服部千春のレビュー一覧
-
“(あれっ?)
わたしは、ひとみ先生の目が、涙ぐんでいたようにうるんでいることに気づいた。
(どうしたんだろう?その友だちと、なにかあったのかな……?)
きいてみたいけれど、どこか遠くを見ているような目のひとみ先生に、なにもいってはいけない気がする。”[P.128]
海君が消える辺りは思わず泣いて...続きを読むPosted by ブクログ -
“「えっ!?」
おねえちゃんは、はっとして、階段にいるわたしを見上げた。
「そ、そんなとこに行かないわよ。行くわけないでしょ。……あんた、なんでそんなこときくのよ。」
「あ、いや。遠足からの帰りにバスで通りがかったとき、おねえちゃんに似た人を見たから。」
「あ、そう。それは、きっと、他人の空似よ。そ...続きを読むPosted by ブクログ -
“「ところで、真理は、学校が近くなって、通学が楽になったんじゃないか?」
「うん。」
せっかくおとうさんが話しかけてるのに、おねえちゃんは、そっぽを向いたままで、ひとことだけの返事をした。
新聞をくしゃっとたたんで、おとうさんが立ち上がる。
「さあ。おとうさんは、行ってくるとするか。」
「行ってらっ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集なので読みやすい。
目新しい話ではないけれど、小学生(特に中学年女子)に薦めるには良いかも。
田坂勇気が山下俊平をいじめから助ける話。富田俊樹が苦手な野球を頑張る話。原田美奈子が渡辺沙耶を通じていい子ぶりっこをやめる話。しゅんぺーをいじめていた門田明の両親の再婚の話。子どもたちを助けた道具は役...続きを読むPosted by ブクログ -
おぼこさんの悲しい由来が語られている。本の内容とは別だが、自分の住んでいる町の歴史を調べるのはいいことだと思う。Posted by ブクログ
-
履物屋さんの「おぼこさんネコ」ジョジョの様子がおかしい。心配した「おぼこさんネコ」たちが夜中に話し合っているのを見た愛香は、協力を申し出る。Posted by ブクログ
-
シリーズ第8作で最終巻。
収録作品
さいしょのくしゃみ
第1話 ちかと不思議な校長先生
(出席番号20番 野原千佳)
第2話 しゅんぺーとひみつのキャッチボール
(出席番号29番 山下俊平)
第3話 しろうとねがいかなえ石
(出席番号10番 坂口志郎)
おわりのくしゃみ
亡くなった人が自分を見守...続きを読むPosted by ブクログ -
収録作品
さいしょのくしゃみ
第1話 あいと大きな手
(出席番号16番 津山愛)
第2話 ゆみと正直ペン
(出席番号1番 井上由美)
第3話 しんやとジュゲムジュゲム
(出席番号5番 小田慎也)
第4話 あすかとケンちゃん・ナナちゃん
(出席番号8番 神田明日香)
おわりのくしゃみPosted by ブクログ -
シリーズ第6作。
収録作品
さいしょのくしゃみ
第1話 よしのりとクリスマスのプレゼント
(出席番号9番 合田義則)
第2話 しおりと魔女っ子リン
(出席番号24番 藤井詩織)
第3話 じゅんとギプスのチビカイジュウ
(出席番号27番 村井純)
第4話 りえがおねえちゃん?
(出席番号26番 宮川理...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第5作。
収録作品
さいしょのくしゃみ
第1話 みのるは俳句名人?
(出席番号18番 西川穣)
第2話 まさると不思議なノート
(出席番号31番 和田勝)
第3話 みかと魔法の鏡
(出席番号2番 井口美香)
第4話 かりんとぬいぐるみウサチン
(出席番号4番 遠藤果林)
おわりのくしゃみPosted by ブクログ -
シリーズ第2作。
収録作品:
さいしょのくしゃみ
第1話 たかしと心霊写真のおじいちゃん
出席番号11番 佐々木高志
第2話 ごうとネズじいの料理修業
出席番号28番 矢口豪
第3話 みどりとレイのオーディション
出席番号15番 谷本みどり
第4話 さやと鈴木くんのバトンリレー
出席番号32...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第3作。
収録作品:
さいしょのくしゃみ
第1話 せいらとミカちゃん人形
出席番号19番 西村聖良
第2話 とみぞーと夢の中のトミー
出席番号25番 松田富蔵
第3話 たもつとよしきがくれたキーホルダー
出席番号3番 上田保
第4話 えみと二人分?
出席番号12番 杉田絵美
おわりの...続きを読むPosted by ブクログ -
小4の娘が読み始めたシリーズ。
等身大、というよりちょっと素直すぎる子どもたち。
安心して読める、読ませられる本ではある。
収録作品
さいしょのくしゃみ
第1話 ゆうきと消しかす人形のトム
(出席番号14番 田坂勇気)
第2話 としきと秘密のバット
(出席番号17番 冨田俊樹)
第3話 みなこと...続きを読むPosted by ブクログ