ポール・ドーランのレビュー一覧

  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    ネタバレ

    彼がいう幸福とは「快楽とやりがいを持続すること」らしい。研究者らしく豊富な実証実験で、色々な傾向が明らかになっていることは大きな収穫。それでも、結論を単純にいうと「幸福になるためのカギは、自分を幸福にしてくれるものに多くの注意を払い、そうでないものにはそれほど注意を向けないこと」ということらしい。それから、「何事も、頭から離れてしまえば、思ったほど重要でない」というのは先日見た映画「十二人の死にたい子供達」とも共通する見方ですね。深刻に何かに悩んだ時、一時時間を置くというのはとても重要なのだなと改めて考えさせられました。とても有益な本。得られたたくさんの示唆はこれからの自分の生き方に大きな影響

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    2019年03月30日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    ネタバレ

    ◎物より経験を買う
    自分の経験に注意を向けることでより幸せになれるなら良い経験にお金を使うべきだと言う。
    実際に多くの人たちが例えばヘリコプターでの遊覧といった経験にお金を使う方がテレビといったものを所有するためにお金を使うより幸せになれる。
    一般に私たちは経験によってもたらされた幸せにはそれほど速く適応しないものでこれはその影響が長く続くことを意味している。
    あなたに物を処理したことにより幸せはあっという間に消えてしまうばかりか他にどんなものが変えただろうと考える人です。
    私たちは家族で夕食に出かけることで誰か不幸にする事はないが新車を買ったことで人を不幸にすることがあるようだ被験者が何らか

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    2018年01月28日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    再読。行動経済学で幸せになりましょう本のなかでも、この本は非常に実践的でグッドだと思う。(1) ウェルビーイングはハピネスです、ハピネスは楽しさとやりがい(pleasure and purpose)からなります、どっちに重きをおくかはひとによよります、(2)「注意」・フォーカスがなんに向いてるかによって感じられるハピネスが影響されるのでよく考えて注意しましょう。



    洗練されていて哲学的にも重要な感じ。フレッド・フェルドマン先生もうなづくんじゃないかという気がする。この先生はカーネマン派で、セリグマン派に比較すると「美徳」とかそういうのはあんまり重きをおかない感じ。

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    2021年01月05日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    こんなセリフを聞いたことはないだろか

    「あの上司はダメだ!こっちの言い分なんか聞きやしない。」
    「忙しすぎて、やんなっちゃうよ!昨日なんて3時間しか寝てない。」

    などの延々と続く愚痴が続く、一流企業に勤めるサラリーマン。

    だが最終的には
    「まぁ、会社のことは好きだけどね」と言う。

    ここに矛盾はないのだろうか?

    この例は、自分の仕事を日々撮り続けた“映像“については惨めだと思い、それとは対照的に仕事を全体像を写した“スナップ写真“には満足している。

    つまり彼は、その“一流企業で働いている自分“に満足していて、その仕事自体には満足していない。

    これでは本当に幸福と呼べるのだろうか?

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    2021年07月21日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    難しそうだと思ってたけど、簡潔かつ実践しやすい内容で、なるほどと思うことが多かった。
    所々に作者の人柄を感じた。ポジティブで幸せをうまく見つけられる人なのだろうと思う。
    自分がマイナスな気持ちになった時、この本を読めば心の安定を取り戻すことができるかもしれない。

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    2019年02月22日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    快楽とやりがいがバランスよく続くことが幸福につながる。人は、実際に幸せにしてくれるものではなく、幸せにしてくれるはずだと思い込んでいるものに注意を向けてしまう。どのように注意を配分していくかの話。

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    2019年02月16日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    幸福とは””快楽とやりがいが持続する”こと
    それは注意を何に向けるかで決まる

    ひとは瞬間を切り取って満足を評価しがちだが間違っている。動画的に線形で捉えて評価を下す必要がある。

    ポジティブな感情とネガティブな感情。
    ポジティブが多いと幸せ。
    ポジティブは快楽とやりがい。ベンサムやロンドンでの研究より。

    ◆脳の話
    脳はシステム1とシステム2がある
    システム1は無意識注意
    システム2は意識注意

    緊張したりするのはシステム.2に意識が行くため。
    ゾーンはシステム1のみのこと。


    やりがいに注意をはらい、
    幸福感が薄れてきたら快楽に注意をはらう。
    バランスが大事。→フォースやん!

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    2018年05月13日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    快楽とやりがいをなるべく大きく長期的に感じることができるように時間を使い行動する。記憶も現在の感情の一部。繰り返すことで無意識に移した行動パタンは意識化しないほうがいい。やりがいは快楽と違い消えにくい。やりがいと快楽は補完関係になることが多い。注意は貴重なので意識的に使う。目標達成のプロセスがやりがいのあるものでできれば快のあるものを目標にする。日常の業務がその人にとって幸福なものである、やりがいがあって快をかんじるものであること。選択をする際には差異に目が行く(差異バイアス)が、常に注意を惹き続ける刺激への配慮が必要。満足度はピークとエンドが記憶に残る。判断には環境要素が大きく影響する。何を

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    2017年08月24日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    どういった状況が幸福感を感じられるか=財力、新たな経験、こどもの存在、子供との時間、子供の独り立ち、新しいパートナー、たっぷりの睡眠、セックス、通勤時間の短縮、友人との時間、新居、新しい仕事、新しい上司、新しい仕事仲間、エクササイズ、健康的な体、スリムな体型、禁煙、休暇、ペットの存在、の中から4つ。

    人は自分が注意を向けたものでできている。
    快楽とやりがいの法則=PPP。人は快楽とやりがいを求めている。苦痛とやりがいのなさを避ける。
    どちらも収穫逓減の法則が働く。どちらもバランスよく求めることが大事。

    子供は、少しばかりの快楽とたっぷりの苦痛と大きなやりがい。
    アスリートは、苦しいトレーニ

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    2021年08月25日
  • 幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

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    最大の幸福を得るために、自分の注意を最適に配分すること

    幸せとはやりがいと快楽が持続すること

    チスイコウモリの血液口移し

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    2019年08月23日