長島聡のレビュー一覧

  • 日本型インダストリー4.0

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    【ココメモポイント】
    ・これまでとの大きな違い
     1.取り組みのスケール、対象範囲の広さ
     2.取り組みの頻度
     3.長期ロードマップと非競争領域の存在
     P.19

    ・モジュール化
     あらかじめ作っておいたモジュールをレゴブロックのように組み合わせる
     P.28

    ・カルロスゴーン氏が日産自動車社長就任時からスタートさせたクロスファンクショナルチーム(CFT)も部門をまたいだ見える化を行っていた
     P.205

    ・顧客起点で見える化を追求
     活動と成果の見える化
     1。会社の収益
     2。お客様の嬉しさ
     3。企画活動の巧みさ
     4。オペレーションの効率性

     挑戦の見える化
     1。能力やリソ

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    2016年08月13日
  • 日本型インダストリー4.0

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    欧州系戦略コンサルティングファームのローランドベルガー日本代表によるドイツの製造業革新プログラム「インダストリー4.0」の解説書。

    本書によると、IoTの世界観をベースにした「インダストリー4.0」は以下の3つのキーワードで表現される。

    ・つながる(複数の企業間に跨るようなバリューチェーン全体をシステムで連動させることによる品質向上・コストダウン、バーチャル工場で試作を即座に実行し手戻りをなくしものづくりの時間を大幅に短縮)
    ・代替する(再生可能エネルギーを柔軟に組み込んだ送電グリッド、工場建設をバーチャル上でシミュレーションし投資コストを最小化)
    ・創造する(ビッグデータ解析による精度の

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    2015年12月20日
  • AI現場力 「和ノベーション」で圧倒的に強くなる

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    ロボット資本主義ではなく和ノベーションだとして、企業や個人が持っている様々なノウハウ、技術や知恵、ツール、考え方の枠組みなどの「潜在力」「暗黙知」を形式知化する。部門、企業、業界を越えて知の対話を促進させる。製品そしてノウハウ、人材も含めてモジュール化する。人工知能については、後半でSNSやIoTとの連携したマーケーティングについて言及してますが、前半では進化の必要がないところに使うと説明するなどあまり積極的ではないのでしょうか?野中郁次郎先生を源流とする経営理論はとても興味深いですが、人工知能とはあまりこなれてない印象でした。

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    2017年09月10日
  • 日本型インダストリー4.0

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    ネタバレ

    インダストリー4.0の本質
    「異次元の見える化」
     ①需要連鎖の見える化
      :サプライヤー、自社工場、顧客までのサプライチェーン→非効率の撲滅
     ②価値創出連携の見える化
      :各部署の能力とリソースの棚卸から役割分担→連携革新による付加価値創造
     ③将来ニーズの見える化
      :ボトムアップと俯瞰による先読み→モジュールによる将来ニーズの織り込み
    「圧倒的な機動力」
      :PDCAを高頻度に回していく

    現場で必要になる資質
     1.全体を体系的にとらえる。
     2.強い意志をもって動く
     3.失敗を糧にする。
     4.異なる価値観を学ぶ。
     5.好きなことから始めてみる。
     6.社会・国とオープ

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    2018年07月29日