江端里沙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナ自粛期間の無料公開を利用。
面白かった〜。
もともとイギリスの歴史やエリザベス一世に興味があったから、熱中して読めた。
高校の授業で習った時には難しくて掴みきれなかった諸外国との関係や、宗教対立がとても分かりやすく描かれていて、あの時のあの事件はこういう経緯があったんだとか、こんな思いがあったんだということを学べて本当に楽しく読めました。
系統図やコラムや図も工夫されていて理解が捗った。
もっと早く読めばよかったな〜。
周りに結婚を勧めらても、自分の信念を貫いて、国家に身を捧げた女王を尊敬します。私もこんなにもしたたかな女性になりたい。
女王をここまで強くしたのは、忠実に支えてくれた家 -
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Posted by ブクログ
興奮冷めやらぬ。逸る気持ちを抑えて読むのが大変だった!リアルタイムでアニメを見ていたら、毎週興奮してわくわくして待ちきれなかっただろう。
ランカとシェリルの歌が、頭の中を流れて止まらない。特に、バシュラの中にいる時のランカの歌が、歌詞に合わせて頭の中にごく自然に流れてきて、その部分が終わるまで先に読み進められなかった。「ライオン」やシェリルの歌が本編とリンクして、鳥肌が止まらない。躍動の日々が生きている生身が、愛が、そこにある。少年と少女が大切なものを見つけた、いや、再発見した物語。これから先、どこへ行くのか分からないけれど、未来を、希望を、信じて、今、歌う。
ここまで来て、劇場版は何をや -
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Posted by ブクログ
この第2巻では、TV本編の8話から14話あたりまでをノベライズ化。
超時空シンデレラ・ランカちゃんデビューの12話ですよ。キラッ!☆
劇中では明確に語られなかったアルトの『役者』への拒絶の理由や、クランの生物学者としての活動、ピクシー隊のあの娘に婚約者がいたりとか、御蔵入りしてしまった数々の設定を掘り下げてくれています。
そしてメカ好きの私としては、前巻同様、VF−19やVF−22が活躍してくれたこと。
TV本編では一切出番ありませんでしたからね。この機体達は。
統合軍・サジタリウス1として、VF−171EX ではなくAVFのこれらを使えば、ラストでアルトが被弾することも・・・
となると、 -
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Posted by ブクログ
ここここれは面白い!マクロスの最新シリーズ、マクロスFのノベライズ。シェリルの歌やライブと連動する戦いなどはアニメに到底かなわない。しかし、歌舞伎一家に生まれたアルトの気持ちや、勝ち上ってきたシェリルの想いなど、アニメを見ただけでは分からなかった想いが伝わってきて良かった。シェリルのライブ場面があまり紙面を割いてないなど、ただアニメをなぞるのではなく、小説ならではの良さを表そうとしているように思う。ライブを中断して去っていくシェリルにアルトが食って掛かったのは、同じ舞台人としての矜持だとは知らなかったよ!
ストーリーはアニメよりも折り畳まれているよう感じる。ランカがニンジン♪歌ってないし、アル -
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Posted by ブクログ
結構面白い話じゃないか!!! って思わせてくれる(苦笑
アニメを観てから小説を読むと、アニメでは書き足りなくて、だからってアニメで書いてもしようがない様なネタ満載なので楽しいです。
主人公(のはず)のアルトという人物がアニメーションよりもはるかに丁寧に描かれています。多少BLぽい表現もありますが~~~少年時代の濃密さというの? 多分捉え方次第で乗り越えられると......とにかく、歌姫たちの魅力はもちろん、アルトもきちんと主人公だったという事実が判る一編。
文章も読みやすいので長さを感じさせません。盛りだくさんな幕の内弁当みたいな小説。
アニメのノベライズというよりは一つの作品と -
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Posted by ブクログ
小説版マクロスF 堂々の発進である。
TV版の第1話から第7話までを小説化。
ほぼ原作に忠実だけど、2・3話で若干内容が変わっているなど、ちょっと小説オリジナルな展開があります。
特にアルトの「役者」としての側面が描かれているのが興味深いですね。
TV放映時では、放送されなかった細かい所(第1話のライブ場からの避難の様子や第4話のアルトのシミュレーションゲームの内容など)が描かれていて、登場人物の内面を掘り下げています。
劇中未登場の各バルキリーが登場しているのも、ファンには喜ばしい限り。
シミュレーター戦闘でのVF-19のパイロットは・・・マクロスファンなら思わずニヤリとするところ -
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