な製品・サービスを展開して行けば良いのか等、自分が働いている会社がどの様な方向に舵をきる必要があるか判る素晴らしい書籍です。成長したい人、これからも生き残っていきたい人にお勧めしたい一冊です。

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    2017年09月05日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    大前本3冊目。
    実は最近ちょっと憧れてる先輩に奨められたのです。

    インターネットの普及により資本が国境をいとも簡単に飛び越えるようになる以前の世界を「旧大陸」とし、人々が足を踏み入れている現在を「新大陸」と定義した上で、独自の理論が展開されます。
    「新大陸」は、目に見える貨幣と商品で成る「実体経済」、一国完結で経済を行うことができなくなった「ボーダレス経済」、消費者が欲しいと思った商品をいつでもどこでも最安の商品を購入することができ、またそれに企業が柔軟に対応することが実現した「サイバー経済」、そして巨額の時価総額の構築が可能となった「マルチプル経済」の4つの空間によって構成されている

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    2011年07月31日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    ネタバレ

    震災直後に披瀝された著者の見識に感銘を受けて、ここ10年の著作をまとめ買いしています。

    学生時代に「平成維新」を読んで以来、週ポスのコラム程度でしか著者を知らなかったが、何冊か読んでみて深い見識と提言力に脱帽。さすが英エコノミスト誌で「世界のグル5人」に選ばれるだけはあります。

    本著は2001年11月初版。9・11直後の作品。
    著者は世界の「お金の流れが変わった」節目がこのころであるとしており、本著は著者がその時から何を考えていたか、何をキーと考え、何を提言していたかをおさらいできます。

    今読んでも卓見と本質を見抜く力量の程に驚くばかりです。

    著者がいつも言うボーダーレス、サイバー、マ

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    2011年05月29日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    BBT(MBA)1年次後期テキスト。
    ビジネス新大陸とは?この違いを知ることは極めて大きい。
    銀行という古い業態に居るとなかなか気付かない時流のすさまじい変化。変化とキーワードを抑える事で、世の中に起きている事、今後の方向性が大きく見えてくる。

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    2010年02月17日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    個人的には

    第2章の「富はプラットフォームから生まれる」
        
         と

    第5章の「勝者となる地域と敗者となる国家」

    を是非読んで頂きたい。

    勿論、全体を通して面白い
    (結構分厚いので読むのは大変だが・・・)
    のだが、特に上記の箇所はお勧め!!

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    2009年10月04日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    現代経済は「実体経済」「ボーダレス経済」「サイバー経済」「マルチプル経済」の4つの見えない大陸であるという。
    この見えない大陸に全てを投資するのはリスクを伴う。消費者や個人が力をもち、彼らの集団心理や気分でお金が取引される。
    企業が成功するにはこのプラットフォームをつくることだ。そして、それらの企業がひとつの企業のように組み合わさる必要がある。
    旧体質の戦略や経営はすてて、自社の能力と顧客のニーズをしり、新しい価値を提供していくべきだ。

    大前研一らしい本。さすがのベストセラーで切り口があたらしい。結論はドラッカーのものに似ている。やっぱりマーケティングかなー。

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    2009年10月04日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    必読の一冊。世界は、経済はこれからどうなっていくのか、それを指し示す予言書として、我々に求められている変化をわかりやすく示している。大前研一の本は多数出版されているが、彼の主張の核心が示されているのはこの本だろう。

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    2009年10月04日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    ニューエコノミの特徴は?サイバー経済?マルチプル経済?ボーダレス経済などの新しい要素の組み合わせにある。ケインズ派経済理論と新大陸(ニューエコノミー)を支配する経済理論との対比はニュートン力学(1対1の因果関係)とハイゼンベルグ理論(不確定性原理)との対比に類似している。株価収益率や株価時価総額の動きは不確定性原理に従っているように思われる。米国の成功はレーバンの「オープンな米国」それは金融、輸送、通信の規制緩和。

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    2009年10月04日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    マッキンゼーだからという贔屓目なしに、現在の社会の諸問題と資本が向き合うべき点について、多量のデータに基づき解説されています。
    新興国あたりのデータなどはまだまだ浅い本が多いのでかなり参考になりました。

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    2023年10月06日
  • 完全無欠の問題解決―――不確実性を乗り越える7ステップアプローチ

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    あらゆる問題に使えるといいながら、やはり内容(実例)はビジネス寄りだと感じます。とはいえ、問題解決の基本的なアプローチ方法や各フェーズにおける具体的なテクニックなどが網羅的に語られており、長く重宝できる一冊ではないでしょうか。本書の内容を自分なりに咀嚼して応用することが大事だと思います。

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    2022年12月04日
  • 完全無欠の問題解決―――不確実性を乗り越える7ステップアプローチ

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    個人的な問題から人類の難題まで。どこから手を付けていいか分からない問題に対する、マッキンゼー秘伝のBulletproofな問題解決へのアプローチ術。といってもステップは7つとシンプル。シンプルゆえにしっかりマスターしたい内容だ。(再現性はともかく)ケーススタディが豊富で分かり易い。特に問題の定義付けと因数分解は極めて重要。意外と何の問題を解決したいのか途中で分からなくなってしまう話も企業ではあるあるである。一つずつ丁寧に問題解決スキルを培っていくための良書。

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    2022年11月12日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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    何年かに一度、世界の仕組みを理解させてくれる本に出合うことがある。
    本書もそのような一冊。

    本書が描かれたのは2000年であるが、すでにその当時、ICT革命がもたらした現在の金融と経済社会状況を見通していたわけである。
    大前研一が凡百の評論家ではなく、きわめて優れた社会経済の観察者・分析家であることを示した一冊。

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    2020年05月13日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    ネタバレ

    昔読んだ本

    以下の4つの力により近未来のビジネスは支配されるという内容
    ・経済の重心の移動
    →アジア・ラテンアメリカ・中東
    →都市への集中
    ・テクノロジー
    ・地球規模の老化
    ・Flowの高まり
    →資本・国家・人・企業間の関係性が複雑化

    過去の数値の推移から連続的な線を引くとこうなる、というものでこれからの未来がどうなっていくかについて知ることができる。

    FACTFULLNESSもそうだが、すぐに直接的な利益が得られる内容というよりはその後行動選択の軸になるものなので、読んだ上でどう活かすかは自分次第だろう。
    これらの観点を踏まえて、今後の行動選択していきたいと思う。

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    2019年12月20日
  • マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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    本書で予測される未来での事象のうち、特に注目したのは以下でした。

    I.STEM (科学、技術、工学、数学)分野を専攻する学生の比率は、2008年時点での世界平均23%に対して、シンガポールの54%を筆頭に、中国42%、台湾35%、韓国35%と続いています。ちなみに日本は21%。今週のエコノミスト誌には、数学とコンピューター分野で最も評価された論文トップ1%の数で、トップ15大学のうち、9が中国(香港含む)及びシンガポールの大学との記事が掲載されたました。

    II.2025年までにFortune500社中、230社が中国を筆頭とする新興国の企業となる、とのことです。ちなみに、先日、同誌はタイの

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    2018年11月22日