【感想・ネタバレ】殺人鬼ジョー(下)のレビュー

あらすじ

ジョーを死刑に! との世論が高まっても、自分はいまに塀の外に出られるというジョーの確信はなぜだか揺るがない。判決が下る前に最愛のメリッサが助けてくれるさと、のんきなもの。そんな中、彼を逮捕した元刑事がある不正な協力を持ちかける。ジョーは「拘置所の外に出られれば、逃亡の機会もある」と、裏取引を承知するが、予想外の展開が彼を待っていた! ろくでなしの人物たちが暴れに暴れ回る話題騒然の犯罪小説。

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Posted by ブクログ

様々なアクシデントが重なりながら、むしろそれが幸をなし、互いの目的を果たすジョーとメリッサ。
最終的に2人の思惑にたどり着いたシュローダは、ケントの願いを叶えるためにジョーの母親の結婚式に向かう。

前半のジョーの脳天気ぶりなどからコメディータッチのものかと思っていたが、エピローグですべてが逆転、サイコサスペンスに分類すべきか・・・

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2019年09月17日

Posted by ブクログ

前作「清掃魔」を読まず今作読んでも全くわけわかめだと思う 
と言う私も読書途中で”もしかしてこれ、なんかの続編か~?”と思い、調べて「清掃魔」が前作だっと知った 
「清掃魔」を読み終え意味不明な点がクリアになって、さぁ仕切り直しと思いきや、今作が面白かったのは上巻の最初だけでその後段々急降下⤵
下巻にいたっては ”ジョー&メリッサ” どうぞ二人で勝手にしてくれって感じで冷めて読んだ 
で結局サリーはどうなったんだ⁉ そこが触れずに終わったのが消化不良

ぶっ飛び感が「清掃魔」とは比べもんにならない 
あっちがポルシェなら、こっちはママチャリいや、三輪車か…キコキコ
「清掃魔」とは出版社も訳者も違う 

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2022年02月01日

Posted by ブクログ

訳者あとがきを読み、愕然。『清掃魔』の続編だったのか。クライストチャーチの切り裂き魔として逮捕されたジョー・ミドルトンが起こした過去の事件が描かれておらず、ジョーの極悪非道ぶりも全く伝わないまま、その点を疑問に思いながら読み終わった。帯にも、裏表紙にも、続編だという事は一切記載されていない。

下巻に入り、事件は大きく展開する。しかし、帯に書いてあるような『デクスター 警察官は殺人鬼』、『ハンニバル・レクター』など思い起こさせる事もなければ、『すばらしい本』でもなかった。

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2015年02月01日

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