中野晴啓のレビュー一覧
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ネタバレ最近、特に若い世代の方からの「投資信託で資産形成をしたい」という相談が増えてきました。
ライフプランを立てるにあたり、教育費や老後の生活費として、投資信託を利用したいとおっしゃるのです。
ニーズは確実に増えています。
ここにきて、ようやくです。長い道のりでした。
本書の著者、セゾン投信の中野氏は、このような若い投資家に向けた啓もう活動を地道にされてきた方です。本書に対して「ああ、自社の投信の宣伝か」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はただの宣伝とは思いません。
他にも独立系投信で優れた商品はいくつかあります。
特徴が少しずつ違うため、どれも魅力です。その中の2種として、セゾン -
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なかなかタメになる本でしたね! けれども、積み立て投資が必須! と言われていても欲に弱いのが人間と言うもので…衝動買いみたいなのを繰り返してろくに積み立てできないまま年を重ねていく…みたいな人が多くいそうですね。
ヽ(・ω・)/ズコー
自分もそうならないようにしなければ…とか思いつつ、僕も衝動買いの類はよくするんで(!)、著者の言うような積み立て投資ができるかどうか疑問なところですが…。
ヽ(・ω・)/ズコー
頑張っていきまっしょい! というわけで、あまりお金に余裕のない人はぜひとも「つみたてNISA」を使ってみましょう! と言うような趣旨でしたかね…。
以前に「NISA」という -
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【続人生】
投資本というよりは第二の人生を、ちゃんと考えなさいという本です。
「50歳を過ぎてから自分を捨てて会社に奉仕する必要はない」
この言葉にはなるほどです!
わたしも50歳でセミリタイアを考えています。
(実際、50歳はむずかしいかもしれませんが。。。)
お金の面だけを計算すると50歳までにあと2400万円以上貯蓄を増やす必要があり、これはむずかしいです。
55歳からだとあと1500万円となり、金額は少なくなり期間も伸びるので、金銭面では55歳でセミリタイアという形になりそうです。
ただ、これは55歳からは貯蓄を毎月一定額取り崩すだけで運用は続けない、労働収入もない計算です。
し -
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家計簿をつけはじめて、1年。
自分の収支がわかるようになってきて、お金に対する関心度も以前と比べて随分上がりました。
アベノミクスの流れに乗じてNISA口座を作ってみたり、約定はしていないものの株の値動きを見てみたり・・・
それだけで自分の視野が広がるのを感じます。
そんな中、「投資信託」はいまいちよくわからないジャンル。
これだけ情報が溢れる中でネットで調べられないものもないでしょう、と思いきや、情報が多すぎて何がなんだか・・・
そこで手にしたこの本は、一般的な知識に留まらず、著者の考えを十分に盛り込んだ、わかりやすい内容でした。
著者が実際に買っている9本の投資信託もリストアップされ -
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ネタバレ著者の考え方では投資信託は長期的に資産を増加形成していくのに適している方法であるということが記されています。
どういった銘柄を選ぶと長期投資に向いているのかということがわかりやすい根拠と共に示されています。
長期的に資産を増加させていくことを目的にして投資信託を選ぶ際に気をつけることはまず、『一年以上にわたって毎月資金が純増である事』
さらにいうなら、「一年間の資金流出入が純増であり、それが3年間にわたって継続されているもの」そちらのほうがより長期投資に向いていると考えられます。
投資信託の運用成績はあくまでも過去の数字であるという点。
投資信託の基準価格は、需要のバランスで決まるわけ -
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これから長い時間をかけてお金をためていこうという初心者の方にお勧めできる本です。リバランスなどの話も少しは出てきますが、難しい言葉はほとんど無く初めての方でも無理なく読めます。
ちなみに本書で言っている条件は、
(1)信託期間が無期限であること。
(2)分配金を全額再投資に回していること。
(3)購入手数料がかからず(ノーロード)、運用管理費用率が低いこと。
(4)純資産残高が増え続けていること。
(5)少額から自動積立ができ、銀行口座から毎月引き落としができること。
(6)国際分散型であること。
であり(もう少し定量的な表現にして欲しいですね)、これに叶う投資信託が21013年2月現在 -
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タイトルは『預金バカ』ですが、著者のである中野晴啓さんは『投資信託バカ』である。
ただし中野さんに対する『バカ』は最高の褒め言葉として呼ばせていただきますが…。
セゾン投信株式会社社長としての本なのですから、自社ファンドの宣伝をメインにしているのかと思いきや、第1章で資産運用についてのレクチャーは終了してしまいます。
ところが、この本の最大のみどころは圧倒的に第2章と言い切ってよいでしょう!
投信マニアは必見の内容です。
第2章「私はこうして投資信託ビジネスを起業した」
なにこの紆余曲折で波乱に満ちたセゾン号の船出は!
セゾン投信がカタチになる前に運用していたファンド「未来図」の失敗 -
Posted by ブクログ
★★★★☆
預金から投資へ一番楽な方法
【内容】
年金減額時代に少しずつ、長期的に、無理なく資産を作れると話題の生活社投資とは。
【感想】
非常に面白かった。
セゾン投信の社長であることを差し引く必要があるが、インフレ時代の預金の無力さがよくわかった。
政府の掲げている2%のインフレが起きると、100円のジュースは102円となる。
一方で、銀行預金の1年定期では0.02%なのだ、100円の預金は100.02円なのだ。
つまり、インフレ時代に預金では実質資産としては目減りになるのだ。
お金というものを額面ではなく、価値としてみるという点が新鮮だった。
インフレ時代は行動あるのみ。じっとして