吉良直人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在(2016末~2017前半)の世界動向、情勢、経済をあまり知らない方(例えば僕)が、それをざっくり知りたいと思った時にお勧めの1冊、中々面白かったです。この手の本は今(2016末)読むことが重要!
自分用にキーワードを整理しとくと以下の通り。
・予想しがたい意外な街の都市化
・都市化が生み出す爆発的経済
・経済重心の目まぐるしい移動
・ビジネスモデル、技術の早すぎる変化と労働力のギャップ
・地球規模の高齢化とその課題
・加速し続けるグローバル化とビッグデータ
・新たな30億の消費者層
・需要と供給比率問題(資源問題)
・インフラと資本
・競争ルールの変化
・政治が与える影響(個人努力で回 -
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Posted by ブクログ
21世紀の経済活動の場として、20世紀以前に主流であった「実態経済」に加えて「サイバー経済」、「ボーダレス経済」、「マルチプル経済」が大きなウェイトを占める様になり、その3つの領域で価値を創造出来ない組織や個人は世の中の経済活動の潮流から取り残されていくと説いた本です。2001年に出版されたとは思えない程、今日の世相を言い当てており、改めて著者の慧眼に驚かされます。少し説明が冗長であり、かつ今では当たり前だと思えることも一部記載してますが、2016年現在の、そしてこれからの経済を理解する上で非常に有益な視点を提供してくれる(気がする)本です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本の国際競争力とは何かを考える上で、大前 研一さんの世界視野で語られる主張はとても参考になります。
日本が国際競争力をもつために実施するべきこととして、大前さんのオーガナイズ・スモール思想が前提になっています。
・道州連邦制
日本の一つ一つの道州を1国家とみなす。その国家はクオリティ国家であるべき↓
・クオリティ国家
経済規模は小さく、人口が300万人〜1000万人、1人当たりGDPが400万円以上で、世界の繁栄を取り込むのが非常にうまい
▼これから求められる人材
ゴジラ企業をつくれる人=エコシステムをデザインできる人、プラットフォームをつくれる人
※ゴジラ企業の条件
見えない大陸のも