ポール・クリーヴのレビュー一覧

  • 殺人鬼ジョー(下)

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    様々なアクシデントが重なりながら、むしろそれが幸をなし、互いの目的を果たすジョーとメリッサ。
    最終的に2人の思惑にたどり着いたシュローダは、ケントの願いを叶えるためにジョーの母親の結婚式に向かう。

    前半のジョーの脳天気ぶりなどからコメディータッチのものかと思っていたが、エピローグですべてが逆転、サイコサスペンスに分類すべきか・・・

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    2019年09月17日
  • 殺人鬼ジョー(上)

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    クライストチャーチの切り裂き魔こと、ジョーは常日頃知的障害者を装い警察署で清掃係をしていた。
    些細なミスから逮捕されたジョーは世間を騙しきれれ無罪になること、恋人(と思っていいる)メリッサが助けに来てくれることを信じて裁判を待っている。
    初公判が数日後に近づいたある日、元刑事だったシュローダはジョーにある取引を持ちかける。
    一方メリッサはジョーの狙撃に向けて着々と準備を整える。

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    2019年09月17日
  • 殺人鬼ジョー(上)

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    ネタバレ

    ジョーは殺人鬼なのでピンチ展開でもまあ良いんだけど、さすがにジョーママの電話には可哀そうで爆笑した。絶対電話したというガールフレンドはメリッサじゃないなw(電話すらしてない疑惑)

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    2019年01月09日
  • 殺人鬼ジョー(下)

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    前作「清掃魔」を読まず今作読んでも全くわけわかめだと思う 
    と言う私も読書途中で”もしかしてこれ、なんかの続編か~?”と思い、調べて「清掃魔」が前作だっと知った 
    「清掃魔」を読み終え意味不明な点がクリアになって、さぁ仕切り直しと思いきや、今作が面白かったのは上巻の最初だけでその後段々急降下⤵
    下巻にいたっては ”ジョー&メリッサ” どうぞ二人で勝手にしてくれって感じで冷めて読んだ 
    で結局サリーはどうなったんだ⁉ そこが触れずに終わったのが消化不良

    ぶっ飛び感が「清掃魔」とは比べもんにならない 
    あっちがポルシェなら、こっちはママチャリいや、三輪車か…キコキコ
    「清掃魔」とは出版社も訳者も

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    2022年02月01日
  • 殺人鬼ジョー(下)

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    訳者あとがきを読み、愕然。『清掃魔』の続編だったのか。クライストチャーチの切り裂き魔として逮捕されたジョー・ミドルトンが起こした過去の事件が描かれておらず、ジョーの極悪非道ぶりも全く伝わないまま、その点を疑問に思いながら読み終わった。帯にも、裏表紙にも、続編だという事は一切記載されていない。

    下巻に入り、事件は大きく展開する。しかし、帯に書いてあるような『デクスター 警察官は殺人鬼』、『ハンニバル・レクター』など思い起こさせる事もなければ、『すばらしい本』でもなかった。

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    2015年02月01日
  • 殺人鬼ジョー(上)

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    珍しいニュージーランド作家のミステリー。面白そうなタイトルにかなり期待したのだが…

    クライストチャーチの切り裂き魔、連続殺人犯ジョー・ミドルトンが警察に捕まり、刑務所に収監される。無罪を主張しながらも、どこまでも軽いジョー…ジョーの釈放で立場が危うくなると考えたジョーの恋人のメリッサは、ジョーの殺害を計画する。そして、恋人のメリッサもまた連続殺人犯というのが凄いのだが…

    設定は面白いのだが、ストーリーは単調で、ゴテゴテと様々なエピソードで飾り立てた感が否めない。帯には色々とおすすめの文章が書いてあるが、それほど面白い作品ではない。下巻で大きな展開はあるのだろうか。

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    2015年01月31日