若い子の無謀な判断の背景が知りたくて読んでみた。
大人の視点だと、後々の人生で後悔することが容易に想像できる行動がある。十代後半にもなれば社会のこともある程度は理解しているはずなのに、なぜ人生を棒に振るような行動を選択するのか?あまりにも不思議なので、本書を手に取ってみた。
期待していた前頭葉に関わる内容は一部だけで、全体としては精神病や薬物の影響まで広範囲にカバーしている。
<アンダーライン>
★★★★
洞察力は、自分を客観的に見る能力によるところが大きい。そして、この能力は、前頭葉と頭頂葉から生じるので、成熟するまに時間がかかる。