ノーマ・コーネット・マレックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまた明日があると安心するけど、また明日がくるって後回しにしてたら大事なことをやり残してしまう。
人生は終わりがあるから、儚くて頑張れる。
9.11の時に広がったツイートで、
大切な人に、今の気持ちとか感情とか言葉を届けたくなって、時間の過ごし方がほんのすこし変わる。
泣きたくなるような、でも、今を大切にしようって活力になるような素敵な素敵な本。
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『ごめんね』や『許して』や
『ありがとう』や『気にしないで』を
伝える時を持とう
そうすればもし明日がこないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから(文中より)
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Posted by ブクログ
イラストに惹かれて。
今日、買った本。
『最後だとわかっていたなら』
先生してたとき、教室の波動というか雰囲気みたいなのが自分と合わなくなってきて、「そろそろ縁が切れるな」って予感してた。
でも、急に、別れて、会えなくなるのは辛い。
挨拶もできず、伝えたいことも伝えられず。
でも、子どもたちは、自分のことや半径1メートルのことしか興味がない。
辛いです。
どうしても伝えたかったこと。
反社会的だろうが暗かろうがなんだろうが。
人ってみんな死ぬんだよ。
時間を無駄にするな、ってこと。
まあ、宇宙って無限に広いし、魂も永遠だから、とことんダラける人生もいいかもしれないけど笑
でもや -
Posted by ブクログ
アメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くし、その胸の内を綴った詩になります。9.11の同時多発テロの後、チェーンメール的に広まりました。訳者の佐藤さんも姉を亡くし、この詩に共感し日本でも広まりました。それから9年後に、このイラスト版が登場しました。
当たり前の日常が明日も続くとは限らない…突如として未来が来ない現実を突きつけられることもある…後悔しないためにも、大切な人に思いを伝えることを先延ばししないで、今日伝えよう…というような、内容の詩です。
イラストはカワイイんですが、ちょっとこの詩とあっていないところもあるかな…と感じてしまいました。イラスト版じゃない方を読みたかったなぁ… -
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Posted by ブクログ
2001年9月11日に起きた同時多発テロを機に、
ある詩が世界中に広まった。
その詩はノーマ・コーネット・マレック氏によってテロが起こる前に自身の子供を想い書いたものだった。
それが誰かの手によりチェーンメールとして広がり、テロの遺族たちの気持ちに深く寄り添っていった。
"Tomorrow is not promise to anyone, young and old alike.
ー若い人にも年老いた人にも明日は誰にも約束されていないのだということを"
朝を迎えられることを、当たり前ではないということを忘れず日々を生きていく必要がある。
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Posted by ブクログ
家族を謙遜の対象にすることに、反感がある。
「いやいやウチの息子なんて妻なんて・・・」
と言った方が当たり障りないのだろうけど。
自分のことだったら、悪く言おうが腐そうが、気持ちの中でどうでも取り返しがつく。
悪く言えるというのは、つまり家族が自分の存在の範囲内ということなんだろうか。
血がつながってようが婚姻関係を結んでようが、別の存在だから愛おしいし、大事にできるのに。
だからきちんと言葉や態度で大切さを示していきたい。
できているとうれしい。
照れちゃうくらいストレートな言葉で書かれた詩だからこそ、生み出されるべきだったし、このように読みやすい形で発表されてよかったと思った。 -
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Posted by ブクログ
最後がくるとわかっていた。最後が近いとわかっていたから、できる限りのことをした。彼女の望みであろうと考えつくこと全てしてあげたいと思い、すべてを投げ打ってそのようにした。しかし、姉を天に送ったあと、私を常に苦しめたのは後悔だった。
「あれもしてあげればよかった」「これもできたはずだ」という思いは尽きることなく溢れて、わたしを責めた。もっともっとできたはずだ。足りなかったんだ。
精一杯捧げたはずなのに、なぜこんなにも後悔があとからあとから襲うのか。
大切な人をなくして、後悔しない人なんているのだろうか。 あとがきより
家族を見送ったことがある人は、必ず湧いてくる感情だと思う。そして、不安や後悔 -
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