鈴木惣一朗のレビュー一覧

  • 細野晴臣 分福茶釜

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    あっちに行ったりこっちに行ったりしないと真ん中がわからないって、人生うろうろしている僕にとって、なんか救われた気分になりました。声が大きい人が勝っちゃうような世の中で、大切なことは小さい声で語られるって、いい言葉だな。

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    2026年04月22日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    ネタバレ

    fivenewoldのベース、SHUNくんがオススメしていたので読んだ!そしたらめちゃくちゃおもしろかった。いい本オススメしてくれたわ。ありがとSHUNくん。

    以下、ところどころ略してるけど、印象的だった言葉たち

    ・ぶれないでいるっていうのは無理をしないとできないんだろうと思うよ。
    ・天才は早死するっていうけど、凡庸に生きてきてよかったなって。 
    ・年をとると楽になる。これは年とって一番楽しいこと。気持ちよくなってくる。悪くないよ、年をとるのも。ホントに。
    ・最近ますます着るものはどうでもよくなってきた。なんでかというと、世の中の洋服の傾向が十八、十九歳に向けたものだからさ。どんな服もね。「いいな」と思って着てみると、ぱんぱん(笑)。とうとう頭に来て、絶望的に情けなくなってやめた。あれはおかしい、絶対。
    ・そうさ。日々の生活だよ。あ、ひとりなんだなってつくづく感じるのは。たとえ誰かと暮らしていたって孤独なんだよ。孤独になりたいんだもん。煩わしくなっちゃって。
    ・今の人間のあり方ってきついと思うの。点でしか存在できないから、もうなんでも自分でかぶっちゃうんだよね。メディアからも個人がターゲットにされる。それはとてもキツイことだなと思う。
    ・なんで鼻が一番大事かっていうと、鼻は外敵の情報を取り入れる器官だからなんだ。匂いってのは粒子だから。鼻は目や耳よりも先にできた器官だって言われているんだよ。単細胞生物でさえそうなんだ。外部の情報を取り入れる器官があって、それが進化して鼻になり、脳になった。
    ・いつも同じものを食べていればいいじゃん。だって飽きないんだもん。
    ・(どこに行っても音楽が流れていて、ラウドスピーカーから騒音が溢れて出ていたとき)もういたたまれないんだよ。そういうとき、なんでみんな平気なの?って思う。イヤなのはぼくだけなの?自分だけなのかと思うと、それがすごい恐怖だった。自分の方がおかしいのかなって。
    ・虫の音を楽しめる耳が、そのままラウドスピーカーの騒音も平気な耳にしちゃった。聴いてるようで聴いてないから裏腹なの。
    ・戦争放棄なんて、カッコいいじゃん。「戦争放棄」なんて紙に書いた一行だけどさ、これがあるかないかでカッコよさが違うから。戦争放棄なんて、奇跡的なことだなんだ。笑っちゃうくらい。よくそんなことが書かれたなと思うわけ。だからこそなくなったら二度とつくれない。だって非現実的だから。だからこそ、絵空事でもなんでもいいけど、その文面は残しておかないといけない。
    ・人に好かれて喜ぶっていうのが、ぼくにはよくわからないんだ。人に好かれて嬉しかったことってあんまりないんだよ。「自分が誰かを好き」っていうのは喜びだよ。でも、好かれて喜ぶっていうのは、よくわからない。自分が好きじゃなかったら、好かれることにはなんの意味もないからね。
    ・ホントは知りたくないことを聞かされるっていうことはあるからね。女の子は知らなければ知らないほど好きなの。悩みとか知りたくないの。生まれ育ちとか、トラウマとか。
    ・若いっていうことは確かに悩みが多いよね。ぼくもそうだったの。のたうちまわってた。だからあの頃に戻れって言われたら、ぼくはイヤだね。

    書いたら結構多くなったな。
    でもまだあったりするんだよ。書ききれないから書かないだけで。鈴木さんとの会話もおもしかった。全部書いてたらキリないから書かないけど。
    細野さんの他の本も読んでみたいなーと思った。いろんな意見聞いてみたい!

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    2024年11月24日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    不思議な人、でも素敵な(魅力のある)人。
    生き方、心の豊かさ(心の余裕? 才能?)がそのまま発する言葉や書かれる文章、作曲される音楽、演奏されるベースの音色に表れていると感じるのは私だけではないと思います。

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    2021年08月29日
  • 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた

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    お二方の雰囲気が心地よくて一気に読んでしまいました。細野さんの様な方がいてくださって本当にありがとうございますという思いです。解説の阿部さんも良かった。

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    2020年02月27日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    60歳を過ぎたからこその含蓄のある言葉の数々。聞き手が鈴木惣一朗さんだからこそ引き出せるんだろうなあ。

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    2011年06月06日
  • こころをとらえる響きをもとめて 録音芸術としての〈ロック〉ガイド

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    作品紹介・あらすじ

    録音は、ロックをどう変えてきたのか。
    〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉まで半世紀の変化と、必聴盤150枚を解説。
    ワールドスタンダード・鈴木惣一朗がみずからの音楽観をまとめた集大成。

    音楽の録音は、〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉へとこの半世紀で大きく変化していました。その変化はロックとミュージシャンをどう変えてきたのでしょうか。本書では、ミュージシャンで文筆家の鈴木惣一朗さんが自身の体験をふまえながら、録音芸術としての〈ロック〉をガイドしていきます。

    「稀有な録音物は、分け隔てなく、それぞれの人の「こころの奥のポスト」に、あたたかい手紙を送ります。そして、その手紙を開けば、聴く人は、必ず〈諍いのない世界〉へと導かれる。改めて、音楽を聴くという行為は、「素晴らしい体験」だと思うのです。」(「はじめに」より)

    *****

    本書を購入した直後に「あ、しまった!」と思った。というのも以前鈴木惣一朗氏が書いたポール・マッカートニーに関する本が面白くなかったからだ。そこで読み返してみようと思ったら既に手元になかった。僕はビートルズ関連の書籍はつまらない内容でも手元に置いておくことにしている。それなのに手放してしまったということは、残念ながら自分にはまったく響かなかったんだな、とおぼろげながらに思い出した。さて、同じ著者による本書、どうなのだろうと心配したまま読み始めた。

    結論から言えば、そんな思いは杞憂に終わった。本書は、氏が音楽プロデューサーとして数多くのレコーディングに携わってきた経験を語った講義の書き起こしと、氏がセレクトした150枚のディスク・ガイドから構成されている。自分の守備範囲のど真ん中を自身の言葉(口述)で語っているから、説得力があって好感がもてた(じゃあ、あのポール・マッカートニーの書籍は一体なんだったのだろう)。

    オリエンテーションの内容は前述のように語り口に芯があり、自然と納得できた。僕も以前、簡単な宅録をしたことがあるので、なるほどな、と同感したり、目から鱗が落ちたり、プロフェッショナルのレコーディングとはこういうものなのか、と新鮮な気持ちで読むことができた。多少手前味噌な部分もあったように思うけれど、面白さに水を差す程ではなかった。

    ディスク・ガイドに関しては3分の1程度は聴いたことがあるアルバムだったのだけれど、残り3分の2は未聴。まったく知らないアーティストやバンドのアルバムも紹介されていた。特にアンビエント系や音響系の音楽はほぼ素通りしてきた。細野晴臣氏の作品にしても初期の頃や「トロピカル三部作」は大好きなのだけれど、ノン・スタンダード期の作品はまったく聴いてこなかった。今回、このディスク・ガイドを読んでいくつか聴いてみたのだけれど、これがなかなか良い感じ。きっと聴かず嫌いだったのだな、と少し反省している。そういう気持ちにさせてくれたことも含めて、本書は気持ちよく読み進めることができた。

    余談だけれど、以前ならこういうディスク・ガイドを読んで、聴きたくなった作品はお金が許す限り購入していた。結果としてかなり無駄な散財もしてきたなと思っている。現在は全てではないにしても、ほとんどの作品をサブスクで聴くことができる。本当に便利な世の中になったな、と実感。それがいいのか、悪いのか、便利になった分、音楽との向き合い方も少しずつ変わってきているようにも思える。

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    2025年11月14日
  • こころをとらえる響きをもとめて 録音芸術としての〈ロック〉ガイド

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    鈴木惣一朗さんの作品は残念ながら未聴、細野さん周辺の方。レコーディング現場の時代毎の変遷がまとめられた本は少ない印象。貴重です。
    ディスクガイドの80年代までは知っているものが多く、それ以降は知らないものが増える。著者と同年代だが、社会人になってからは、時代の音楽を追わなくなったということか。

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    2025年04月01日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    いい意味で年齢に抗わずに生きていきたいと思った
    人に思ってることを伝えるのってやっぱり難しいなと思った

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    2023年12月11日
  • 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた

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    面白かった。
    もっと小難しい、いや大難しい人かと思っていた。
    そんなことはなく、
    でも、流石かつ意味は分からない名言も多く、
    なんか勉強になってしまった。
    今やリビングレジェンドになってしまった。
    お元気でいてほしいです。

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    2023年05月24日
  • 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた

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    細野晴臣の音楽理論と普段の生活のこと多くの話題は震災その事
    音楽以外の知識が多くて驚いた
    憧れるカッコつけないカッコいい大人

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    2021年10月31日
  • 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた

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    東日本大震災の余波が残る2012年の夏から2014年にかけて、細野晴臣が、自らが見出したミュージシャンの鈴木総一郎を相手にして、徒然なるままに語った雑談ドキュメント。

    長年の付き合いがある相手だからか、また東京の名喫茶などの場所の力もあるのか、非常にリラックスした雰囲気の中で、細野御大の肉声が浮かんでくるような気がする。時期的には名作「HoSoNoVa」や「Heavenly Music」のレコーディング時期にあたり、それらの作品の背後にある御大の思いも理解することができ、ファンにとってはたまらない。

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    2020年04月04日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    ネタバレ

    世間のこと、世界のこと、老いること、祈ること、そしてよりよく生きること-。日本の音楽シーンを牽引してきた音楽家・細野晴臣が、20年来の仲間・鈴木惣一朗を聞き手に、大事なことを「小声」で語った人生問答。

    声高に語ってないゆるさが好きです。

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    2017年12月24日
  • 細野晴臣 分福茶釜

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    ◆YMO細野晴臣のインタビュー。もちろん最大のテーマは音楽。というよりむしろ音。90年代、スピリチュアル+アンビエントにのめり込んでいた時期の話が興味深い。◆生活、恋愛、人間関係、などについて、これまで断片的に語られていた細野語録の集大成。◆家庭人細野の一面も。お孫さんとたわむれる話とかかなり楽しい。こういう老人がいてくれると日本も安心だ。

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    2011年10月18日