ジョセフ・ジャウォースキーのレビュー一覧
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物事をなそうとするとき、不思議と色々なことが同時に起き、また様々な人々との出会いや協力が起きることがあります。その不思議な力を信じることで、自分の内なる声に従うことで、強力な力を発揮する方法について書かれています。リーダーシップに対しての世間の見方とは違う側面を知ることができます。そのシンクロニシティという考え方が、著者にどのような影響を与えたのか。初めから満帆に進んだわけではなく、紆余曲折を潜り抜けた先の成功ではありますが、根底にその考え方が揺ぎ無くあったことが、読んだ人間にとって励みになると思います。
理屈で理解しにくい部分も多いのですが、著者の伝記という形で読むことで、自身の人生の中でど -
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● 2025年2月13日、Yahooフリマのクーポンあるので「シンクロニシティ」で検索して出た本。
●2025年3月31日、高円寺・中央書籍(中古)にあった。会場調査のため高円寺降りた日。
300円で購入。3冊目/3冊。中央書籍で合計3冊、計600円支払い(現金)。この日は高円寺で古本合計7冊購入し支出合計1,650円だった。
状態は傷や汚れあり。手に取って確認のうえ買ってるが中身にピンクの蛍光マーカーで書き込みのあるページは多い。書き込みがあるのを知ってて本を買ったのは初めてかも。表紙は上部などに凹んだシワあり、こすれた小傷複数あり。帯あり、オレンジ色が退色・色あせしている。
●20 -
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ネタバレ・一定の条件のもとで有用になるのではなく、無条件に価値があるという意識
・第四段階 新生のリーダー
・過剰な活動という罠
・われわれは言葉にできるより多くのことを知ることができる
・「自分は、すべての取り組みに対し、全責任を負います。そうした、全責任を負うという姿勢を持ってグループワークを始めます。」と心の中で黙って宣言
・汝自身を知れ 心の中に入り、内観せよ
・人類全員が一同に会する場づくり:拡張された精神
・危機的な状況にあるときに、人間に、誰かほかの人のために命を投げだそうとさせるものは一体何なのか?
・内蔵秩序とは「完全なる全体性であり、そこから別個に見える出来事が生じる。私たちはみな -
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U理論といえば、オットー・シャーマーというイメージだけど、もともとは、ジャウォスキーが、シャーマーと一緒に始めたインタビューのプロジェクトから始まったもの。それもとくに複雑系の研究者ブライアン・アーサーのインタビューの影響が強い。という意味では、この3人がU理論の生みの親ですね。
で、ジャウォスキーは、その後、Uの底にあるものを探究していた。その報告というか、ストーリーがこの本です。
前作の「シンクロニシティ」や「出現する未来」での発言もそうだけど、かなり神秘主義に行っちゃてますね〜。でも、それは量子力学の世界観、というかボームの世界観の延長にあるもので、今回も、その辺、物理学者たちとの対話 -
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「なんとなくは理解できる」というのが今の感想です。
私にはまだしっくりこない部分があるというか、理解できない未熟さがあるのだと思いました。
手にとった理由は、ピーター・センゲ氏による序文、金井壽宏氏による解説である点です。
センゲ氏にいたっては、「リーダーシップを本気で学ぼうとしている人が読むべきものはただ一冊、ロバート・K・グリーンリーフの『サーバントリーダーシップ』だけだと述べてきた」にこの一冊を加えているのだから、尚更読まずにはいられなかったのです。
内容はオカルト、とまでは言わないまでも、精神的な記述・エピソードも含まれており、また自伝的な物語になっていますが、「How to」的 -
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前作、シンクロニシティが面白かったので
その続きとなる、本書である源泉を読みました。
神の啓示と、人のひらめきは何が違うのか?
という疑問を追求するべく、世界中の学問の権威を訪ねたり
自身の人生での出来事を内省したり、とにかく奔走する著者。
それに関して、今作で結論が出ていませんが、
著者の源泉に対する調査と追求の、記録のような本です。
前作のシンクロニシティでは、自分の行動と世界の出来事が
どうしてうまく結び付くのか? という疑問が切り口でした。
今回の源泉では、世界やそこでの出来事における自分が、
時として神の啓示を受けたかのように、すいすいと行動する、
その理由を切り口にしています -
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リーダーシップを学び、自分のものとして培いたい、と
思って読んだ本。ビジネス書というか、著者の自伝本といった印象。
弁護士としてのキャリアを中心に、人生を猛進した著者。
しかし、壮年になってからの離婚をきっかけに、
その人生とキャリアは一変します。
そもそも、著者の原動力というか、その核となる出来事は
同じく弁護士である父の仕事である、と思います。
著者は、その父の仕事を垣間見たことで、強烈な思いを抱きます。
「なぜ、人は、同じ人に対して、極めて残酷になれるのか?
二度と悲惨な出来事を起こしてはいけない。
そのために、人はリーダーシップを学び、発揮しなければならない」
原文ママではありま -
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毎日毎日、自分は一体、何をやってるんだろうか、
せっかく生まれてきたからには、自分にしかできない何かを
成し遂げたい、時々そういう気分になるときがある。
たいていの場合、目の前のことを一生懸命やってやり過ごすか、
あるいは少し手を止めて考えても、すぐに考える暇もなくなるほど
忙しくなるか、そうやってちゃんと考える時間はなかなかできない。
この本は、そういう人には痛烈だ。
作者は、突然使命感を持って、それを天命だと信じて、
未知の世界に飛び込むと、なぜか良い出会いに恵まれて、
いろいろ勉強しながら大成功する。
で、本当のリーダーとは、人知を超えた意思と通じ合って、
その意思を実現しようと一 -
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ちょっと難解。精読というレベルでは読み切れなかった。
自分の身の回りに起こった出来事や聞いたことをどう解釈するか。自分の取った行動が後に誰(あるいは自身)に対しどのように影響したかについて意味付けできるか。一見取るに足らないようなことでも「人生における暗示・示唆」と運命的なものとして捉えられるかどうか。
これらの姿勢や考え方がなければ、おそらく「シンクロニシティ」の概念は生まれなかっただろうと思う。
著者は様々な体験から、この世界を秩序だてている原理は「つながり合い」であり、リーダーシップを語る上で欠かせないものであることに気付く。
そこから自らの果たすべき使命を見出し、一心に邁進することによ -
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前作『シンクロニシティ』よりも更に一層スピリチュアルな領域に踏み込んできています。
“リーダーシップ”に関する図書なのかどうかも怪しくなっています。
様々な経営者や科学者の名前を登場させて権威をもたせている……と訝しみながら読みたい気持ちをおさせて、「出現する未来を知る」ことができたりしている実績が確かにあるのだとしたら、それはなぜだろう? ということに迫るつもりで読み進めます。
一体どういう状況が人をそうさせるのだろう? を著者が掘り下げていった結果がこういうことなのだと思います。
“この方面”はなんだか怪しいですし、にわかに信じがたい点もはらんでいるのですが、その分 人が寄り付きに