山本又のレビュー一覧

  • 二・二六事件蹶起将校 最後の手記
    とあるご縁で手に入れた本。解説にもあるように、二・二六事件で蹶起将校として参じながらも「観察者」としての側面を持っていた山本又だからこそ書けたと思われる描写で、たいへん勉強になる。蹶起将校たちの空気感を、山本又は客観的に捉えられる立場にいたのであろうことが伝わってくる。

    現代語訳、原文、解説という...続きを読む