ドラ・トーザンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者は日本びいきで
日仏を行き来するパリジェンヌ。
日本人女性が幸せになるための提案をしている。
「自分が幸せで、心にゆとりがあって、
他の人を幸せにできる」。そのために、
「自己中心的な振る舞いではなく、
自分らしく生きるための、
ちょっとした自己主張の方法」として
わがままになろう!と
著者は軽やかに誘っている。
文体からもハッピーでエネルギッシュな雰囲気が
伝わってくる。
和だけではなく、個も大切にしていいのだと、
そのメリットをはっきりと認識できて
気持ちが楽になった。
私も背筋を伸ばして
何かにチャレンジしたくなり
ワクワクしてきた。 -
Posted by ブクログ
会社の子が私が好きそうだからと
かってきてくれた。
サイン入り(^^)
子育て中の働くママに
力強いバイブルになるのかな。
『ママになっても、女性として美しく
魅力があること。
そのために、家庭や子育てにかかりきりに
ならず、仕事を持ち、趣味や遊びも楽しめること。』
そうやりたいと思って
あれこれ考えて実践し、
ふと気づくといま。
うーん、なんか欲張りすぎたのかな、と思うくらい、
時間に追いかけられていたような
気もする。
『フランス人はオンとオフを使い分けるのが上手。
パリも忙しさやストレスとは無縁でない。オフタイムをのんびり過ごす。
週35時間労働で、木曜〜日曜
まで田舎の別荘で週 -
Posted by ブクログ
2011年に発刊されたものの加筆修正版。
女性が輝く社会、なんて言われているのに、日本は変わっただろうか?
未だに家事と育児は女の仕事という考え方は根強く残るし、保育園は入れない(しかもそれは女性の性になってはいまいか)、長時間労働に夫婦別姓は最高裁で否定......。
減点法だけで見てはいけないけれど、とにかく取り組みが遅いし、本気で解決する姿勢が見られない。
フランス人のArt de vivre(美しく生きる)の精神は見習いたいものだ。
フランスも初めからこんなに自由で平等ではなかった。
しかし女性たちは自らの手で自由を勝ち取ったのだという。
さすが革命の国。
ピルによって女性は「自分 -
Posted by ブクログ
ドラの書く日本語は誠に歯切れがいい。
書き出しはこうだ。
「パリジェンヌの辞書には『我慢』という言葉がありません。だから、『将来のために今は我慢の時期』なんて考えたりはしないのです」
「吾輩の辞書に『不可能』という文字はない」と豪語したのは、仏皇帝ナポレオンだ。けれど和仏辞典を紐解けば、不可能を意味する「Impossibilité」も我慢の意の「Patience」もきちんと載っている。だから、持ってる辞書に単語が載ってないというアホなことを言っているのではない。政治社会学の分野でカリスマ的支配者の元祖であり典型例である彼には、俺に出来ない事などない、という固い信念を周囲の者にも納得させ -
Posted by ブクログ
正直に自分らしく生きれたら年齢とか仕事とか関係なく豊かに生きれそうだなあと思った。日本人は新品ばかり使ってリペアやDIYはしない、たしかに。引越し間際だから余計いい家具を買いたいと思った。
・今を生きることが、将来の幸せにつながる
・自分らしさがわかってくるからこそ、年齢を重ねることでどんどん魅力的になる
・自分が幸せでいると自然と心や頭が開き同じエネルギーを持つ人と出会える
・結婚してないことに対する不安なんてないの
・自分を高め、自信をもって生きていれば自然と周りにも素敵な人が集まってくる
・待ち合わせ場所を素敵な場所にしてみる
・ランジェリー姿で自信を取り戻す -
Posted by ブクログ
1DayBookと位置付けて読んでいる種類の本がある。
字が大きく、行間が広く、小さなコンテンツで細かく章立てがあり、しかもその1ページにはその章で言いたい事が、16ポイントくらいのさらに大きな文字でまとめられている。
自己啓発本であったりすることが多い。
読むのにストレスが少なく、気持ちよくページが進んでいく。
だいたい書いてあるコトは十分わかってはいるけれど、あらためて「誰かの言葉で語って欲しい」という気持ちもある気がする。これもまさにそういう本だった。
ドラさんの思っている事を軸に、思っているままの事を1章づつにまとめた、というような印象を受けた。良くも悪くも本人の言う通