谷知子のレビュー一覧

  • 百人一首 解剖図鑑
    その歌が詠まれた時代背景や人物相関図が書いてあり勉強になった。
    夜半の月かなと月影と2つ解釈があると初めて知った。
    内容は割と難しかった。
  • 和歌文学の基礎知識
    和歌を深く読み取りたい人にぴったりの本。
    短い章立てで読みやすく、気になるところから読めます。
    それなりに和歌を知っているつもりでしたが、この本で新しい発見がいくつもありました。
    基礎知識とありますが、基礎を支える知識も学べてとても楽しかった。

    和歌の世界を深く読み取れるようになる一冊だと思います...続きを読む
  • 和歌文学の基礎知識
    和歌の基本的な事柄が、実例を挙げながら解説されているので、とても解りやすく、また、和歌を楽しみながら学べます。
    個人的には、在原業平の素晴らしさや与謝野晶子の力強さを再発見でき、とても満足しました。
  • 和歌文学の基礎知識
    和歌を古事記,万葉集,古今集などから説明している。
    長歌,反歌
    枕詞
    序詞
    掛詞
    縁語
    という形式、作りを説明している。

    歌の種類として、
    万葉集における東歌,防人歌から
    挽歌と哀愁歌
    抒情歌
    望郷の歌
    祝賀の歌
    を紹介している。

    題詠という与えた題で詠む方法。
    歌合という左右に分れた競技。
    ...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
     入院中に、大学のゼミの先生が「お見舞いに」と下さった本。文庫本なので、バスや電車などの移動中などに少しずつ読んでいたら、読み終えるのに半年以上かかってしまった。

     百人一首のそれぞれの和歌について、初心者にもわかりやすく解説してあり、ときに著者の専門的な解釈が加わる。「古典は好きだけれども、和歌...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    このシリーズはほんとうにすばらしい。簡潔にして要を得ているってのはこういうものだ。筒井康隆の「裏小倉」まで紹介されているのは驚いた。
  • カラー版 百人一首
    一ページ毎に尾形光琳のカルタ絵、意味とポイントが掲載されていて、文庫本でもとても見やすいです。美しいです。
  • 百人一首 解剖図鑑
    面白かったです!

    歌い手のバックボーンとか人間関係とか
    当たり前だけども歴史上の人物や出来事と
    繋がっているのがわかって
    より身近に感じられた気がする

    #2024年に読んだ本 7冊目
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    子供が中学生のときにすべて暗記していたが、この本はその歌の内容の解説があるので、意味がわかっていいと思う。ドラマ鎌倉殿で、源実朝様に興味を持ち、百人一首にもその歌があるとのことで、家の本棚にあったこの本を読んでみました。
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    全部じっくり読めてはいないのですが、百人一首は授業で覚えさせられるもの、という今まで抱いていた負のイメージを払拭するきっかけになった本。
    解説文が個人的に読みやすく、親しみを持って歌に触れることができました。お気に入りの歌は、
    一五「君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ」
    八四「なが...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    中高生の時に国語便覧で拾い読みしかしたことのなかった百人一首を、初めて全て読んだ。やっぱり古文は難しいなぁと思ったが、意味がわかると風景や心情がすっと理解できた。当時の人が思っていたこと、恋愛のようす、自然などが歌を通して感じられた。たった三十一文字に様々な意味を込め、余韻を感じさせる。和歌は素晴ら...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    学生の頃に暗記した百人一首。
    今も多少興味はありつつも、その背景や込められた意味をほとんど知らないなと思い、手に取りました。

    ・田子の浦にうち出でてみれば白妙の
          富士の高嶺に雪は降りつつ
    富士山に雪が積もっている歌…と、漠然としたイメージだったのが、「開放感とともに、青い空と青い海には...続きを読む
  • 和歌文学の基礎知識
    以前谷知子さんの別の著書を読み興味が湧いたため。

    31の項目で和歌を紐解いていく。31項目なのは和歌が31文字で詠まれるから。これはすぐわかった笑
    「基礎知識」とあるが入門ではないなと思う。和歌を知る上で必要な知識だけど、例題?の和歌が結構難しいので、ある程度和歌に触れた経験があるとより楽しめそう...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    万葉集、古今和歌集、新古今和歌集と、順に楽しんできたので、とても親しい気持ちで読みすすめられました。

    和歌というものがいかに決められた枠組みの中で詠われたものか、ということが大変よくわかります。感情を素直に言葉にするのだけではなくて、高度にルールが規定されたものでした。

    百人一首は、膨大な和歌の...続きを読む
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ちはやふるの影響もあり読み始めたが、人生や恋心を歌った和歌たちに心を揺さぶられた。
    特に、多くの歌にどことなく寂しさや哀しさがあり、惹きつけられた。

    2016.5.28
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    初心者向けに百人一首を一首ずつ説明した本。
    歌の内容だけでなく、作者と作者の関係や、他に読んだ歌、似たテーマの歌なども紹介されててわかりやすい。
    もっと欲を言えば、歌合の時の歌には、対戦した歌も載せて欲しい。
  • 天皇たちの和歌
    万葉集・古今和歌集・新古今和歌集・・・それぞれの時代の和歌が天皇にとってどういうものであったか。
    和歌の持つ意味を知ることができます。
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    20年ぶりくらいに百人一首の歌の意味を勉強。暗記と並行してやったので、相乗効果で吸収が速い。承久の乱って何だっけ、ってくらいに歴史忘れてるのでそこらへんの復習も必要。百人一首って、1,2番と99,100番がどっちも天皇親子だったんだな
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    「ちはやふる」を読んでいて、百人一首の歌の意味を知りたくなったので手に取りました。
    しっかりと歌の意味を理解するには、当時の文化や風俗、言葉使いに加えて、作者が誰で、いつ、どんなときに、誰に向けて詠んだ歌なのか、歌が作られた背景も知っていなければなりません。
    その部分を平易に解説してくれているので、...続きを読む
  • 天皇たちの和歌
    [ 内容 ]
    歴代の天皇は、和歌によって、政治を行い、人民と交流し、自らの心を吐露してきた。
    和歌は日本国家の誕生時から天皇とともにあり、天皇が歌を詠み続けることは皇位継承の上からも、自然の恵みを得るためにも、必要なことであった。
    一方で、天皇個人にとって歌は自然な心情の発露ともなった。
    古代から現...続きを読む