市瀬英俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んでる最中に感じていたのは興奮している自分
まるで記憶の中からその試合映像が甦ってくる感覚というか、文章と共にレスラー達の動作が鮮明に見える感覚と共にページをめくり続けた
実はずーーっとカゴに入れたままだったこの本
たまに「よし、今だ!」と思いつつもやはり迷い結局は購入ボタンを押さず、またしばらくすると「よし、今度こそ!」と盛り上がるもまたまた悩む。というのを幾度となく繰り返していた。もし今同じ様な状態の方がいたら迷わず買えよ!と背中を押してあげたい
まさに四天王プロレスにのめり込んでいた自分には興味がありすぎる題材とはいえここに書かれていることはまあまあ知っている、そう知っているのだ! -
Posted by ブクログ
800ページを超える大巨編。全日本プロレスの四天王のプロレスに徹底的にフォーカスした著書である。
三沢、川田、小橋、田上。それぞれの葛藤や苦悩、喜怒哀楽が目の前に展開される。全日本プロレスは私の青春であり、感動も興奮も共有した身としては、とても読み甲斐があった。
近代の煌びやかなプロレスとは一線を引くリアルで高難度なプロレス。
彼らがどれだけプロレスのレベルを何段も上げたのか。
そして、馬場さんがどれだけ大きな存在だったのか。
しかし、悲しいことに、全日本プロレスは次世代にバトンを渡せなかった。痛恨の極みであるが、もしバトン渡しが成功して四天王プロレスが続いたら、全日本プロレスはどうなっ -
Posted by ブクログ
80年代後半からプロレスのテレビ露出が激減した。新日本プロレス、全日本プロレスともテレビ中継は平日夜中にまで追いやられ、枠も30分にまで減らされた。ネットというものが一般家庭には影も形も無かった時代、プロレスに関する情報は、プロレス誌に頼るしか無くなった。週刊ゴング、週刊プロレス、週刊ファイト。その中でも直情的な表紙の写真、コピー、記事でファンの指示を集め、急速に部数を伸ばしていったのが週刊プロレスだった。
過激さと妖しさで攻撃的かつスキャンダラスな新日本、日本プロレスを源流とし、選手の大きさと華やかで実績のある欧米人選手の招聘、そして実は相手の技をしっかり受けるための受け身のテクニック -
Posted by ブクログ
ネタバレ天龍引退に際して「読んでおくべき」と判断して購入した単行本。
著者の市瀬英俊とは元週刊プロレスの全日本番記者。天龍革命始動
時より一貫して全日本を担当し、SWS騒動で天龍が脱退した後は
ターザン山本と共に全日本を強力にバックアップ。四天王プロレス
全盛時のちょっと気の利いたカードは全て市瀬の息がかかっていた、
と噂された程。
そんな理由もあってかなり期待して読んだのだが・・・。
・・・う~ん、どうなんだろう? リアルタイムで読んでいた市瀬記者
の記事は臨場感と全日本プロレスに対する愛に溢れたすばらしい
文章だったのだが、こうやって一冊にまとまると何故だかとりとめ
の無い印象に。残念ながら文章