芦崎笙のレビュー一覧

  • スコールの夜
    40代女性総合職第一期生、派閥、リストラ、闇社会とのつながり。もっと派手な展開を予想したが、最終的には主人公の葛藤に的を絞った。
    現実はこんなもの、と捉えるべきか。だとすればどこにでもあることを書いた小説ともいえる。
    現実とは違うフィクションを読みたい向きにはオススメしない。
    端役の登場人物が多いが...続きを読む
  • スコールの夜
    だからなんなんだ?
    読み辛いし、途中で力尽きかけた。
    職場的に良く判るから興味はあったんだけど、商業小説で、これでいいの?
  • スコールの夜
    【読書その68】財務省現役キャリア官僚の小説。メガバンクで働く女性キャリアウーマンの苦闘。女性の出世株であることへの渦巻く嫉妬や偏見。子会社の整理という非常な現場や派閥抗争の中で働くことの意味を考える。
  • スコールの夜
    第5階日経小説大賞受賞作
    著者は現役財務省大臣官房参事官
    東大法学部卒メガバンクの女性幹部候補が初めて見る経営の内実。非常な汚れ仕事、派閥抗争、嫉妬や偏見等の中、仕事とはなにか組織とは何かを考え、一歩踏み出す様を描いた作品。
    一気に読める軽さはあるが、深みはないか。
    映画になりそうな小説。