三井誠のレビュー一覧

  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    2005年発行なので、少し古いが学者さんではなく、読売新聞の記者上がりの方が説明しているので分かりやすい。

    1〜3章で、類人猿から新人までのアフリカで生まれたヒトが世界に拡散していく様子を説明している。

    4章では日本列島のヒトの問題、5章では年代測定法の功績と限界、6章では遺伝子から考えることができることを紹介している。

    古さなどは問題はあるが、人類学全体を掴むには悪くない本だと思う。

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    2018年06月24日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類進化の歴史を、研究者ではなく、サイエンスライターがまとめた本。

    なんというか、公平感がって、読みやすかった。

    有力者誕生のメカニズムとして「宴会説」なるものがしょうかいされてるが、一見おかしみがあるが、よく考えるとそうかも?とおもわせる。

    チンパンジーと人間では染色体の本数が違う(チンパンジーのとある2本の遺伝子がつながって、人間では1本になっている遺伝子がある)
    普通に考えると、こういう遺伝子変形って生殖不能だと思うけど、どうやって進化するんだっけ?
    「大学生物学の教科書」に書いてあったかなぁ?

    ちなみにボクは手斧と犬が現生人類を無敵にした説かな?

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    2018年05月09日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    石器の発明は食生活の質を格段に上げただけではなく、
    脳の増大に向けての扉を開く鍵だったのではないか?
    という説は目からウロコだった。
    脳が大きくなり骨格も変化し、それに伴って生活様式も変わり、
    現代人らしい心が芽生え、コミュニティーが出来る進化の過程が
    平易な言葉で紐解かれる。

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    2015年05月14日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    興味深かったのは集団生活の始まりや心の獲得の部分だった。そのプロセスは諸説あって定かではないが、歯がほとんど抜け落ちてしまった頭骨から「仲間から食糧をもらうなど助けられていたから生存できたのではないか」というエピソードや、磨かれたような跡がある子どもの頭骨から、「死後に頭骨を保存し、繰り返し手で触れていたのではないか。死者を慈しむ感情があったのではないか」というエピソードは印象に残った。
    あとは視覚情報に頼る生活を送るようになった反面、嗅覚が鈍ったそうで、このままいくと我々の嗅覚はもっと鈍るのかな?と思った。もしそうなった場合、それによる弊害もいろいろ出てくるのかなあ。

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    2013年07月07日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    読んでいて面白かった!
    人類の進化はアフリカの大地溝帯ができたことによる環境の変化だと思ってきたけれど、実は・・・ちがう!食糧提供仮説がおもしろい!
    今までヒトは、猿人→原人→旧人→新人と年代を順におって進化をしてきたと考えられていたけれど、同じ時代に複数の人類種がいたということがわかってきたというところも興味深い。たとえば、ネアンデルタール人と私たち現生人類が同時期に存在していたという。お互いをどうとらえていたのだろうか。交流はあったのかなど気になる!!
    そう考えていくと、そもそも「進化」とは何なのか。ついプラスのイメージを抱いてしまうが、そうではないのかもしれない。こんなところを考えられるといいのだけど・・・。

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    2013年04月19日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類の進化を分かりやすく読める。

    考古学って、黴臭い気がしちゃって、ずっと好きでなかったんだ。でも、その地道な研究のおかげで、人間の変遷が分かるから、ようやく面白さがわかった。

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    2013年02月24日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    最近の人類史は色々と変わっているんだなと
    nhkスペシャルでやりそうな話
    理系だったらもっと楽しめたかも

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    2012年07月12日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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     遺伝情報だけでみると、私たちは母系の情報を受け継いでいる。なぜなら、遺伝情報を持っているミトコンドリアは精子からは伝わらず、卵子だけが伝える。
     したがって、起源を遡るとき母系をたどっていけばいいということになる。そう考えたある博士らの研究によれば、人類の起源はおよそ20万年前のアフリカの女性にあるという。
     アフリカにいた人類が、石器や肉食によって、より強力な頭脳と身体を手に入れた結果として出アフリカが可能になったのではないかという仮説は、今なお有力視されている。

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    2012年02月11日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    まず帯に記されたマルバツ問題が良い。いくつかは最初の授業でも取り入れてみたくなる。
    猿人→原人→旧人→新人という直線型の進化は,現在の発掘の進展や遺伝子研究によって否定されている。教科書はその点やはり遅れているなぁ。
    ネアンデルタール人と現生人類が同時代に生きていたなんて,想像するだけでも面白い。彼らはお互いを,どのように感じていたのだろうか。

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    2012年01月08日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    [ 内容 ]
    四万~三万年前のヨーロッパ。
    ネアンデルタール人と現生人類のクロマニョン人が共存していたらしい。
    両者の交流を示唆する痕跡が、フランスなどに残されていた。
    知能に勝るクロマニョン人が作った石器と同じくらい工夫を凝らした石器(石刃)が、ネアンデルタール人の三万数千年前の化石とともに見つかっている。
    最新の研究で明らかになってきた私たちのルーツの新常識。

    [ 目次 ]
    第1章 人類のあけぼの
    第2章 人間らしさへの道
    第3章 人類進化の最終章
    第4章 日本列島の人類史
    第5章 年代測定とは
    第6章 遺伝子から探る
    終章 科学も人間の営み

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年11月21日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類の進化にまつわる最新の学説を紹介する新書です。いわゆるミトコンドリア・イブ説や2足歩行と脳の巨大化の関係等、教科書には書かれていない興味深いトピックが満載でした。また、京大理学部卒の新聞記者が著しただけあって、科学上の「仮説」に対し真摯な姿勢で向き合っており、非常に好感が持てる本でした。昔、NHKの特集でやっていた「生命40億年遥かな旅」を興味深く鑑賞した人には、最近の人類学上の知見をキャッチアップする意味でもお勧めです。

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    2010年05月10日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    700万年の間に何が起こったか、どうしてこんな進化を遂げたのか……ナゾの部分も多いけれど、そのナゾが想像をかき立てる。700万年前から進化を辿るのも興味深かったが、進化の過程を立証する今の科学の力、モノの考え方に驚いた。

    ともあれ、進化する人類の説明が何十万年とか何万年とかで語られる(当然だけれど)わけで、それが今の(自分の)すべてを小さく見せるのでした。やはり私がこうして人として今を生きているのは奇跡としか思えない。

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    2009年10月16日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類について化石云々などはもちろん、遺伝情報の変遷などにも触れられ、人間のルーツ、能力について詳しく考察している。そのぶん専門用語も多く、よくわからないまま読み飛ばしてしまった部分も少なくなかったが、万年単位の一生物としての人間について考えるのは面白かった。

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    2011年07月17日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類の進化について、著者によって少しずつ違う説明になっている部分があり、わからないことがたくさんある分野なのだなと思った。

    その中でも共通している内容はおおよそ共通認識となっていると考えて捉えた。

    700万年前から人類が進化して現代人になっていることを考えるとほんとうに感慨深い。

    新しく印象に残ったことは、他の人科のオラウータンやゴリラ、チンパンジーと違って、ヒトは一夫一妻になって、犬歯が退化したという説。
    アラブ諸国で一夫多妻制をしていているという反論に対しても、現実には一夫多妻は富裕層のみで多くの人は一夫一妻であることを考えると、本能的には一夫一妻はヒトの本能なのだそうだ。



    また、本書を通して、改めて適者生存が進化の本質なのだと感じた.

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    2021年12月10日
  • ルポ 人は科学が苦手~アメリカ「科学不信」の現場から~

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    楽しいが、著者の政治姿勢が透ける アリストテレス曰く「人に情報を伝える際に重要なのは、論理・信頼、共感。」自分は論理さえ危うい。
    伝え方を広める活動をしているアルダさんの「お互いに敬意を持たなければ、私達はいったい、どこに行けるというのですか」という言葉は常に胸に置きたい。
    ともすればハナから誤ってると決めて話し始めてしまったりすることもあるが、それでは何も変わらないか、最悪分断を広げるだけ。

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    2026年04月28日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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     研究者ではなく記者が書いただけあって、新しいトピックを要領よく紹介してあって、とてもいいかんじ。「ヒトの起源」は次々に新しい化石が発見されて、中年自覚があるひとならもちろん、20代の若者だって、子ども時代に読んだ・習ったものとはまるで違うものになっている。サルから離れ、二本脚で立ち上がった謎について。旧人・原人という区分が古くなってきた背景について。肉食の開始が脳を大きくした可能性。あごの筋肉を作る遺伝子が働かなくなったことから、筋肉のコルセットが外れて脳が大きくなれたかもしれないとか。分類上、ヒト科にゴリラやチンパンジーを入れる研究者が増えてきた背景……などなど。新しくて、やさしい。人類の進化に興味があるなら、まずこっからでいいのでは。参考文献一覧がついてないのだけが、傷。

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    2014年03月30日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    タイトルどおりの内容。
    人類進化の700万年を概観することができる。

    断定的でない文章に好感が持てる。
    人類学という学問上,断定しにくい部分もあるのかもしれないけど。

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    2013年05月10日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    人類学の本ですが、著者は学者さんではなく新聞記者です。

    人類学の世界には多様な学説があり、その学者さんによって、
    進化の仕方や人類の分類などが違ってくるそうです。
    そういった意味で、第三者である、人類学を客観的に眺めた
    人が書いた人類学の本という位置づけである本書は、
    いろいろな見方を認めたうえで語るので、公平性があるかもしれないです。
    また、専門用語を控えているので、初心者の僕のようなのでも
    面白く読めます。

    人類は700万年前に、とあるサルから進化したものだそうです。
    そして、そのちょっとした、現生人類への進化を持ったまま、
    400万年くらい沈黙するようなのです。
    長い歴史に波乱万丈はあるでしょうけれど、進化を軸にしてみると、
    そうでもない。

    現生人類があらわれたのが、20万年前とかそのくらいだそうで。
    そこから考えると、今の人間というものは、まだ20万年しか
    たっていない新しい生き物だと見ることもできますよね。
    考えてみれば当たり前のような気がしてくるのですが、
    これだけの「社会」というものを作り、「科学」を進歩させた人間ですから、
    100万年前に発生したら、今やもっと違う世の中になっているか、
    もしくは滅びているか、何かあるでしょうね。

    そういうことは想像するに任せて置いて、
    とにかく、過去から今までの人間の進化を読んでいくのがこの本。
    前半は化石からみていきます。
    後半は遺伝子からみていきます。

    きばらずに読んでいいよ、って著者が最初に書いているので、
    素直な僕はリラックスしてさらさらと読みました。

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    2012年09月06日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    ネタバレ

    なかなか面白かった。

    人間とチンパンジーはDNA上は1.23%しか違わないとは驚いた。

    あごが弱くなったから脳が大ききなったのか、脳が大きくなったからあごが弱くなったのか、DNAが変化したからあごが弱くなって脳が大きくなったのか正解は分かっていないらしいが、その些細な違いから人間は生まれたのかと思うと面白い

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    2012年04月20日
  • 人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」

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    ヒトがいかに歩行動作を獲得してきたのかを知るためにこの本を読みました。
    その他にも人類の進化の内容が多かったので、それは読むのが苦痛でした(笑)

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    2012年01月01日