若新雄純のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ若新雄順さん・水無田気流さん・小川仁志さんが各専門分野を交えて自分の体験談を交え文章にしています。
若新さんは『なぜぼくは、他の誰かでは無いのだろう?』ずっと疑問に思っていたそうです。
そんな周囲との葛藤・関心・違和感に気にしてしまう性格だった。
大学に進学して、僕は、自分が今いる環境、今知ってるものの範囲だけを『社会』だと考えていたから、これまで窮屈だったのかもしれない事を知る。
大学院を卒業後、鯖江市役所JK課を立ち上げる。
前年の『NEET株式会社』を発足する。
水無田さんはが、最初に違和感を覚えたのは子どもの頃の体験からでした。
『男の子って何のためにいるんだろう?』 -
Posted by ブクログ
1.大好きなコテンラジオを聴いてこの本にたどり着きました。
2.本書では、「ゆるい関係」ということが主なテーマとなっており、一般的な規則やルールとは異なる形の世界観を持った人たちのリアルを描いています。著者自身、人とは違うという自我が芽生えたことで、現代社会の疑問や問題点についてより感じるようになっています。
そこで、鯖江市のJK課という部署を設置するという前代未聞の活動を行います。もちろん、最初は反対の嵐ですが、継続していくとその声は静まってきます。そして、この活動の後にNEETを対象として会社を設立します。この活動の中での学びや発見、当時のストーリーなどがこの本には書かれています。
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Posted by ブクログ
面白かった。
自分にはない考えもあり、なるほどと思った。
今、はたから見て成功していると思われるような人たちの失敗とみられる体験談や過去の悩みというのはその人に対して親しみを持つためによりよいスパイスになるなあと心理学的に感じた。
当の本人たちからしたら、あくまで実体験を語っているだけでそんなつもりは更々ないのだろうが。
ハイリスクハイリターンで何かを得るには何かを失い、挑戦する必要があるのだなあ。
JK課地元でもやってみたい、哲学カフェ行ってみたい。
p32そこそこ満たされた人は、「ここからは、決まった答えやゴールはない」という出発点に立つ必要があるのです。
p33「正し -
購入済み
人生と仕事のあり方の距離感
若新さんはニュース番組のコメンテーターとして出演されていて、いつも素敵なコメントをするなあって気になっていたから読んでみた。
私は社会人3年目になったところで、仕事が人生に占める割合の高さに嫌気がさしてきて、このままで良いのだろうか?と考え始めていたので、
「人生と仕事のあり方との間にほどよい距離感をもたせたほうが良いのだと思います」という一文に、はっとさせられた。
仕事頑張りすぎなくてもいいんだ、って少し脱力できたし、そのことで仕事に対して力を抜いても良いポイントを見つけられた気がして、気が楽になった!読んで良かった〜〜 -
Posted by ブクログ
ネタバレ千葉日報のコラムで、国立千葉大学付属小学校の校長?が引用していた本。コロナ禍での子どもとの接し方についての記事で、紹介していた。興味深かったので、手にとったけど、とても面白かった!
曖昧で不確実な現代のコミュニケーションをうまく表現してる。なんというか、これは世代論の本でもあると思うんだけど、このとてつもない可能性を秘めた人たちのちからを引き出す、中高年の人たちの力量、度量、懐の深さ、愛情とかが問われている気がする。
序章で、ゆるいコミュニケーションについて、書いてます。
「ゆるい」というのは、「いい加減」だということではありません。きっちりとは固定されていないのに、つながっている。強制 -
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