長州力のレビュー一覧

  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    昭和を代表するプロレスラー、そして、永遠のライバル、藤波辰爾と長州力の対談本。
    あの時代を知るプロレスファンにはたまらない本だと思います。過去の事件については、あの時代を知っている人にとっては既知ことで、正直目新しさはないと思いますが、ポイントで「へ~そんなことを考えていたのか」と思わせる発言もあって興味深いです。
    ある意味、「ライバルっていいなあ(そして必要だなあ)」と思わせてくれます。

    それと、プロレスは強いだけではスターになることができない世界で、強さプラスαが求められます。そういう意味で、パーソナルブランディングの参考にすることも、読み方によってはできます。地味で、外国人レスラーのか

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    2012年08月29日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    まず、新書という形態でプロレス関係の書籍がリリースされたことに驚き。
    最近のプロレス本は、読むと萎えてしまう暴露本の類が殆どで辟易して
    いたところ。こういう内容の本が出版された、という事実だけでちょっと
    嬉しい。

    藤波vs長州のWWFインタヘビーを巡る攻防は本当に熱かった。
    長州はあの一連の抗争で完全にブレイクしたのだが、僕は基本的に藤波派。
    長州力の一直線な攻めを受けきる藤波辰爾がいなければ、きっと長州は
    髪が長いだけのプロレスラーだった、と今でも思っている(^^;)。
    これも昭和プロレスファンの流れ。
    僕の周囲にはそういう人間が実際多数居るし(^^;)。

    そんな2人が、過去と現在、そし

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    2012年03月29日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    まあ大好物なので。一気に読みました。
    あの当時、
    ゴレンジャーを毎週見ていたら、
    いきなりミドレンジャーがアオレンジャーに、
    喧嘩をうったような、そんな展開。
    そりゃ夢中になるよなぁ。

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    2023年01月22日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    「武藤は僕と似ていた」そう藤波が言うと
    「あいつと試合してると正直、そこにいたくなくなる」なんてふうに
    長州は武藤を評した
    藤波と長州が手の合うライバルでいられたのは
    なんといっても、「かませ犬発言」に象徴されるような劣等感
    そして、反骨の魂が長州の側にあったからである
    後進の武藤にそれを向けることは
    長州の気高きプライドが、けして許すものではなかったのだろう
    実際の試合を見れば、正統派クリーンファイトにこだわる藤波に対し
    長州は先に手を出すダーティースタイル
    どたばたと勝負を焦るハイスパートレスリングだ
    そんなふたりのありようはまるで
    猪木の二面性を半分づつ受け継いでいるようでもあった

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    2016年01月11日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    昭和プロレスを書いた本は色々あるし、藤波と長州の裏側を書いた本も色々あった。
    これは、その当事者がインタビューも含んで書いた本。
    今更なのは今更だが、ぼくらのような、その時代、そこにどっぷり浸かっていた人間には、堪えられないものがある。

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    2014年08月10日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    続に名勝負数え唄といわれる藤波辰爾と長州力の2人の回顧録。
    対談は最初と最後だけで、後は2人の歴史がつづられている。

    プロレスファンにとってはほぼ周知の話でも、改めて当人の口から語られてるとなると重みが違って感じられた。

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    2013年05月27日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    過去を詮索したい人には藤波の話が、信念みたいなモノを知りたい人には長州の話が良いと思います。自分は長州力の話が良かった。

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    2012年07月08日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    昔のプロレスファンとして、新日本の実情がまあまあわかっておもしろかった。藤波の文書はわかりやすい。長州はもうひとつだし、記憶にないが多すぎる。えっ、あんなことを言って覚えてないのって感じ。
    どちらもタイガーマスクをべた褒め。やはりタイガーはすごかったんだ。
    前田日明事件(1987/11/19)で長州がそんなに怒っていなかったというのがこの本でわかった。でも怒っていたし。
    藤波のベストバウトは1988/8/8の猪木戦らしい。こんど見てみよう。

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    2012年04月27日
  • 名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス

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    ネタバレ

    藤波と長州の対談と藤波、長州それぞれの自分のプロレス史を振り返るという構成。古館の実況で生まれた「名勝負数え唄」という言葉だが、その言葉に煽られるように、"下克上"の「長州革命」に私も含めたプロレスファンは遅れてきた大物・長州力に喝采を送り、さらに長州と藤波のライバル抗争はヒートアップしていったと改めて思います。長州自身も藤波との抗争の前は、初来日した外人レスラーの実際「かませ犬」だったし、アマレススタイルで地味なレスラーだなと個人的には思ってましたが、そのあたりの時代の本人の葛藤も書かれていて興味深く、藤波と長州のカール・ゴッチとの関わり方も対照的で、本書で初めて知る内容

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    2012年02月15日