横山未来子のレビュー一覧

  • のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌

    Posted by ブクログ

    これを読んでものすごい短歌がよめるかといわれると、それは個人によるとしか言いようがないが。
    それでもわかりやすく体系だって短歌について解説されていて読みやすかった。
    様々な名歌(これらをよむのがまず楽しい)が引用されており、それら名歌から短歌の基本について学べ、鑑賞の仕方についてもとき解いてくれる。
    最後には短歌の添削例が豊富に掲載されており、どのような理由でこのようになおしたのかが明白に書かれていてわかりやすいし、巻末でそれをしてくれるので総復習にうってつけ。
    慣れてきたら歌会とか投稿先とかいろいろあるよ!と短歌への道を誘ってくれる。

    様々な技法が紹介されていたが、私的に参考になったのは、

    0
    2023年07月25日
  • のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌

    Posted by ブクログ

    とてもおすすめの短歌入門書。1章では短歌の基本ルールが紹介されている。

    2章では直喩で使う言葉の選び方や、結句のおさめ方、推敲の仕方、歌集のつくりかたなどが書かれていたり、3章では著者自身の創作過程が書かれていたりして、本格的に短歌を始めた人にとってもためになる内容が盛りだくさんだ。

    4章では、短歌の添削実例を解説していて作品をよりよく仕上げるためのコツがとても分かりやすく書かれている。

    俺もこの本を時折開きながら、短歌を作っていきたい。あと、著者が創作で使っているという電子辞書が欲しくなった。

    0
    2022年10月23日
  • はじめてのやさしい短歌のつくりかた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短歌の先生からの推薦書。新版よりもこちらの方が好みだったので購入。
    『好きな短歌や感銘を受けた短歌をみなさんにご紹介する気持ちで書こうという思い』をおわりに文章に記されていて誠実さを感じる。『心に響くものがあったら、ノートなどに書きつして自分だけのアンソロジーになる』というアイディアは頂こう。
    雨に濡れたあじさいをみかけたとき、あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼>(佐藤佐太郎)という一首を思い出すとか素敵☆
    基本、詠み方、テーマを決めた詠み方など見開きで導入、まなぶことをポイント絞り、本文では、短歌紹介と解説で学べる。助詞助動詞はなかなか手ごわいので何度も読みたいところ。詠

    0
    2022年10月15日
  • はじめてのやさしい短歌のつくりかた

    Posted by ブクログ

     いわゆる入門書としては目新しいことはないのだけれども、とにかく短歌が沢山載っている。作家名も含めて掲載されているので、「この人の歌好きだな」というところからも入っていける。そういう意味でとても「やさしい」入門書。作るところからも、読むところからも眺められて、とても読み応えあり。

    0
    2022年09月26日
  • はじめてのやさしい短歌のつくりかた

    Posted by ブクログ

    2025.9.13
    1年前くらいに購入。
    やっと読み終わった。

    例題として、
    たくさんの短歌が載っている。

    基本は大事ってところが
    抑えられてるかな。
    今どきの
    口語短歌、は少なめな気がする。

    0
    2025年09月14日
  • はじめてのやさしい短歌のつくりかた

    Posted by ブクログ

    短歌の技法や種類などを解説し、「はじめての」短歌に誘う1冊。例示が豊富で解説もわかりやすく、短歌を詠み始めるにあたり手元に置いておくには良い1冊かもしれない。短歌だけでなく文章を作る際に広く使われる手法や、品詞まで見ており、本当にゼロから短歌を詠み始める人にも向くと思われる。
    ただ個人的には最終章に「添削」が置かれ少なくないページ数が割かれていることが、自由に気軽に短歌を作る、ということから離れてしまったように思い、短歌の面白さが削がれてしまった感があり残念に感じる。もちろん「自由に」作った短歌を見直し工夫を加えていくことでより良い作品ができる、ということは否めないのだが、一方で堅苦しさを覚え

    0
    2025年05月27日
  • はじめてのやさしい短歌のつくりかた

    Posted by ブクログ

    時代様々な和歌を題材に、基本的な技巧や種類を解説してくれる。いいなって思った作品の作者はチェック、そのまま歌集にも手が伸びそうな。

    0
    2025年02月19日
  • のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌

    Posted by ブクログ

    日本独特の詩、短歌。五、七、五、七、七のリズムは、私たちの感覚に、ギュッと染み込んでいる。短歌にまるで興味がなくても、正確に覚えていなくても、学校の授業で習い、見たこと、聞いたことのある歌は何首かあるだろう。

    ただ、そこから歌をつくる段階には、なかなか行きつかない。私自身もそうである。たくさんの決まり事がありそうだし、難しそう。そんなハードルを、本書はとことん下げてくれる。歌人の横山未来子さんが、かゆいところまで手に届く、わかりやすい解説で短歌の鑑賞の仕方から詠み方まで指南してくれるからだ。

    本書の内容は、短歌だけでなく、文章一般に通じるところがある。説明と描写は違うという指摘にはなるほど

    0
    2022年08月12日