大島豊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
巨大宇宙SFってなんだ? と思っていたら、スペオペでした。あとがきではスペース・オペラを連呼しているんで、禁句と言うことはないと思うが、背表紙や帯の惹句には、どこにもスペオペとは書いてない。なんとなく不思議。
で、中身の方はニュー・スペース・オペラ以降の、アクションSFが主軸。一昔前のスペオペ・アンソロジーなら、もう少しB級感というか、やさぐれた感じを出してきたような気がするが、これはこれでいい。ただ、これはお約束なのか、どれほどとんがったSFガジェットをてんこ盛りにしていても、人情とか、家族関係なんかは今と変わっていない設定のお話がほとんど。多少の違和感はある。 -
Posted by ブクログ
大ベトナム帝国と紅毛(ギャラクティカ、いわゆるEU圏的勢力?)が覇を争う宇宙世紀の短編集。評価は星3つ。要約すると、
・民族的な文化描写が半端で浅い
・文章はそこそこ良い
・ドラマは70点
なせいで、逆に胃がむかむかする。
飯の話と一族祖先の話してりゃ民族描写だと思ってるんかい、と。
民族的な文化や、歴史事件を織り込んだ描写の名手といえば、ケン・リュウが真っ先に思い浮かぶ。
ついつい対比してしまうのだ。
たとえば、格言や言い回しひとつひとつに、文化は現れる。
選ぶモチーフや意匠の一つ一つに、登場人物の人格や人生が反映されているかどうか。
対比して気づくが、アリエット・ド・ボダールの本作