ポール・ドーランの作品一覧
「ポール・ドーラン」の「幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ポール・ドーラン」の「幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
彼がいう幸福とは「快楽とやりがいを持続すること」らしい。研究者らしく豊富な実証実験で、色々な傾向が明らかになっていることは大きな収穫。それでも、結論を単純にいうと「幸福になるためのカギは、自分を幸福にしてくれるものに多くの注意を払い、そうでないものにはそれほど注意を向けないこと」ということらしい。それから、「何事も、頭から離れてしまえば、思ったほど重要でない」というのは先日見た映画「十二人の死にたい子供達」とも共通する見方ですね。深刻に何かに悩んだ時、一時時間を置くというのはとても重要なのだなと改めて考えさせられました。とても有益な本。得られたたくさんの示唆はこれからの自分の生き方に大きな影響
Posted by ブクログ
◎物より経験を買う
自分の経験に注意を向けることでより幸せになれるなら良い経験にお金を使うべきだと言う。
実際に多くの人たちが例えばヘリコプターでの遊覧といった経験にお金を使う方がテレビといったものを所有するためにお金を使うより幸せになれる。
一般に私たちは経験によってもたらされた幸せにはそれほど速く適応しないものでこれはその影響が長く続くことを意味している。
あなたに物を処理したことにより幸せはあっという間に消えてしまうばかりか他にどんなものが変えただろうと考える人です。
私たちは家族で夕食に出かけることで誰か不幸にする事はないが新車を買ったことで人を不幸にすることがあるようだ被験者が何らか
Posted by ブクログ
再読。行動経済学で幸せになりましょう本のなかでも、この本は非常に実践的でグッドだと思う。(1) ウェルビーイングはハピネスです、ハピネスは楽しさとやりがい(pleasure and purpose)からなります、どっちに重きをおくかはひとによよります、(2)「注意」・フォーカスがなんに向いてるかによって感じられるハピネスが影響されるのでよく考えて注意しましょう。
洗練されていて哲学的にも重要な感じ。フレッド・フェルドマン先生もうなづくんじゃないかという気がする。この先生はカーネマン派で、セリグマン派に比較すると「美徳」とかそういうのはあんまり重きをおかない感じ。
Posted by ブクログ
こんなセリフを聞いたことはないだろか
「あの上司はダメだ!こっちの言い分なんか聞きやしない。」
「忙しすぎて、やんなっちゃうよ!昨日なんて3時間しか寝てない。」
などの延々と続く愚痴が続く、一流企業に勤めるサラリーマン。
だが最終的には
「まぁ、会社のことは好きだけどね」と言う。
ここに矛盾はないのだろうか?
この例は、自分の仕事を日々撮り続けた“映像“については惨めだと思い、それとは対照的に仕事を全体像を写した“スナップ写真“には満足している。
つまり彼は、その“一流企業で働いている自分“に満足していて、その仕事自体には満足していない。
これでは本当に幸福と呼べるのだろうか?