あらすじ
おれは女性を何人も殺した罪で捕まったけど、そんなに殺したかなあ――自覚のない殺人者ジョーは、いかに罪を逃れるか画策中。一方、外の世界ではジョーと情を交わした女メリッサが、ジョーが「秘密」をしゃべる前に狙撃する計画を立て……連続殺人鬼史上もっとも自分勝手! 不謹慎なろくでなし小説の最高峰!
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Posted by ブクログ
クライストチャーチの切り裂き魔こと、ジョーは常日頃知的障害者を装い警察署で清掃係をしていた。
些細なミスから逮捕されたジョーは世間を騙しきれれ無罪になること、恋人(と思っていいる)メリッサが助けに来てくれることを信じて裁判を待っている。
初公判が数日後に近づいたある日、元刑事だったシュローダはジョーにある取引を持ちかける。
一方メリッサはジョーの狙撃に向けて着々と準備を整える。
Posted by ブクログ
ジョーは殺人鬼なのでピンチ展開でもまあ良いんだけど、さすがにジョーママの電話には可哀そうで爆笑した。絶対電話したというガールフレンドはメリッサじゃないなw(電話すらしてない疑惑)
Posted by ブクログ
珍しいニュージーランド作家のミステリー。面白そうなタイトルにかなり期待したのだが…
クライストチャーチの切り裂き魔、連続殺人犯ジョー・ミドルトンが警察に捕まり、刑務所に収監される。無罪を主張しながらも、どこまでも軽いジョー…ジョーの釈放で立場が危うくなると考えたジョーの恋人のメリッサは、ジョーの殺害を計画する。そして、恋人のメリッサもまた連続殺人犯というのが凄いのだが…
設定は面白いのだが、ストーリーは単調で、ゴテゴテと様々なエピソードで飾り立てた感が否めない。帯には色々とおすすめの文章が書いてあるが、それほど面白い作品ではない。下巻で大きな展開はあるのだろうか。