篤見唯子のレビュー一覧
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運動が極度に不得手な花名は活躍できないかに思えた体育祭。でも栄依子は花名が居たからいつも以上に頑張れたと言ってくれるし、また花名自身も障害物競走で大金星を挙げられた
彼女のスポーツ能力が高まったわけでは無いけれど、それでも花名の苦手意識が幾らか克服されたという意味では大事なイベントだったのだろうと思えるよ
ただ、そこで培った意気込みが続かないからこそ運動への苦手意識は治らないのだろうけどね(笑)
前々から示唆されていた果実のギャルゲー好き疑惑、ストレートに好きなのかと思ったら、プレイ動画を見るのが好きだったのか
…それでも、ギャルゲーのプレイ動画を見るのが好きな女子高生って特殊な属性な気が -
Posted by ブクログ
花名は何でさすまた持ってるの!?と思ったら中身を読んで理解。というか、他の3人も中身に関係する要素を持って表紙に載っているのね
光希が学校見学に来るということで光希の深堀りが有るのかなと思ったら……
ここでもメインになってくるのは栄依子でしたか。
意外性が有る展開だったけど、その中で明かされた事実もかなり意外なもの。まさか栄依子と榎並が以前出逢っていたとは……
栄依子が序盤から榎並にちょっかいかけ続けるのは何故だろうとは常々思っていたのだけど、こういうきっかけが有ったのね
榎並は言葉はきつし素っ気ないし当たりも優しいわけではない。それでも栄依子の身を気遣って上着を貸してくれた。栄依子にと -
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冒頭から唐突に始まる栄依子と榎並の濡れ場シーンには驚かされましたよ。ただの夢オチだったけど
今回は夢オチに終わったけど、この二人って周囲が気付かぬ間にこういう関係性になっていてもあまり驚か無いくらいには普段からイチャイチャしてるからなぁ…
たまての夢が極限まで行ってしまうのが先か、二人が本当にくっついてしまうのが先か。とっても気になります!
そういや、前巻から新キャラが登場した本作だけど、まさか大会と創に繋がりができると思わなんだ。
そうか、二人って生徒会長繋がりとなるのか。大会は受験に失敗したからダメダメな感じになったのであって生徒会長時代であれば普通に有能エピソードが有ったりするんだろう -
Posted by ブクログ
栄依子のコミュニケーションお化けっぷりは変わらないのだけど、この巻では花名のゆっくりとした成長も目立っていたように思う
母の来訪を期にいつも世話になっている志温に手料理を振る舞おうとする花名
鍋は志温からの借り物だし、半分くらいは母に手伝ってもらった料理。でもそこには志温に何か返したいという想いはあるし、寄りかかってばかりは駄目だという決意も感じれられる
他の人からすればほんの小さな一歩だけど、スタートが遅れた花名にとっては確かな一歩
特に塞ぎ込んでいた頃の花名を知っている母親からすれば喜ばしい成長だろうね
そういった成長は対外的な効果も得られる
家族以外は知らない秘密を栄依子から打ち明け -
Posted by ブクログ
序盤の花名が「いつかちゃんとみんなに話したいです」と述べるシーンはじ~んとくるものだった。
浪人の事実を話しても何も変わらないかもしれない。でも、もしも変わってしまったらと思うと……
今が上手く行っているだけにそれを壊すかもしれない行動を敢えて取る必要があるのか?それとも友達だから話すべきなのか?
そういったもやもやとした感情を抱えつつも「話したい」と口にした花名からは小さいけれど確かな成長を感じられた
だというのにこの巻は栄依子のインパクトがかなり強いね
花名の小さな成長を感じさせるシーンがあっても、それ以上に栄依子が大胆なアプローチを様々な人物に対して掛けるものだから花名の印象が霞んでし -
Posted by ブクログ
その内読もう読もうと思っていた本作をようやく入手
アニメを見ていた当時に感じた様々が蘇ってくるね
花名が浪人しているという事実、漫画ではアニメよりも早い段階で読者には察せられるように描いてる感じなんだね。その構成はちょっと意外だったかも
ただ、それによって自分だけ皆より一つ年上であるとか、皆に馴染めるだろうかと不安に思う花名の不安定感がダイレクトに判りやすく伝わってくるようになっているし、そんな花名とあっさり距離を詰めて話しかけてくれた栄依子達の優しさが際立っているように感じられた
それにしてもアニメを見ていた当時に思い、改めて原作を読んでも思ってしまったのだけど、栄依子の無自覚ハーレム