星野和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「死ぬときは、ぽっくり逝きたい」なんて言うのはやめよう
アルフォンス・デーケン、星野和子『より良き死のために—「死への準備教育」創始者が伝えたいこと』ダイヤモンド社. 2018年
先日著者の訃報記事を目にしたのだが、お恥ずかしながら、このデーケン氏のことは全く知らなかったが、上智大学でながく教鞭をとられ、日本における死生学の提唱者と知り、とても気になったので手軽に読めそうな本書を読んでみた。
というのも、上智大学新書シリーズで『「終活」を考える—自分らしい生と死の探求』(浅見昇吾編、2017年)をひょんな縁で読むことがあり、上智大学が中心となってい -
Posted by ブクログ
ネタバレ禅というものをその教えの概要と歴史、また修行の上に禅僧たちが紡ぎだした禅語、公案の話などが網羅され入門書としてとりつきやすい。
心に残ったところ
・四諦・・苦を取り除く方法「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」がある。
・八正道・・正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定
・聖俗、善悪、左右という相対的な考え「分別」は嫌われる。無位とは差別がない人。
・「安心」とは心を知る、心を見ること。
・「人は仏だからこそ仏としての修行をせねばならない」
・嬉しい時は心から喜び、苦しい時はとことん悩み苦しみ、悲しい時は思いっきり泣く。瞬間瞬間を全身全霊で生きて、そのことに執着しなければ安心立命できる。