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Posted by ブクログ
セミナー等で聴いたことがる内容が多いけれど、本なのでいろいろなデータ(2014年出版時点)を掲載し、より細かい説明が記されている。
銀行という組織の役割なんて考えたこともなかった。だけど、その立場を知っているのとそうでないのでは差があると思う。
そう気づかせてもらうきっかけになったし、この本によってまたよく理解できたと思う。
本来なら物事は多方面から見るべきだし、よく思案すべきだが、このような実用書を読むのが苦手なので、中野氏のようにわかりやすい説明で概要を語ってくれると興味を持ちやすい。
また本書第二章には、中野氏がセゾン投信を立ち上げるまでの物語が綴られている。わたしにはここが最も面白く、また参考になることが多かった。
中野氏の明るく親しみやすい人柄の裏には、このような経験があったのだなあと、その一部分が垣間見られて、またそれがあってのあの熱意と一途さなのだなと納得した。
始まりは小さな湧き水が、次第に大きな流れとなり、最後には広い海に到達する川のように、長期投資の考え方も、時間をかけてゆっくりと、けれども確実に根付いていったらいいなと思う。
Posted by ブクログ
タイトルは『預金バカ』ですが、著者のである中野晴啓さんは『投資信託バカ』である。
ただし中野さんに対する『バカ』は最高の褒め言葉として呼ばせていただきますが…。
セゾン投信株式会社社長としての本なのですから、自社ファンドの宣伝をメインにしているのかと思いきや、第1章で資産運用についてのレクチャーは終了してしまいます。
ところが、この本の最大のみどころは圧倒的に第2章と言い切ってよいでしょう!
投信マニアは必見の内容です。
第2章「私はこうして投資信託ビジネスを起業した」
なにこの紆余曲折で波乱に満ちたセゾン号の船出は!
セゾン投信がカタチになる前に運用していたファンド「未来図」の失敗、澤上篤人(さわかみファンド)との出会い、林野社長への直訴(手紙)、船出目前での衝突と左遷、挫折から再度の奮起、最後の試練…。
セゾン投信誕生秘話のストーリー。ノンフィクションは小説よりも面白く凄まじい。
業界の闇(手数料ビジネス)を打開するのは業界のタブーへの挑戦でもあった。
中野社長には長期投資の投資信託を作るという大きなロマンがある。
まったくもって正当な主張がなんでこんなに大変だったのか?
読んでみた感想として『中野社長の覚悟が試されていたのではないか?』とさえ思えてくる。
今でこそ、直販投信も長期投資も普通になった現在。
セゾン投信が運用する2ファンドの合計資産残高は1000億円を突破している。
まだまだ眠れる金融資産から見れば微々たるものだと著者は感じているのかもしれませんが、日本の投資信託に革命を起こしている1000億円といっても過言ではない。
第2章のストーリーは映画化されたら、投信マニア・金融マニアに絶対ウケると思うのだが…。
直販投信のセミナーは全国でおこなわれていて、セゾン投信誕生秘話を当然のように知っているひとも多数かもしれませんが、中野社長という奇跡はもっと知れ渡ってほしいところです。
現在は、バンガード社とタッグを組んでいる状況ですが、究極的にはセゾン投信そのものが『未来図』のような自社ファンドを自前で運用するのが究極の目標なのかな。
共済のような仕組みの投資信託ができれば、セゾン投信そのものが日本のバンガード(先駆け)となることでしょう。
※セゾンGBFがダメという意味ではありません。
Posted by ブクログ
★★★★☆
預金から投資へ一番楽な方法
【内容】
年金減額時代に少しずつ、長期的に、無理なく資産を作れると話題の生活社投資とは。
【感想】
非常に面白かった。
セゾン投信の社長であることを差し引く必要があるが、インフレ時代の預金の無力さがよくわかった。
政府の掲げている2%のインフレが起きると、100円のジュースは102円となる。
一方で、銀行預金の1年定期では0.02%なのだ、100円の預金は100.02円なのだ。
つまり、インフレ時代に預金では実質資産としては目減りになるのだ。
お金というものを額面ではなく、価値としてみるという点が新鮮だった。
インフレ時代は行動あるのみ。じっとしていては目減りだ。
著者が「セゾン投信」を立ち上げる部分はプロジェクトX風で楽しかった。応援したくなります。
【引用】
・金融業は虚業ではなく、世の中に新しいサービスや発明を提供するための「血液」だ。
・インフレが進めば借金の負担が軽減される。年2%の物価上昇は10年で20%なので、政府の借金は十年後に20%目減りすることとなる。
・手を出してはいけないファンド
* 資金の流出しているファンド
* 運用管理費が高いファンド(毎年かかるため)
・男性の年代別死亡数(1000人あたり)
* 30-34歳・・・0.8人
* 35-39歳・・・1.0人
* 40-44歳・・・1.5人
* 45-49歳・・・2.4人
* 50-54歳・・・3.9人
* 55-59歳・・・6.2人
→保険にはいるくらいなら投信を積み立てよう
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