ドラ・トーザンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は日本びいきで
日仏を行き来するパリジェンヌ。
日本人女性が幸せになるための提案をしている。
「自分が幸せで、心にゆとりがあって、
他の人を幸せにできる」。そのために、
「自己中心的な振る舞いではなく、
自分らしく生きるための、
ちょっとした自己主張の方法」として
わがままになろう!と
著者は軽やかに誘っている。
文体からもハッピーでエネルギッシュな雰囲気が
伝わってくる。
和だけではなく、個も大切にしていいのだと、
そのメリットをはっきりと認識できて
気持ちが楽になった。
私も背筋を伸ばして
何かにチャレンジしたくなり
ワクワクしてきた。 -
Posted by ブクログ
会社の子が私が好きそうだからと
かってきてくれた。
サイン入り(^^)
子育て中の働くママに
力強いバイブルになるのかな。
『ママになっても、女性として美しく
魅力があること。
そのために、家庭や子育てにかかりきりに
ならず、仕事を持ち、趣味や遊びも楽しめること。』
そうやりたいと思って
あれこれ考えて実践し、
ふと気づくといま。
うーん、なんか欲張りすぎたのかな、と思うくらい、
時間に追いかけられていたような
気もする。
『フランス人はオンとオフを使い分けるのが上手。
パリも忙しさやストレスとは無縁でない。オフタイムをのんびり過ごす。
週35時間労働で、木曜〜日曜
まで田舎の別荘で週末をすごす。
クオリティオブライフ
を高める。
給料アップのために残業
するより大事。
どこにいても自分らしく過ごす。
人生を前向きに生きるために
ヴァカンスは必要。
素の自分を、取り戻す。
いいエネルギーと、新しい
ものの見方を身につける。
Vacant は、空っぽにする
という意味がある。
大切なのは、いまこの瞬間を
味わうこと』
そうそう、私に必要なのは
何もしないことをする時間。
空っぽにすることができないんだよなぁ。
なにかやってる時、いつも
次のこと、次の次のことを考えてる。
あれやったら、これやって
で、次はこれ、と。
目まぐるしい。
そして、それ以外でも
脳みそが痒くなるくらい
あーでもない、こーでもない
なんでこうなの?
あーそうか!と脳内一人会話。
手ぶらで南の島いったら
何日もつかなぁー
なんてこと考えたりして。
最近よーーーく
ブログや本をで見る
『やりたくないことをやらない勇気』
これって、みんながやりたくないとしたら、じゃ誰やるの?
と、思っていたが、
やりたいことを徹底的に極めると
やりたくないこと自体が
舞い込んでこないんだろうね。
まだ、極めきれてない私は
うーん、
仕方ないからやることやってから
やりたいことやる、
順序が変わっちゃうの。
で、時間がまたまたなくなっちゃう。
ドラさんのように
勇気をもって、しなやかに
大胆に生きれたらいいね。 -
Posted by ブクログ
2011年に発刊されたものの加筆修正版。
女性が輝く社会、なんて言われているのに、日本は変わっただろうか?
未だに家事と育児は女の仕事という考え方は根強く残るし、保育園は入れない(しかもそれは女性の性になってはいまいか)、長時間労働に夫婦別姓は最高裁で否定......。
減点法だけで見てはいけないけれど、とにかく取り組みが遅いし、本気で解決する姿勢が見られない。
フランス人のArt de vivre(美しく生きる)の精神は見習いたいものだ。
フランスも初めからこんなに自由で平等ではなかった。
しかし女性たちは自らの手で自由を勝ち取ったのだという。
さすが革命の国。
ピルによって女性は「自分で決める」強さを得た。
日本人の謙虚さは美徳ではあるけれど、避妊は男性任せ、育児は自分一人で抱え込む、は決して美徳じゃない!
ピルがもっと身近になってほしい。
PMSの改善によって、生産性をもより高められるはずだ。
クオータ制はとてもいい。
女性管理職登用を40%まで高められたのだ。
マッチョの国であるフランスにおいても成功したのだ。
女性に優しい、穏やかな日本だって当然できるはず。
カップルの話も興味深い。
事実婚、パクス、ヴィヴル。
子供にとっての負担が増える、義理のきょうだい間の感情を考えると、子供の福祉の観点からは手放しで賛成できるものではない。
カップル優先で、子供に対する配慮はやや薄い印象を受けた。
働く女性だって子供をたくさん欲しい人はいるはずだ。
能力があるのに、それを封印させてしまっているのが日本の現状だ。
男はこう、女はこう、という型にはめた幸せよりも、それぞれが自分らしく、幸せになるのが、本当の幸せではないだろうか。
人生は楽しむもの。
私らしく。 -
Posted by ブクログ
ドラの書く日本語は誠に歯切れがいい。
書き出しはこうだ。
「パリジェンヌの辞書には『我慢』という言葉がありません。だから、『将来のために今は我慢の時期』なんて考えたりはしないのです」
「吾輩の辞書に『不可能』という文字はない」と豪語したのは、仏皇帝ナポレオンだ。けれど和仏辞典を紐解けば、不可能を意味する「Impossibilité」も我慢の意の「Patience」もきちんと載っている。だから、持ってる辞書に単語が載ってないというアホなことを言っているのではない。政治社会学の分野でカリスマ的支配者の元祖であり典型例である彼には、俺に出来ない事などない、という固い信念を周囲の者にも納得させ信じさせる魅力があったということだろう。
一方で、カリスマ・パリジェンヌのドラだが、カッコ良くて綺麗で日本語べらべらの彼女にこうも歯切れ良くいい切られちゃうと、元々がフランス大好きパリかぶれの私なぞ、めろめろになって、「そうそう、おっしゃるとりです」と盲目的とさえいえる納得をしてしまう。
そもそもパリ関連の書物を三十冊は読破した完全頭でっかち知ったかぶりの私には、決定的な弱点がある。ボンジュール、メルシー、シブブレ、オーヴァーの四単語以外フランス語が全く出来ないのだ。だから、パリジェンヌはおろか老若男女問わず現地の人と現地語で十五秒以上会話した事がない。穴場情報からパリジャンですら知らない歴史薀蓄まで耳学問していても、所詮はパリに長い在住経験のある鹿島茂さんや、留学経験のある堀江敏幸さんや玉村豊男だとか、フランス人と結婚してパリ在住のエッセイストである戸塚真弓さんとかの本を囓っただけに過ぎない。だから、日本人の目と頭というフィルターを一回以上くぐった情報以外のものはないといえる。それ故、まことに歯切れのよい日本語であるドラの語りは、パリジェンヌの胸の内、頭の中をフィルターや色眼鏡を一切介さずに垣間見ることが出来た初めての経験だったといえる。
初めて触れたパリジェンヌの内面は、お洒落できれいな外見からだけでは窺い知れない、孤独や死からも逃げずに向かい合うだけの気構えに裏打ちされた確固たる自立意識というべきものだった。
彼女は言う。セーヌ河畔を散歩するのが大好き。読んでいる私もうんうん頷く。彼女はまたこうも言う。ノートルダム寺院は愛すべきパリのスポットのひとつ。私は霧雨にけむった塔を河畔から見上げた時のあの感動を思い起しながら、うんそうウンソウ言う。
だが、彼女にとってのノートルダムにはもっと深い意味がある。高校を終え、あえて親元を離れてシテ島にあるトイレもバスも共同の極めて狭小な屋根裏部屋で一人暮らしを始めた。その部屋の窓からノートルダム寺院が見えた。彼女にとっては自立とは、不便と孤独に耐えながら毎朝ノートルダムを眺めて暮らすことから始まったのだ。彼女は言う。
「自分の場所、自分の住所を持つということの素晴らしさ!しかもその住所たるや、これ以上ないくらい美しいものでした。Quai aux Flurs (花の河岸)。ね、すてきな住所でしょ?」
私、ノートルダム寺院の裏の細道で、その素敵なネーミングの通り名を記したプレートを見つけ、なんてお洒落な名だろうと思い、停めてあったこれまたお洒落な自転車と一緒にカメラに収めたときのことを思い出す。うん、やっぱりいい。
ドラはこうも言う。
「パリのシンボルであると同時に、美のシンボルでもあり、そして私の自立のシンボルでもあるのがノートルダム寺院なのです」
私、・・・・もう何も言うことがない。
誠に面白い一冊だった。
私自身がパリの魅力にどうしてこうまで嵌まってしまったかという理由の一端が図らずもよく解った気がする。
フランスがヨーロッパでも随一の高い出生率を誇る理由も、これを読めばなぜだか解ってしまう。
だが、未だに私は生身のパリジェンヌとまともに言葉を交わしたことは一度もないことに変わりはない。 -
Posted by ブクログ
正直に自分らしく生きれたら年齢とか仕事とか関係なく豊かに生きれそうだなあと思った。日本人は新品ばかり使ってリペアやDIYはしない、たしかに。引越し間際だから余計いい家具を買いたいと思った。
・今を生きることが、将来の幸せにつながる
・自分らしさがわかってくるからこそ、年齢を重ねることでどんどん魅力的になる
・自分が幸せでいると自然と心や頭が開き同じエネルギーを持つ人と出会える
・結婚してないことに対する不安なんてないの
・自分を高め、自信をもって生きていれば自然と周りにも素敵な人が集まってくる
・待ち合わせ場所を素敵な場所にしてみる
・ランジェリー姿で自信を取り戻す -
Posted by ブクログ
1DayBookと位置付けて読んでいる種類の本がある。
字が大きく、行間が広く、小さなコンテンツで細かく章立てがあり、しかもその1ページにはその章で言いたい事が、16ポイントくらいのさらに大きな文字でまとめられている。
自己啓発本であったりすることが多い。
読むのにストレスが少なく、気持ちよくページが進んでいく。
だいたい書いてあるコトは十分わかってはいるけれど、あらためて「誰かの言葉で語って欲しい」という気持ちもある気がする。これもまさにそういう本だった。
ドラさんの思っている事を軸に、思っているままの事を1章づつにまとめた、というような印象を受けた。良くも悪くも本人の言う通り、「自由」だ。
「私の言う事に影響を受けてもらってももらわなくてもどっちでもいいよ、それも「自由」だから」という感じ。
自己啓発されよう、と思って読むより、「講演会に行ってきた」というような気分で読むと良いかもしれないと思った。「わたしは何が好きだろう?」「それを我慢してたんじゃないかな」と読み終えた時思えたなら、それで十分な発見だ。そんな事を思いながら、最後まで、読み終えて帯をもう一度見た。
「幸せに必要なものはたった4つ」と、書かれてある。
ついさっき読み終えたのに、自分にとってのそれが何か言えない自分に気がついた。
これを問い続ける事を読後の宿題にしようと思う。