あらすじ
「茶道でいちばんたいせつなものは?」「おもてなしの心……」。幼なじみのナツメにまきこまれて、茶道部に入部することになった陽介。正座から帛紗さばきまで四苦八苦しつつも、顧問の先生のやさしい指導で、和菓子の味や作法の奥深さに目覚めていく。ところが、浴衣を着て初めてのお茶会で、思いがけない事件が発生! 茶道をめぐるナツメの家族の秘密とは?
「おもてなし」の伝統文化を、楽しいストーリーで学べます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
茶道の作法、道具の使い方などがさりげなく散りばめられていて、読んでいると一緒に部活で指導を受けている気持ちにさせられる。
話の展開はなんとなく掴めてしまうけれど、それでも最後まで楽しく読むことが出来た。
お抹茶を飲みたく、また併せてお茶菓子を食べたくなる一冊。
Posted by ブクログ
主人公のクラスメイトは、茶道の道具の一つである、「ナツメ」が名前の女の子がいる。学校のクラブ活動でナツメが主人公を無理矢理茶道部に入部させた。
なぜ無理矢理茶道部に入部させたのか、またナツメの名前の由来、明らかに茶道と関係があるのに親は茶道を隠したがる理由など、ナツメの秘密が茶道を通して知る物語だった。
茶道の道具や方法などが一から丁寧に書いてあったが、イラストがないため、想像しにくく理解しづらかった。