佐藤典雅のレビュー一覧
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なぜカルトにのめり込むのか、何がそんなに魅力的なのか…と疑問があったため手に取りました。
なるほど、証人以外はサタンの手のものという囲い込みと、内部での貢献度による評価、よい出来事のすべてはエホバの恩恵によるもので、最終的に証人だけは楽園で永遠を手にすることができるというご褒美制度(不確定)。
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ABAは動物を抑制する方法論
療育は不安と思える行動を強制的に訓練するという「抑制」の発想を基本としている。
抑制するから抑圧に変わる。すると子供は?、、、
ありのままで過ごせる居場所。
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著者のこれまでの人生と、親族の自閉症が発覚してからの人生の転機と、そこで考えたさまざまな施策をしっかりと形にした事業所を築き上げている点、素晴らしい。読んで良かった。Posted by ブクログ
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本書は他の発達障害や療育について書かれている本とはまた少し毛色の違った本でした。
筆者は元ヤフーの中の人。お子さんが自閉症だったことをきっかけにロサンゼルスで9年間、療育を経験。その後帰国して日本で放課後デイサービスを開設したという経歴の方です。
一般的な育児書でもそうですが、発達障害児向けの多く...続きを読むPosted by ブクログ -
■マルチ・ネットワーク・ビジネスと宗教の共通要素。
①絶対性(これが絶対の宗教・商品)
②純粋性(私たちの教義・商品以外は信用できない)
③選民性(私たちの教団・商品は選ばれている)Posted by ブクログ -
宗教本はいろいろ読んできましたが、これが一番でした。洗脳の過程がしっかりと描かれており勉強になりました。洗脳が解けるきっかけは少し笑ってしまったのですが、きっかけは何であれ解けるなら何でも利用すべきなんだなと、これまた勉強になりました。あと「宗教」にいろいろなものを当てはめて考えることができ読後は世...続きを読む
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前、近所にこの宗教の人や他の新興宗教の人がいたので、様々な疑問が解けた。そうそう、奥さんが熱心な信者で旦那さんは入っていなかったな、神社はダメ、お葬式やお墓もダメ、お祭りや学校のイベントには参加せず、独特の服で近所を回り、働いている近所の母親達には「正社員なんて信じられない、なぜ働くの?」とか「大学...続きを読むPosted by ブクログ
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著者の息子さんも自閉症。しかもかなりの重度のよう。初めて体験で四苦八苦しながらもがいて過ごした経験談も含め、そもそもの話も出てくる。
うんたしかに。言われたらそうだ。
不安に感じる事も多々あり考えることも多い。ただ、彼らは普通に生きてるし。彼らからしたら俺は異星人。なんか、不安を払拭してくれる本...続きを読むPosted by ブクログ -
信仰宗教の信者達は自分達がカルト集団だという認識は無いんですね。まぁそうでしょう。聖書を自分達の教義に合うよう捻じ曲げて改ざんしてるとか、ハルマゲドン(世界の終わり)が来る気配が無いから勝手に解釈をねじ曲げて先延ばしにした、とかきちんと考えればおかしい事が沢山あるのに見て見ぬ振りなのかそれとも自分達...続きを読むPosted by ブクログ
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とても真面目なノンフィクションですね。無宗教を絵に描いたような私ですけど、人々は何故に宗教にのめり込めるのか分からず幾つか関する本を読んだことはあるけれど当書はとても分かり易かった。JWの熱心な信者だった著者が曲折を経て脱退するのですが、真面目に宗教を考えている姿勢に共感を覚えました。暴露本でもなく...続きを読むPosted by ブクログ
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幼少期からエホバの証人となっていた著者が、証人となった契機、組織のルール、いかにして脱退したかなどが具体的に書かれており、面白かった。
エホバの証人の矛盾点やカルトの特徴は非常に興味深かった。Posted by ブクログ -
療育は治療ではない、適応していく訓練である。
自閉症は治る・治らないというものではない。
そこがわかっていることは大事だと思う。
療育に妄信的に取り組むのではなく、その子がありのままいられる居場所をつくるということ。
ほどほどに、きっかけとして。
いいなと思ったのは、著者が当事者で、かつ自分の出来...続きを読むPosted by ブクログ -
時々巷を騒がすカルト宗教。
縁無いようでいて、実は日常に溶け込んでいる宗教(または宗教的なもの)。
カルトの定義は置いておいて、非常に興味深く読んだ。
そもそも、宗教に依る事が分からない。
何かの規範がないと立ち行かないのが分からない。
だから興味がある。
この本を読んで、宗教にガッシリ浸かっている...続きを読むPosted by ブクログ -
痛快な語り口に、最後まで楽しく読みました。
保護者の立場で、子どものためにがっつり療育に携わってこられた著者が、その結果何が見えてきたかを明快に紹介してくださっています。
安心して笑えるのは、根底のところに人権を守る意識があられるからだと感じました。
自閉症は「治す・治さない」という議論にそぐ...続きを読むPosted by ブクログ -
内容は4ページ単位で質問から実体験をふまえてのアドバイス、そして結論までスピーディーな展開で読み終えるまで飽きさせません
表紙といい中身といい破天荒なビジネス書に見えますが要点を逃さない完成度の高い一冊だと思いますし転職や就職を考えている人もいない人も同じようにおすすめできますPosted by ブクログ -
洗脳の解け方がこれまたスピリチュアル。
その後、徹底的に調べて親族を洗脳解約させている。どれほどのエネルギーと時間が要ったのだろう。Posted by ブクログ